豊岡吹奏楽団

三度の飯より楽器好き!

練習日誌 12月15日(水)

練習日誌 12月15日(水)

・サンタさんが来たわけじゃないけど、昔買ったアンサンブル楽譜がいくつか、実家の倉庫にあった。今日集まるメンバーがまたまた「あの4人」だったら、金管五重奏曲をチューバぬきでやってやる。
・8時半の時点での参加者は、アルトまえだ・ボーン斎藤さん・クラ民ちゃん(到着順)。エワルドの『金管五重奏曲』のパート譜をそれぞれに配ってみる。トップペットは民ちゃん、セカンドペットはまえだ。配るとき曲名を明かしてなかったので、“また変な楽譜吹かされるでぇ”と思ったのか斎藤さん、「チューバの楽譜か?」と怪訝そうな顔をして楽譜を受け取られた。いえいえ、れっきとしたトロンボーンの楽譜ですよ。自分の楽器でちゃんと吹ける楽譜だと分かって、ちょっと嬉しそう。
・難しい曲だから今日は1楽章だけでもできたらよいわ。そう思って譜読みに励む。しばらく個人練習した後、トップ民子と合わせてみた。アンサンブル曲だから当たり前のことなのだが、同じ楽器の楽譜とはいえ1番2番で動きがまったく異なる。何ヶ所か同じメロディのハーモニーを吹いてるところがあるが、全然違うことやってる部分の方が多い。いつもと勝手が違って…、お、おもしろい。でも5人の音がそろわないと、曲が見えないよー。メンバー揃ったときにきちんと楽しめるように、譜読みを完全にしておこう…(がむしゃら個人練習がまた続く)。
・ガラガラっと出入り口の扉の開く音。ホルン中井さんにしては軽い足音が近づく。練習室の引き戸がサッと開くと、久しぶりっ、さっちん高尾登場。おお、フルートが来たぞぉ。急遽、金管五重奏曲をひっこめて管楽六重奏曲『黒人霊歌・誰にも言えない私の悩み』の楽譜を出す。これは、フルート・クラ・アルト・ペット・ボーン・チューバという異色の編成のアンサンブル曲。タイトルを見て、クラ民ちゃんとアルトまえだは「私、実は眼球に傷もちでドライアイです」「実は私、坐骨神経痛です」と“私の悩み”を暴露しあっていた。ううう、誰に言ってもしょうがない私の健康上の悩み。…もっと胸がトキメクような悩みがほしい。
・残業あけのホルン中井さん、ようやく参加。ありゃ、この黒人霊歌、ホルンがないわ。ということでまたまた楽譜をひっこめ、管楽八重奏曲『薄暮の都市』を出す。これは但馬のアンコンで人気のある、木・金・打を網羅した編成の曲。ぱっと見た感じ、変拍子なので難しそうに思うが、ノリのよい曲。案の定、譜読み始めはみんな眉間にシワよってた(「けったいな曲!!」byさっちん)が、合わせてみて慣れてくると手応えを感じてきたようだ(「きちんとやってみたらオモロイかも!!」by民ちゃん&さっちん)。終了10分前にユーフォ岩下さんが来られたので、チューバの楽譜を吹いてもらい、通してやってみた。ええ曲かも!! 小人数の冬の練習にはぴったしの楽譜、ここに発掘。
・アンサンブルの楽譜は当然のことながら、休みが少ない。だから「こりゃぁ、リハビリにええぞぉ」。これは誰のセリフでしょう? 楽器を吹かない一ヶ月を過ごして衰えを感じている人。それは斎藤さん…。

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