・先日見学に来られたフルートのママさんが入団して下さいました。やんややんや。名前はくわがきさん。今日も息子ちゃんと一緒に来場です。今日の練習は、この5才児ひとりにひっかきまわされることとなる…。とにかく元気で、練習中ずーっと走り回っていた。かつての豊吹訪問幼児にはいなかったタイプだわ。
・今日は、『カラオケデュエットメドレー』で高校生を洗脳しにかかる。エロい演奏…というより、ムードのある演奏ができるようになる明日に向かってのレッスンワン。ねばる吹き方をしよう。タンギングはしても音と音との間のすきまをなるべくなくす。音の長さを十二分に保って、俗に言う「ベタ吹き」をして、音が弾まないようにしよう。あ、一音一音ねばろうとするあまりに、後押しになっちゃダメだよ。アンブシュアの圧力、息のスピードは一定に。…じゃ、クラ民子、模範実演して。この言葉を聞いて、民ちゃんは「えぇっ!?」と一声発し、“あっしですかい?”という目で私を見ている。“あっしにエロの見本を吹けとおっしゃるんですかい?”と言いたそうな、不本意そうなまなざし。そんなに目で語るな。いきなり佐野さんクラスの超ド級エロを目標におくわけにはいかんのだ。ソフトムーディから入門させねばならんのだ。「えぇっ!?」の後から約3秒間、ここまでの会話を目で戦わせてから、民子の『居酒屋』を聴かせ、次にクラ女子高生りえりえと一緒に吹かせる。なんか自分の吹き方は違う、どうしたら近づける?と、りえりえ、必死にくらいついてきます。曲の性格によって音色や音形に変化をつけるということに慣れてないみたいだ。演歌の道は険しいぞ。これからきりきり精進しような。エロエロ民子についていくんだぞ。
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