・本日のメンバァ~。フルートゆうこりん、クラなお・りえ蔵・アラッキー、アルト佐野・まえだ、ホルン中井、ユーフォ山本。今日も6対2で木管の勝ちぃ。それでは、今日は『タンツィ』のこまけぇとこの練習に専念する。2楽章の練習番号40から。ここから18小節の間、木管は16分音符&トリルの嵐と格闘せねばならぬ。ゆっくりのテンポから合わせる。14小節目の指使い、タンギングも細かく入れるとこだから合いにくい。この小節を何度も繰り返す。次はその小節の1小節前から合わせる。何度も繰り返す。次はその2小節前から合わせる。何度も繰り返す。次はその2小節前から…(以下同様)。だんだん合わせる部分を長くしていって、最終的には18小節のカタマリをよどみなく吹けるようにする。のみならず、全員の縦の線を合わせられるようにする。それも、ごく自然に聴こえるふうに。繰り返す。繰り返す。しつこく。ねちこく。丁寧に。
・金管は、もちろん木管とまったく別の動きをしている。でも、動きは別でも同じ曲、同じ音楽を奏でているんだから、金管もテンポに従ってかっちり吹いてね。でないと、木管がびっちり合ったとしてもバラけて聴こえちゃう。「そうだぞー、たのむでぇ!!」by佐野さん。責任転嫁できると思うと、とたんに元気になる佐野さんです…。
・いつも、ここを苦手そうにしてた佐野さん、ミスがなくなってきた。だんだんできるようになってきましたねぇ。「指があったまってきたしけぇにな」。えっ、そんな理由なんですか。じゃあ、練習のときはおばあちゃんがよく使ってた指先のない手袋してきたらどう?「軍手の先ちょん切って、作ってみらぁっかなぁ」。そんなんしたら糸クズがぼろぼろ出てきて楽器に詰まるやろー!!(a little怒)。
・18小節ものフレーズを何度もやってると、どっかで誰かが落ちる(=吹けなくなること)。「休んでもいいぞ。だけど必ず戻って来い!!」。ビリー隊長も言ってます(fromビリーズブートキャンプ)。キャンプインした経験はないはずだけど、みんな、当たり前のようにまたすぐ次から吹き始める。みんなすごいなぁ。落ちたら最後、もう加わらないって人は一人もいない。失敗しても失敗してもすぐまた立ちあがる。ここをどこだと思っている!!(byビリー)。豊吹練習場のはずだけどなぁ。
・掛け合いの部分の練習もした。ここ、クラ1st対その他の木管ってことになってるから、クラなおちゃん一人奮闘。音量的にたいへんさぁ。「負けませんっ」byなおちゃん。おおっ、見えます、乙女の底力。
・3楽章のこまけぇ練習もやって、最後に2楽章のコーダのアンダンテ部分をやって終了。ラストのクラトレモロが静かに終わった後、佐野さんが感心したように言った。「…イエぇ~イ」。佐野さん、ここのイメージはロシアの深閑とした自然の中でがす。「イエ~イ」はやめておくれでがす。
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