豊岡吹奏楽団

三度の飯より楽器好き!

練習日誌 2月25日(水)

練習日誌 2月25日(水)

・こないだから、ばり作に復帰した私。アルトもええけど、やっぱ私はバリサクが好き。「バンドの色や個性は低音と打楽器で決まる」という言葉を、とあるバンド指導者の方から聞いて以来、私の目標は「バンドの色を作ることのできる低音奏者になること」だ。もっとも、悪い方に色を変える奏者になっちゃーいけないが。精進、精進。だいそれた目標で、達成できんかもしれん可能性大だけど、あきらめましぇん。目標をもってる状態ともたない状態とでは、出てくる音はまったく違ってくる。日々ちょーっとずつ伸びていく植物の上を毎日飛び越えて、じょじょにじょじょに高い跳躍力を身につけていく忍者のように、毎回の練習を大切に、ちょっとずつでも自分磨きをしていこ。うん。
・最近の気候の変化が急激なせいか、なかなか楽器の調子が安定しないなぁ。今日は、チューニングにいつもより時間がかかった人が何人かいた。けっこう暖房ききすぎてた、というのも原因かなぁ。管楽器はデリケートなものですな。
・今日のユーフォ岩下さんは、仕事場からチョクで来てくださいました。だから、楽器がいつもの愛器じゃぁないの。すっごい吹きにくそうにしとんなった。チューナーのメーターに合わせて「うーん、高いなぁ」「え、ウソ?こんなに抜いとるのに?」「もっかい。うーん、まだ高いなぁ」「えー、ウソー?泣くわー」と調整地獄にハマっとんなった。
・まずは、『栄光をたたえて』。最初のコラールなめらかにねー、などとちょこっと言ってから始めてみた。ど頭の音の出からキンチョー。1回目はブァッと出ちゃって、ストップしてもっかいしきり直し。2回目はまずまずスムースな出。この曲の譜読みを始めて間もないということもあって、美しい演奏とはまだまだ言えないのだけど、みんなの音から「できる限りレガートに吹こう」としている姿勢が聴き取れる。やっぱただ漫然と吹くのと、何かめあてをもって吹くのとは、全然違うんだー。実感―。
・次の『平和への行列』。私個人的に、中間部の朗々とした旋律・対旋律をどう歌うかがこの曲のキモだ、と思っている。この部分、legatoって指示だけど、スラーはついてないのよ。スラーなしのメロディを吹くとき、タンギングする前にわずかだけど「すき間」ができちゃってる人、けっこう多いと思う(私もよん)。それでブツブツと切れた感じに聴こえて、音と音とがつながらなくなっちゃう。タンギングしても、その直前まで音の長さを保って。音のすき間を埋めるようにしよう。意識してそうしてみよう。
・『ラメセス』通した。わ、分からん、この曲…。つかめない…。早く来い来い、ひろいちゃん。みんなが君を待っている。しかし、デモ演奏音源が切実にほしくなる曲だね。
・ちょい休憩してから『キャンディード組曲』やって、練習終了。早くインテンポで吹けるようになりてー。まだまだできまっしぇん。ゆっくりのテンポから丁寧に個人練習してぐわんばらねば。チューバ松岡くんがごっついがんばってた。前回つかみにくそうにしていた変拍子のリズムを、今回はなんとかテンポにくらいついて吹ききっていた。えらいっ。私もがんばろ。

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