豊岡吹奏楽団

三度の飯より楽器好き!

練習日誌 11月15日(土)第23回定期演奏会

練習日誌 11月15日(土)第23回定期演奏会

・昨夜は、練習から帰ったらバタンキュー(←なつかしい言い回し…)。今日の準備をしておけばよかったのに、何もせずに寝てしまったから朝からバタバタ。洗濯もん干したり朝ごはん作ったり後片付けしたりしてから、ダンナの衣装を準備する。礼服上下とカッターシャツと団のトレーナー。おっとと、蝶タイも忘れちゃなんねぇ。ガーメントバッグにシワにならないよう収納して、よしっ完璧。いつでも出発おっけー!! …って、あんた自分の衣装、忘れてるよ!! あわあわ。1部で着る白黒と指揮用のブラウスジャケットとコサージュと団のトレーナー。黒クツも入れなきゃ。ひぃぃー。あ、まだ化粧してない。急いで壁を塗って、荷物まとめて車につめて10時40分。やれやれ間に合った。でっぱつしんこー!!
・会館に行く前に、本番終わってからの打楽器を返す段取りを確認するために豊高へ行く。学指揮の大島クンが「僕、聴きに行きますから。終わったら部室のカギあけに来ます」と言ってくれた。わーい、ええ子だなやー。豊高から何人か聴きに来てくれるらしい。がんばらんとー。ええ演奏聴かせんとー。
・11時。市民会館にメンバーが集まる。あらかた人数そろったところで、パンフレットの準備にかかる。お客さまへのアンケートと、他団体さまの宣伝チラシをはさみこむ。二手に分かれて流れ作業。ボーンともみん、果敢にチューバたにしたと共に仕事する。作業終了後、「今日は、厳しくなかったー☆」と喜こぶともみん。よかったね。ともみんVSたにしたの三番勝負、今回は引き分け。これにて一件落着。
・昼ごはんは各メンバーがめいめい自由に食べる。おじさん達はコスモス(市民会館レストラン)に行ったり、若者達は外のお店に食べに行ったり、おのおのまちまち。パーカスめぐ&さーやとクラ助っ人山﨑は、小僧寿しからマグロのごまタレ丼を買ってきて楽屋で食べていた。《食べながらの談笑》めぐが「ねえねえ、ほうれん草のおひたしって何かけて食べます?」っていきなり聞くから、「へ?しょーゆだろ?」と反射的即答で返すと、「ほらーやっぱりなー」と大笑い。そこでさーやが「えぇー、マヨネーズかけて食べませんかー?」って聞いてきた。出た!!マヨラーだ。さーやが言うには、おでんのたまごの黄身にかけて食べても美味しいそうだ。うぉー。「今度試してみて下さい。とってもおいしいからー」と熱心にすすめる。真性マヨラーだ。しばらく、女子楽屋に誰かが入ってくるたびに、ほうれん草に何つけて食べるか尋ねて遊んでいた。やっぱり、ほとんどしょーゆだよ!! あ、ポン酢って人もいた。
・1時半からリハーサル開始なので、楽器や楽譜の最終チェック。んで、指揮棒を出そうっとカバンをのぞきこむと、…ない。指揮棒わすれたー。がぁーーっん!!!! 普段使いの「さいばし」しかなーいっ。私はさいばしでリハを振る女。しかもショスタコを。うわーん、いやすぎるー。
・開始時間ちょっと前にチューニングして、司会のきよみママや会館のスタッフの方々に挨拶してから、1時30分、通しげいこ開始。司会や照明の流れをスタッフの方々につかんでもらって、団員も本番と同じ雰囲気に気分を慣らしておく。そのための練習な訳だから、てきとーに力抜いて吹いてねー。とくに金管はね。パワーは本番にとっておいてね。
・テナーふじおか、リハーサルから「エルクンバンチェロ」でおたけび炸裂。たしか私とおないどし。若いよなー、気構えが。声のハリが違う。気合十分のようだ。発散してくれ、何もかも。
・本番通りにざーっと流して、リハ終了。ふいっと時計を見ると3時25分。おおっ、ほぼ2時間だ。本番では花束お祝い披露が入るから、もうちょい長くなるとしても、いいタイムです。べつに制限時間が決められている訳でもないが、なんとなくうれしい。
・ リハ後の練習はちょこちょこにして、夕方休みをたっぷり取ろう。「エルク」のフルートソリのマイクバランスをチェックしとかなきゃなどと考えてたとき、フルートさっちん高尾が到着。やっと仕事がすんだようだ。彼女はショスタコで大きなソロを抱えているから、一回は練習させてあげなきゃいけない。「エルク」のフルートソリの部分と第1部のせんださんの曲をところどころ合奏した後、「革命」の中間部のみ合わせる。これでいいかな?おっけーかな? よしっ夕食休憩だっ。泣こうがわめこうが、あとは本番だーっ!!
・夕食は、団で注文したお弁当。みんなの分あるでよ。ところで、最近は「唐揚げ弁当」と注文しなくても、たいがいオカズにトリ唐が入ってるようだ。とよすいが注文する弁当もご多分にもれず唐揚げ入りだったのだが、ホルンひろいちゃんが「ボク、本番前にアブラもんは取らないようにしてるんですよー」というポリシーを持っていることが、去年発覚した。彼の本番への自己管理、驚くべしべし。他にもトリ唐がダメだという団員がいたことから、今年はトリ唐の他にシャケの入ったお弁当に。各行事の糧食調達は庶務部のおしごと。いろいろ気配りありがたう。
・わーいわーい、本番だー。きんちょーするわーきんちょーするわー。アルトあづあづ、今回も緊張してますな。りらーっくすりらーっくす(←「美女か野獣」の福山雅治みたいに読んで)。
・第1部、好調な滑り出し。「ひょっこり」はテンポが速くなってリズムが甘くなりがちになるのだが、リハのときより落ち着いてるみたい。せんださんの指揮って“おとなの棒”って感じ。あんなふうに堂々と振れるようになりたいなぁ。
・「サザエさん」で、出ましたユーフォ岩下さん!! 冒頭の出だしを2拍早く出てしまいました。やっちまったー。でも、あれイッパツで一気に緊張がほぐれました。ありがとう!!岩下さん。くぅぅぅ~。
・「サンダーバード」では、金管が盛り上がってた。2部の分のパワーも注ぎきったように聴こえたけど大丈夫? 知ぃらないよー。
・10分休憩はさんで第2部。すばやく着替えて、気分を切り替える。ああー、ショスタコが何事もなく進みますようにー。客席のお子様たちが泣き出しませんよーにー。3拍子のとこ振り間違えませんよーにー。このさい、どんな宗教の神様でも伏し拝みたい気分。すげー気弱になってる。ショスタコはそれほど怖い。
・リハ終了時、司会のきよみママ(高校時代はバレーに青春)から「よかったよー。特に『練習曲』って曲がとってもかっこいいと思った」というお言葉をもらっていた。吹奏楽のオリジナル曲って本来、吹奏楽をやったことない人でも、その曲を初めて聴く人でも、十分楽しめる。昔はそう思っていた。それがいつの間にか、「オリジナル曲はマニアック」という説を聞かされ、最近は実際マニアックな曲調のものばかり蔓延してきたので、私の考えは間違ってたかー、と思うようになっていた。でも、ホントに魅力のあるオリジナル曲は一般のお客さんのハートをつかむことが確かにできるんだ、と今回きよみママの言葉から実感することができた。なんかうれしい。「練習曲」、万歳。これからもかっこいいオリジナル曲を取り上げていこう。
・第2部、無事終了―。よかったー。コンクールのときと同じく、舞台の上のことはほとんど覚えていない。棒を振ってる最中(もなかではない)は、いろいろ頭の中で考えなきゃいけないことがいっぱいあって、観察するということがオロソカになってるみたい。一度にふたつのことができない人間なもんで。脳細胞つるつるで、しわが全然ないんです。いきのいい脳細胞が増える歳のころ、ぼーっとしてたむくいだな。
・第3部の幕開けで、一芸やらせていただきました。背中から指揮棒はやしました。マーチング好きな方にはおなじみの、ファントム・レジメント(=チーム名)のコンダクターの芸をパクっちゃいました。この場を借りて、白状いたします。
・3部も覚えてないなー。あー、「ホールニュー」の松田さんのソロのゆれ方を、「あー松田さんのゆれ方だー…」って(←そのままやないかいっ)思いながら見てた。それだけだー。ごめんなさい。
・アンコール曲「ヘイ・ジュード」の楽譜を指揮譜面台に用意して、第1拍目を振り下ろしたとき、実は私の頭の中には「ウィーアーオールアローン」の出だしが流れていた。みんなの音を聴いて、はっと我にかえって冷や汗かいた。おぉっとろっしゃやー。
・終わったー!! 終わった終わった、ごくろうさんっ。まずは楽器片付けて、それからお客さんお見送り。氷上吹奏楽団の友だちにチケット渡してたら、5~6人も誘って来てくれてた。遠方をはるばるありがとうございました。私の友だちのダンナさんも来てて、その人が「いやぁ、初めて聴きましたけど、『練習曲』いい曲ですねー。演奏も迫力ありましたー」と言ってくださった。へへへへ、曲も演奏もほめられた。うれしいなぁ。
・後片付けだーっ。今年は、分担をあらかじめ決めていたせいか、短時間で終わった。みんな、割当ての仕事以上のことを自分で見つけてやってたようだ。特に、金管女子。金管女子といっても、ペットたにむら・ホルンやよひ・ボーンともみんの計3名。ロビー清掃を割当てていたんだが、なんと2階ホワイエの掃き掃除も少ない人数でやっていた。ものすごい仕事量だ。えらいっ。りっぱ。今日はゆっくりお寝み。

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