豊岡吹奏楽団

三度の飯より楽器好き!

練習日誌 2006年10月21日(土)

練習日誌 2006年10月21日(土)

・きゃー!! 1ヶ月も空いてしまったわー!! またまた休載ごめんなさい。家族が調子わるなったり、定演パンフの原稿書きをもたもたしてたりしてて、戦務帳をお留守にしてました。平にー、平にご容赦をー…。
・さあさあ練習。音楽室だ。はこべ、はこべ、打楽器運搬。のぼれ、のぼれ、外階段。パーカス細見クンが階段登りを終えたところでなんか苦しそうにしている。「ひ、ひざが…、腰が…」。もうジジイ化ですか?骨ですか?カルシウム取って日光にあたってください。
・今年の定演はバリサクもファゴットもいない。木低(もくてい)の屋台骨はバスクラさくらが一人で支えることになる。だから、『アマデウス』のB.Saxパートとか、『ジャパグラ』のFgパートとか、みーんなさくらに回される。『アマデ』の“アイネクライネ”なんか木管アンサンブルだから、さくらの一人ベースである。そこは自分がとよすい木管全部の大将みたいな気持ちで吹かんといけん、みたいな話をした。さくらはそのとき、顔中の穴という穴をいっぱいに開いて「っがーん!!」の表情を作っていた。追い討ちをかけるようにアルト佐野さんが「よっ、大将!!」などと声をかけると、彼女、完全に硬直していた。ふふふ、おののけおののけ、苦しいことは若いうちにたっぷりしとけー。
・『ジャパ・グラ』の“太陽にほえろ”のラスト、全員フェルマータの最中にアルトのアドリブソロがある。フェルマータ切るの、どうやって振ろうかな? 佐野さん、どんなふうにソロの区切りつけられますか?と尋ねたら、「うーん…分かれへんわー…。また考えとくわ!!」。はーい、じゃまた後日合わせて下さーい。すると佐野さん、笑顔で「これが、よー考えれれへんのだわいやー」。えーん、自信たっぷしに言われてもー。お願いですから、本番に間に合うように決めてくださいよー(泣きの懇願)。
・“Gメン”のゆるいテンポでシブく聴かせるペットソロ。ケンヂ上坂がお送りします。…って、しっとりお聴かせしたいのに、ケンくん何故かトチるトチる。楽譜上は一見なんでもないように見えるところで、一音抜かしてしまった。も一回やっとこうかぁ。…と繰り返すと、また同じところで同じミス。おやぁ今日はどうしたのー?ケンくん、みるみるうちにまっかっか。よーしおもろいから3回目!! またやってもた!! なんかにつかまったな。その後4回目にして、ようやく彼は何かの呪縛から抜け出し、ふっきれたようなプレイを聴かせてくれた。豊小2階音楽室には魔物がいる。その名は「トチリ神」。いつかはあなたのすぐ側に行くかもしれません…。
・“Gメン”が終わって“はぐれ刑事”に入った。ここでエスプレッスィーヴォ・フルートソロ!! …あれっ、音がないよー。本日のFlパート、松田長老お休みで女子高生コンビのみ。この曲は、まりまりがピッコロ、まなまなが2ndフルート。1stの人が居ないときは他の人がソロ吹いてねー。この曲、2ndの楽譜に1stも書いてあれへんだったかいなぁ?「いや、書いてある書いてある」。後ろから覗きこんでホルン中井さんが返事する。そーか、これはチャンスだと思って、遠慮せんとどんどん吹いたらええんやでー。「そぉーだ吹け吹け!!」アルト佐野さんの檄が飛ぶ。後ろから気楽げーなおっさん連中にやいやい言われて、だいぶはずかしそうなまなまなと、気遣わしげに苦笑いするまりまり。ほい、やってみよう。と合奏してみると、おおぅ、やるじゃないですか、まなまな!!音量こそあまり出てないものの、テンポ音程タイミング、練習なしでいきなり吹いたにしては申し分なし。ほらー、吹いてみると力試しになるもんやろー。
・『功名が辻』を合奏。この曲、原調で編曲してあるから音域が高い。クラ、サックスのメロディ部隊が特に。高い上に、跳躍が激しいから音がなかなかつながんない。しかもメロディラインはレガート。くーっ!!憎たらしいの!! でも、かっこいいの…。ああ、それなのにそれなのに。みんなやっぱり吹きにくそう。音色が怒ったようになってしまって、なかなか柔らかさがでないの。この曲への気持ちは片想いで終わってしまうのかしら…。棒もむずいしなぁ。8分の7拍子、4+3で振ってるけど、厳密に言えば3+1+3だし。どうやって振ったらしっくり振れるんだか…。あっ!!!!今、スコア見てたら、8分の7の振り方思いついた!!!! わーい、次の合奏で試してみよーっと。(請う御期待)

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