豊岡吹奏楽団

三度の飯より楽器好き!

練習日誌 2006年 9月16日(土) 国体炬火リレー

練習日誌 2006年 9月16日(土) 国体炬火リレー

・国体炬火リレーです。いやーとうとう来たわ、この行事。ちょっとわくわく、ちょっとびくびく。楽しそうなんだけど、経験したことないから、どんな進行になるか何かハプニングが起こるか分かんないんだもん。まぁでも、何かあったらスタッフの方々の指示に従えばよいのだから、行事を楽しみましょー。
・でも雨模様です。とよすいTシャツ[オレンヂ色]のデビュー戦なのに。びたびたにぬれてしまうのかオレンヂT。色落ちしたらどうしょうオレンヂT。せっかくのおニューなのに。(Tシャツより楽器の心配せっちゅーの)
・もうすぐ9時半。集合場所のじばさん駐車場に向かう。あっいるいる!! ぎょーさん。じばさん玄関前にわらわらとたむろしているオレンヂ色の集団。まだ9時になっていないというのに、この集合のよさ。聞けば、ペット坂ちゃんなど、駐車場が空いてるかが不安なので30分前に来たという。石橋叩いて渡るクンだー。海軍5分前行動より6倍すごい堅実行動。ベース川崎さんも同じような時間に来られたらしい。さすが団長・副団長!!
・みなさんご自分の車がすぐそばにあるし、9時半までまだ間があるし、ここで今日の参加賞グッズの受け渡しをしよう。こ、これは良いモノだー。国体ロゴ入りポロシャツ、揃いの柄の帽子、それから国体記念章。この記念章がいいのよ。メダルバッジなんだけど、分厚い作りでずしりと重い。銅色に鈍い光を放ち重厚な様相を呈しながら、中央の図案は「はばタン」。かわいカッコいい。ええもんもろたー。
・ポロシャツはそれぞれサイズがあるので、配りやすいように前もってタグに名前を書いておいた。川崎さんが配るのを手伝いながら尋ねられた。「ねぇねぇ、この“ぷれじでんと”って書いてあるの誰の?」。川崎団長、あなたのです。昨日、ホルン中井さんからメール送信された配車表の中の“TOYOSUI1”っていうのも、団長の車のことです。米大統領搭乗機=エアフォース1、よって豊吹団長乗車機=トヨスイ1。
・ここで、ホルン中井さんの携帯にメールが入った。フルートまりまりからだ。今日来れなくなったって。っがーん、かなしぃー。ん?続きがある。「昨日、川﨑さんの携帯に連絡したのですが、お返事がなかったので心配になって、中井さんにメールしました」。…川﨑さ~ん、返事出してあげてくださいよー。「いやぁ、携帯でメール打つのってなんか苦手で…」。言い訳する姿がなぜかかわいらしかった…。しかしまりまり、丁寧な連絡で感心。確認のメール入れるなんて気配り十分です。
・一人減ったが一人増えたぞ。雨で地区の運動会が中止になって、ユーフォ岩下さんが来られた。わーいわーい、岩下さんと吹けるー。うれしぃなー。
・ボーン斎藤さんが来られておっしゃった。「浮田さんが会社の駐車場に車置いてもええでってー」。おおっテナー浮田さん(現在休団中)。我が団の影の後見人。練習にはお忙しくて来られないが、今日のようにときどきさりげなく助けてくださる。顔は見えずともその存在感は大きい。あしながおじさん?…長いか?(←失言)
・よしっ9時半になった。会場へ出陣!! と、意気込んだが、一人足りない。誰よ!! ユーフォ山本がまだ来ていない。配車計画上、彼を乗せることになっている坂ちゃんは、気をもんでいる。欠席するという連絡もない。どうなってるんだろ?事故にでもあってなきゃいいけど。川﨑さんが山本くんの携帯に連絡してみた。すると、「市役所(会場)に直接行くらしい」ということだ。えっ?会場付近は駐車場が限られてるから乗り合わせて行くって予定なのに。しかも連絡もせずに勝手に動くとは…。こんなアホ、もとい革命的なヒトの身の上を心配していたのかと思うと、ホッとすると同時にヘナヘナと力が抜けてしまった。演奏も行動も、周りに対する気配りが大切よね、吹奏楽団ってところは。つくづくそう思いました。
・気を取り直して会場へ。市役所前の広場に演奏場がしつらえてある。雨天決行なのでテントが張ってありその下にイスが並べられている。さて、ドラムセットのセッティングだ。細見くんのベードラを置こうとしたら、下が雨で濡れている。マット持ってきた?「持ってきてません」ありゃ!!細見くんはわりと平気な顔して「そのまま置いてください」なんて言っている。ダメだ~よー。市役所のスタッフの方に「すみません、段ボールがあったら頂きたいんですがっ」とお願いした。すると、即座に!!段ボールが提供された。しかも大量に。ありがとう、防災課の原田さん!!
・よしみんな位置についたな。チューニングもすんだ。10時半だ。これから20分間、炬火が到着する10分前まで、にぎやかしの演奏をするぞー。曲は4曲準備している。ぼちぼちとやりましょか。最初は『はばタン』ねーと確認していたら、大開通りのスピーカーから『はばタン』が流れてるのが聴こえる。…かぶっちゃってる。まいっかー。
・雨が降る降る、雨が降る。テントは奏者でいっぱいだ。指揮者はぬれぬれポイントに立つしかあるまい。しかし、かろうじてテントの中に半分体を入れて棒を振っていたのだが、屋根布をつたって雨水が私の背中を襲う。はははは平気さぁ。冷たくなんかないさぁ。これぞまさしく年寄りの冷や水。すると、パーカスめぐがレインコートをかけに来てくれた。わぁありがとう。助かったー。曲の合間に聞くと「原田さんが“中井さんに”って、持って来てくんなったの」ということだった。わぁーありがとう、防災課の原田さん!!パート2。
・4曲目の途中で、スタッフの方からストップの指示があった。炬火がもうすぐ到着するというアナウンスが入る。しかし、まもなくスタッフの方から伝えられたのは「20分ほど到着が遅れるそうです」。もうしばらく演奏していてください、ということだった。うおっ!!もう曲がありません。隊長!! 弾がっ、弾がキレました。そこで鶴の…じゃない、ユーフォ岩下さんの一声、「『はばタン』やろう!!」。やりましょう、はばタンをもう一度。渾身のはばタン。どぅだー!!しかしまだ火は来ない…。あー、定演の曲の楽譜とか持ってくればよかったねー、などとしゃべりつつちょっと休憩タイム。私が、「よし次は『功名が辻』!!」とたわむれに口にすると、隣にいたクラしほつんが「いやだぁぁー」とマジで嫌がっていた。冗談っすよ。
・このふいに空いた時間をどう過ごそうか…。リレー走者隊の方々も手持ち無沙汰そうにしてらっしゃる。走者隊の個々の中で記念撮影が始まった。それをぼーっと眺めていて、あの御方の姿が目に飛び込んできた。そうだ、あの御方ととよすいで写真をとってもらおう。私はハズカシさを必死にこらえて叫んだ。「しちょぉー!!中貝市長ー!!」…。この時間を利用して楽団と一緒に写真を撮って頂けませんか、とお願いしたところ、寛大な市長はこころよく受けてくださった。めぐのデジカメで私が撮ろうとしていたら、原田さんが撮って下さった。わぁーありがとう、原田さん!!パート3。
・その後、とよすい隊は、珍しい模様のカサをもった観客を見つけて「何の模様だろう?」と予想したり、その模様をさりげなく走って見に行ったり、「テリア柄でした」と確認・納得したりして、時間を過ごした。そして、ついに!!「炬火が到着しました。みなさん、拍手でお迎えください」のアナウンスが。せーのっ。ぱーん、ぱ・ぱーん、ぱぱん・ぱぱん・ぱぱん♪ 『スポーツ行進曲』だぁーっ。炬火リレー隊が市役所前広場に入場しました。ちょっち興奮、なんか感動。ああーっ無事に着いてよかったー。そして大会旗と炬火の引継ぎ。次走者隊が出ます。「出発用意!」「駆けあーし!」「進め!!」。せーのっ。ぱーんぱぱっぱっ・ぱっぱっぱっぱっ・ぱっ・ぱーぱんっ♪『ウィーンはいつもウィーン』よーっ。走者隊が広場を出て、後走車が続く。長い行列の最後が広場を出るまで曲がもつか。もうすぐ終わり、というときに原田さんが「いい長さです」と言ってくださった。ああうれしい。Fineまで演奏し終わる。広場に行列は残っていない。よしっ役目は果たせたぞ。みっしょん・こんぷりーと!!しゅーりょー!! みんな、お疲れ様でした。市役所スタッフの方々、お世話になりました。とっても楽しかったです。
・土曜練習は“もちろん”行なわれたが、私はちょっち他のバンドの用事があってお休み。よって練習の分の戦務帳もお休みさせていただきます。営業日誌だけでご容赦をー。

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