豊岡吹奏楽団

三度の飯より楽器好き!

練習日誌 2008年2月2日(土)

練習日誌 2008年2月2日(土)

・佐野さん、来た―――――――っ!!! 「まぁあ、忙しぃぃてかなわんわいやー」byアルト佐野さん。聞いてみれば、津居山の役員としての仕事は想像を絶する内容だった。土日は毎週のように会議、それも朝から晩まで。それと日役、神社やお寺の清掃や神社の年始飾り付けなどなど。終わった後はたいてい飲み会。そして、家に帰ったらその日の活動や議事の記録を作って配布の準備。地区の9割以上が氏子であり檀家である。けっこう巨大な組織みたい。かつては日本全国どこの町や村でも、祭や仏事・神事で強力に結びついて地域共同体を形成してたもんだ。忘れてた日本のムラの原型がここに存続してる。感心&ちょっち感動。こここそがホントの日本かも。賢きかな、津居山。
・さっ合奏しよっか。今日は何から始めよう?「『アーティストリー・ジャンプ』っていうの、してくれぇや」by佐野さん。はーい、じゃあそれで。「えっっ?!」。ん?なんか異議のありそうな声出してるのは誰?「2ヶ月続いた『バイキンマン』で始まるという記録が途絶えますがよろしいんで?」byホルン中井さん。そんなに続けてましたか?ってか、そんな記録つけてたんすか?『バイキンマン』やると勢いつくんで、ついつい多用してました…。はーひふーへほ―――っ!!ばいばいきーん。
・荒木さ~ん、合奏やるよー。遅くに来て廊下で音出ししているバスクラ荒木さんを呼ぶ。練習室に入ってきた彼を、どんな反応するかなー?と思って拍手で迎えようとしたら、「よ~ぉ、ピーピー」と口笛鳴らして迎える人が。佐野さん口笛上手ですね…、はっ佐野さん!!「へ、変な口笛…」byクラ民子。「み、見たことない口笛…」byペット坂ちゃん。佐野さんは、口角の両端を親指と人差し指でつまんで、唇を前に押し出して音を出していた。長介状態。いや、アッチョンブリケ状態か?(分かんない人は手塚治虫の「ブラックジヤック」を読みましょう)。「これ、普通の口笛だわいやー」byくちびるむにゅーの佐野さん。フツーじゃありません。初めて見ました。大笑いして佐野さんにみんなの視線がクギづけになってる最中に、荒木さん、地味めにイスに座られました。
・『吹奏楽のための協奏曲』。けっこう中ほどまで進んでから、「ちょっと戻って、まぁ一回やらぁや。えーと……[B]から!!」by佐野。えっ、ほとんど最初からですよっ?“ちょっと戻る”んじゃないんですか? 大好きな曲はしつこくやってもヘーキな佐野さんです。
・後藤洋の『即興曲』。中間部のアレグロに入ってから、ゲンダイオンガク風な無機質なリズムのやり取りが続く。断片的な8分音符の刻み。裏拍で入ったり、2拍休んで3拍目から入ったり。あっ、こんなところに1小節だけ3拍子が!! もうダメ、オチそう!!「…うえぇ~い!!」。ああ~、坂ちゃんオチたぁー。ペット坂ちゃん、楽譜が分からんようになって奇声を上げた。うえぇ~ぃうえぇ~ぃうえぇ~ぃ…。そのとたん、誰もがうなって小島よしお大量発生。主に発声してたのは、お笑いマニアのクラなおちゃんと荒木さんです。
・今日は私、ベース川﨑さんと荒木さんの間でバリサク吹いてます。ブレンドできる相手がいるって、とっても幸せです。低音が一人のときは、音程・音色これでいいんかいな?と疑問だらけで吹いてますが、二人の音を頼りにすると「なるほど、ここの音、こうやってはめればいいんだ」と理解できます。うまく混ざり合えると気持ちよくってうれしくなります。低音仲間がいるって幸せです。仕事で超多忙なチューバ谷下くん、苛烈な職業に就いたバスクラさくら、早くみんなで溶け合いたいです。待ってるぞい。

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