豊岡吹奏楽団

三度の飯より楽器好き!

練習日誌 2003/09/06

練習日誌 2003/09/06

ペット上坂くん、本日練習復帰―!!! 6月のたけのこ村(豊吹のお泊りレク行事)以来だから、実に3ヶ月ぶりです。骨折完治、おめでとう。練習に来た上坂くんは、はにかんだように笑いながら「長いこと、ご迷惑おかけしました」とあいさつした。うぉ~ん、いいひとだぁー(ごうなき)。豊吹の行事中に負傷したのだから、こっちの側こそ上坂くんに迷惑かけたことを謝らなきゃいけないくらいなのに。それなのにグチをこぼす訳でなく、それどころか周りに対して心配りを忘れない。これぞ日本男児よ、但馬人のかがみよ。あーうれしいよかった、こんな人が豊吹のトランペットにいてくれて。おかえりなさい、上坂くん。みんな、あなたを待っていたよ。
続々集まるメンバーたちが、上坂くんを見るたびに「うぉー!!」とか「わぁー!!」とか奇声…じゃない、歓声を上げながらあいさつする。愛されキャラです、彼は。
さーて、練習。今日のチューニングは、イッパツでばっちり合った。一人ずつメーターで音をひろった後、チューニングB♭を一斉ロングトーンして音程を確かめ、それから高音・中音・低音、または金管・木管のパートごとにチューニングし直して、また全員で合わせる。いつもは、こういった作業が不可欠。なのに、今日はメーターでひろった後のロングトーンで音程が合った。ほぅー、なんかうれしい気分。
音出しがてら、アルト佐野さんのしきりで「ヘイ・ジュード」を合奏。とよすいでは独特の並び方で練習しているので、アルトサックスの隣にペットが座る。その日、久々の練習でそして初見でがんばっていた上坂くんに、隣で吹いていた佐野さんが「ちょっとリズムが違うわいやー」「ここはまぁちっとこう吹いてくれぇやー」と注文しまくり。佐野さんは、自分の知らない曲は「細けぇこと言うないやぁ」と軽く流す人だが、知ってる曲となると「これはよぅ知っとるしけぇ、わしゃぁうるしゃぁでー」とノリノリで指示を出す人だ。困ったように吹く上坂くん、なんとか一生懸命、佐野さんについていって「ヘイ・ジュード」完奏。その後、遅れて来たペットたにむらが加わって、ショスタコ「革命」の練習が始まった。この曲も佐野さんの知ってる曲で、しかも「好きなんだわいやー」と言う思い入れ激しい曲。全員合奏のはずなのに、佐野さんによるペットのパート練習のように合奏は進む。「そこは一拍休んで♪うんぱらら・らっちゃっちゃっちゃ♪って吹くんだわいや」「ここ、まぁ一回やってみらぁやー」「ここのトランペット、かっこええよー吹けぇやー」などなどいろいろsaid佐野。ペットたにむらが、たまらず「もうっ、この席、座るんじゃなかったーっ」とぼやいたが、毎回ペットはその位置です。これから先、逃れられないよー。ふふふ。
《後日談》ペットたにむらから聞いたところ、「今年の定演のテーマは“ノスタルジー”だ、そうに違いないって理恵ちゃんが言ってた」そうだ。あー、古メンバーが合奏のとき、これ懐かしい懐かしいってしきりに言ってるし、実際古い曲多いもんなぁ。クラりえ蔵ちゃーん、着眼点は鋭かったけどちがうのよー。今年のテーマは“開局50周年”よ。

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