豊岡吹奏楽団

三度の飯より楽器好き!

練習日誌 12月10日(水)

練習日誌 12月10日(水)

・今日の新曲楽譜は、聞いてオドロケ、シャブリエの『狂詩曲「スペイン」』だっ。たまたま楽譜を持っていたので、この機会に放出した。無謀?無謀? ま、ゆっくりやりゃできるだろ。…ってそれじゃスペインじゃねーよ!! とお叱りを受けそう。これをお読みになっている方で、「とよすいにこんな無謀なアレンジ曲がしてほしい」というご要望をお持ちの方は、掲示板にリクエストください。ついでに楽譜も貸していただけたらウレシイなー…。はっ、だめよこんなこと言っちゃ。JASRACに怒られちゃうっ。
・その日の参加者で「スペイン」を合奏。この曲、全編通して4分の3拍子なんだが、実際のテンポ(ちょーアレグロ)で演奏するときは、1小節を1拍でとる。でも、いきなり初見ではできないから、1小節をきちんと3拍でとって練習しました。たまには、まじめっ。そしたら困ったことが…。金管の楽譜の中間あたりに、ところどころ「2分の1拍子」なんて小節があって、そこには1小節の中に8分音符が4つ並んでる。今1小節3拍で練習してるから、「3拍4連」として演奏しなきゃいけない。はいっ、ひざを3回打ちながら、口で♪トントントントンと歌ってみましょー。ねっ簡単でしょー? …って、そんなすぐにできるかー!! だいじょーぶだよ、のび太くん(by大山のぶ代)。さっ、歩きながら練習しよう。3歩進む間に♪トントントントンと4つ歌うんだよー。4歩目の足を踏むのと5つめの♪トンを歌うのが同時になれば、貴方はウィナー。ほーらやりたくなってきただろう? れっつ・ちゃれんぢ!!
・今日はアルトが4人いたので、私はアルトサックスで3rdクラの楽譜を吹いてた。初めて吹いて実感。このパートの音って難しい…。1st2ndクラはもちろんのこと、1st2ndアルトの音程もちゃんと聴いてなきゃ、きれいにハモらすことができない。加えて音量バランスがすげー微妙。出しすぎるとハーモニーがにごる。ひっこみすぎると1st2ndの音を支えられない。ちょうどいいバランスで吹かないとダメなの。そんなふうに今日四苦八苦しながら吹きながら、みゆきちゃんを思い出していた。常々思っていたし公言してもいたのだが、みゆきちゃんはとても頭のいいクラ吹きです。1st・2nd・3rd、それぞれのパートの音の性格をかっちりと表現できる人です。今はお忙しくて豊吹の練習にはあまり参加されていません。私は今日、クラの下吹きの苦労を味わいながら、みゆきちゃんってさりげなくすごいことしてるんだー、とあらためて感じました。
・合奏の途中で、ホルンやよひちゃんが丸腰(←楽器を持たないこと。とよすい隠語)で来た。定演の団員アンケートを斎藤師団長に提出するためだけに来たらしい。やよひちゃんが合奏の合間を見計らって練習室に入ってきたとき、ホルン中井さんが「わりとはよ終わったな。」と声をかけた。何のことだろ?と思ってたら、続けて「シュテルベンかえ?」と聞いてた。は?何語? 対するやよひちゃん、「シュテルベンじゃないけどー…」と軽くいなして会話を続けた。いつも思うが、やよひちゃんは中井さんの扱い方がひじょーにウマイ。笑かしちゃるぞーという中井さんのアクションを、さっとかわしてみました風な大人のあしらい方が絶妙。というのはさておき、後で聞いてみたら、やよひちゃんはなんと20時間の手術を終えてきたばかりだったんだって(彼女は手術室担当の看護婦さん)。ひえー…、仕事量がどんなんか見当もつかんが、ものすごい体力がいるだろうことは容易に想像できる。えらいねぇ。医療関係のおつとめは大変だねぇ。偉業をたたえて、中井さんが携帯でメールを送ろうとした。「ようがんばった」と打って変換したら「溶岩飛蝗」になった。活火山の噴火口付近に生息する高熱に非常に強いバッタのこと。←どうでしょう?

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