豊岡吹奏楽団

三度の飯より楽器好き!

練習日誌 8月25日(水)

練習日誌 8月25日(水)

・本番前です。なのに、どないしょう。みんな忙しいとみえて、出席者数が伸びないわー。合奏できないかと思ったぜ。
・今日はユーフォ山本くんのテンポの不安定な吹き方に、「ちゃんと頭の中のメトロノームを鳴らし続けろ。分かったな!!」と、少し(ホントに「少し」だよっ!)厳しげーな言い方をしてまった。そしたら、山本くん、笑顔で「はいっ!!」って答えてくれた。以前、優しげーな口調で注意したときは浮かない顔だったのに、今日はっきり口調で言ったらスッキリ顔で対応した。そうか、ビシバシされた方が気持ちがいいのか。でわでわ、おねいさんがこれからもっとかわいがってあげやう。…。
・空港の曲を全曲合奏。『ジュピター』の2番クラの楽譜の余分がなかったので、りえ蔵ちゃんが「見せてもらっていいですか?」と、1枚の楽譜を私といっしょに見て吹くことになった。りえ蔵ちゃんが言った、「な、なんか緊張する…」。えー、なんでー? こっちこそ緊張しますぅ。同じ楽譜吹いてたら、私の音程の悪さがバレバレで「ちっ、この人、口ほどでもないな」と思われるかと、ハラハラヒヤヒヤなんですから~。
・以前の営業で『演歌メドレー』をやったとき、「与作」のフルートソロは松田長老が吹いていらっしゃったのだが、この度の空港フェス営業には長老は残念ながら不参加。という訳で、なりはミニだが度胸はあるぞ、さっちん高尾がソロを執りまする。全曲合わせおわった後、もう一回やりたい部分はないかー?と皆に尋ねた。奥ゆかしい彼女は、自分から言葉には出さなかったが、私の3時方向2.5メートルの位置からものすごいオーラを発していた、「ソロの練習がしてぇ!!」と。「もっかい「与作」合わせとこっか?」と水を向けたら、さっちんは満面の笑みをたたえてうんうんうんと首根っこ壊れそうなくらいうなずいた。急に彼女がかわいく思えて、ソロ部分を3回も合奏してしまった。
・斎藤さんが9時ごろ来られた。いつも早い時間に来られる方なので、珍しいですねと話しかけると、「ちょっと遠出していたもので…」とおっしゃって多くは語られなかった。そのときは、出張だったのかな?くらいにしか思わず、それきり尋ねなかった。練習が終わった後、斎藤さんがおもむろに「これ皆で食べて」と差し出されたのは、なんと淡路島のとあるテーマパークのお菓子。えぇっ!!もしや、今日家族旅行に行って、帰ってきてすぐに練習に来られたんですか? 疲れてらっしゃるでしょ? それなら練習お休みされてもいいのにー。こういうとき、斎藤さんはホントに自分からは多くを語らない。決して自分の都合をふりかざすことはなく、公の活動をとても大事にされる。率いてもらっている立場の団員の身からすると、本当にありがたく思う。と同時に、たいしたこともしていないくせに「忙しい忙しい」を口癖にしてしまっている自分を省みて、あまりの志の違いに我が身を情けなく思う。私たちは、すばらしい団長に恵まれて、幸せもんのバンドである

« »

コメントを残す

メールアドレスが公開されることはありません。 が付いている欄は必須項目です