豊岡吹奏楽団

三度の飯より楽器好き!

練習日誌 2月9日(水)~2月19日(土)

練習日誌 2月9日(水)~2月19日(土)

・水曜日は9日・16日ともに少人数で個人練習ディ。体育館の少林寺マスター・フルート松田さんから、「今日、練習しとったん?音が全然聴こえれへんかったで」と言われてしまうほどのしょぼしょぼぶりだっ。12日は豊吹新年会で、食って飲んでしゃべって盛り上がって多額の会費を払って夜がふけた。ちゅーことで、19日の日誌からまともな戦務帳は再開される。(いや、この連載自体が“まとも”という言葉の範囲内のものかどうかっていうのはちょっと置いといて…)
・豊岡総合高校の吹奏楽部員が見学に来ました!! 1年生の女の子が2人です!! クラとフルートです。赤い顔して照れてしまって、はにかんでます。いやぁ、「女の子」っていいですなぁ。いいよね。うん。いいよなぁ…(しみじみ)。やっぱ吹かなきゃ面白くないから楽器を持っておいでーな、と言っておいたので、早速吹いています。吹いてる姿がいっしょうけんめいですねぇ。さわやかっす。
・今日はペット三人衆が勢ぞろい。坂ちゃん・ケンヂ上坂・たにむらのクリーンナップ。練習曲の楽譜を並べてパート分けをしていた。坂ちゃんが1stから3rdまでの楽譜をトランプのように広げ持って「どれでも好きなカードを選んで」と、上坂くんに取らせようとしている。「ええ~、1stはええですよー(結構ですよ)」と逃げの姿勢の上坂くん。そんな和気あいあいとしたペットパートのやり取りを、隣で見ていたボーン斎藤さんが「ええなぁ。わしも“1stはええです”って言ってみたいわ…」。ため息、ふぅ~。うっ、斎藤さん…。かつては最強と言われたパートだったのに。いとかなし。誰か、こんなさびしいオヂサンを慰めてくれるような心優しい、勢いのあるボーン吹きの方、入団して頂けませんか?
・ペットたにむらが「はばたん」のテーマ曲の楽譜を調達してきてくれた。ああ、ときどき大開通りに流れてる♪はーばーたんっ・はーばたんっ♪って曲ね。「これ豊吹でやりましょー。今この曲で幼稚園児が踊ってて、すっごいカワイイんですよー!!」と、たにむらキャピキャピ報告。クールクラ民ちゃんは「いや、それ、カワイイのは曲じゃなくて幼稚園児やし」と横からビシッとツッコミを入れていた。たにむらのギャルシュート、鉄壁のGK民子を前にあえなくブロックされた。
・合奏しーようっ♪ 今日は前途洋々たる若者が来ているので、ちゃんとした基礎合奏をしよう。そう思って、合歓のバンドクリニック版メソッドを持ってきてデイリートレーニングなんかやってしまった。新鮮。ユニゾン、スケール、アルペジオ。こういうことがバンド全体でばちっと合わせられるようになったら、もっともっと音楽がまとまって面白くなっていくんだろうなぁ。よし、毎回やっちみよう。
・曲合奏に入ると、ユーフォ山本くんの様子がいつもと違う。休みのところで膝を叩いてリズムをとったりしてノリノリである。どうした!?青年。…あぁ、後輩の女の子が来てる練習だからはりきってんな。いいねぇ、男の子って感じで。
・エアコンの風がきつくって、ときどき楽譜がペラッとめくれあがる。クラりえ蔵ちゃんが風の被害にあい、うっとうしそうにしていた。その風が隣の民ちゃんの楽譜を揺らしたとき、民ちゃんあわてずさわがず、譜面台の譜面押さえをサッと伸ばして楽譜のはしっこをピッとはさんで固定した。それを見た瞬間、りえ蔵は驚愕した。「えぇっ!!その棒ってそういうふうに使うもんだったんですかっ?!」。ちゃららら~ん、新知識発見。よかったなぁ。開眼したなぁ、りえちゃん。
・今日も、豊高さんから貸してもらっている『シンフォニックファンファーレとマーチ』の楽譜を使って練習した。当時の部員の落書きが随所に残されている楽譜である(1月15日の戦務帳参照)。ペット坂ちゃんが1stペットのパート譜を持って「おれ、この楽譜ちょっと貸してもらいたいんだけど、ええか?」と尋ねるので、次練習に来れるときに確実に返してくれるんならええで、でもどうするの?と聞きかえした。すると「この落書き、スキャナーでとっときたい!!」と言った。ああ、その楽譜の落書きの筆者はあなたの同級生さんだったなぁ!! いとおしげに大事そうに楽譜をカバンにしまいこむ坂ちゃんを見て、事情の分からないたにむらは、どうしちゃったん?そんなにこの曲気に入っちゃったん?とちょっと不審げにしていた。坂ちゃんは「思い出」をふところに抱いて帰りましたとさ。めるへーん(どこが?)

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