豊岡吹奏楽団

三度の飯より楽器好き!

練習日誌 4月9日(土)

練習日誌 4月9日(土)

・合奏中、いきなりクラりえ蔵が目頭を押さえて練習室を出ていった。どしたのどしたの?泣いてた?泣いてた!! りえ蔵が戻ってこない間、一同騒然。民ちゃんがりえ蔵泣かした、ついに女まで泣かすようになったか…、と隣の席のクラ民子をみんなで悪女にしたてて、りえ蔵をかわいそがっていた。民子は、ちゃうちゃう、りえちゃん結膜炎で目の調子悪いんよ、と説明してくれた。ああそうなんだ、といったん納得したものの、やっぱ民ちゃんが別れ話を切り出すとかして泣かしたんと違うん?罪な女やなー…なんでやねん!! などとわーわー騒いでいた。そのうち真っ赤な目をしたりえ蔵ちゃんが戻ってきた。「どうしたの?民ちゃんに泣かされたの?」と本人に直に聞いてみると、「えぇーっ違いますよー」と豪快に笑いとばされた。やはり、結膜炎のせいで、楽譜をじっと見つめてたら目が痛くなって、それで部屋を出たそうだ。そうかー、眼科に治してもらえる問題だったのかー。私は短時間の間に、男役=民子、女役=りえ蔵の「金色夜叉」(「きんいろよるまた」と読まないで)を想像して、涙の意味を頭の中でめいっぱいふくらましていたよ。
・話題は「コンタクトレンズ」にうつり、今日のメンバーの中で裸眼で生活できてる人は誰だ、という話になった。アルト佐野さんは「裸眼って、は、はだかかえ?」と聞いた。ま、まちがいじゃないっ。まちがいじゃないけど、佐野さん、着眼点はそこですか?
・『キャンディード組曲』第3曲。木管の動きにちょっと不安な部分があったので、そこだけちょっと繰り返して何回か練習した。はい、じゃあ全員で。反復練習した木管のパッセージ部分を合奏。よしクリア!! 次の部分に進んでボーンの合いの手加わって。…って場面なのに、斎藤さんは楽器をつえ代わりにして両手をおき、かまえもせずにのんびりモード。斎藤さん落ちた!!(←出番を入りそこねることを「落ちる」という) その瞬間、斎藤さんの下あごがぱかっっと開き、顔中に「しまったぁ!!」と文字が出てきた。さりげなくしててもいいんですよ、斎藤さん。あれほど心に思ったことがそのまんま表に出た顔っていうの、私、今まで見たことないわー。

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