豊岡吹奏楽団

三度の飯より楽器好き!

練習日誌

練習日誌 4月17日(土)

・アルトあづあづ、白いブラウスに黒いロングスカートにて登場。スカートはデニム地だったんだけど、ぱっと見、コンサートに出演してきました、みたく見えたよ。かっこよいよ。近頃、彼女はりりしい美しさにあふれている。えーなー、若いオンナの子はどんどんキレイになっていってー。
・ボーン斎藤さんの長男くんが小学1年生になりました。ピッカピカ。斎藤お父さんは、PTAのクラス委員になってしまわれました。今年は隣保長といい、役づいてますね。でも1年生のうちに役員を経験しておく方がいいじゃんじゃん。高学年になればなるほど、役員の仕事って大変になるっていうことらしいですしね。
・クラ民ちゃんがアルト佐野さんに、CDを渡してた。何の曲が入ってるの?と尋ねてみると、なんとほとんど課題曲。『ラメセス』も『クロス・バイ』も入ってるそうな。最後に『キャンディード組曲』も収録されててちょーお聴き徳CD。昔から佐野さんは「オリジナル曲はあんまり好かんのだわいやー」と言っとんなったのに、今年はすごい気合い入れとんなる。一味違うぞ、今年の佐野さん。
・一人一人のチューニングをすませてから、全員で一斉にB♭の音を出して、全体の響きを合わせる。はい、皆さんでチューニングB♭の音ください、せーのぉ。音の出そろえて吹こうとした瞬間、木管メンバーの背後から、ごりごりごりごりごりごりっごりごりごりごりごりごりっ、という低い連続音が鳴った。クラりえ蔵ちゃんの携帯が、テーブルの上でバイブり出した音だった。タイミングがよかったのでびっくりしたー&おもしろかったー。
・来月5月は、但馬内の各バンドの演奏会がめじろおし。フリーサウンドさん、日高町吹さん、なん吹さん、バンドじゃないけど尺八の原田さんのコンサートもあるよ。で、こないだの水曜練習から来はじめたクラ山崎ちゃんが、出石高校吹奏楽部の定演の宣伝をしていたのを思い出した。でも、15日だったか16日だったかちょっと記憶があいまいだったので、いず高の定演何日でした?と周りの人に尋ねてみた。今日の参加メンバーの中に2人ほどいず高OBがいたのだが、2人とも「さぁ~…」と首をひねっていた。いず高のみんな!! ここに定演知らないOBがいますから教えてあげてください!! ユーフォ岩下さんとチューバ谷下くんです。おじさんたちに連絡してあげてください。お願いします(泣)。

練習日誌 4月14日(水)

・皆の衆ぅ!! 新入団員じゃ!! なんと女子高生じゃぁー。うおー(大興奮)。名は山崎ゆかちゃん。楽器はクラじゃー。一大事じゃー、皆の衆ぅぅぅ!! ♪うーれしぃなー たーのしぃなー おーばけーはしなーないー♪ (←何のメロディで歌うかは分かってるね)
・さっそくリサーチを入れる。出身は日高東中で、クラ民・テナーとも子・パーカスめぐの血脈を継ぐ。そしてD井ティーチャーの教え子さんだ。高校生とは思えぬくらいしっかりした顔立ちをしていて、はきはきとした口調でにこにこ話す御子で、しっかりしつけられてますっ、といった感じ。さすがD井センセイだ!! D井ティーチャー、また機会があったら、豊吹、教えに来てね。
・フルートさっちん神月、久々に見参。3ヶ月近く見ないうちに、髪染めてコンタクトにしてイメチェンをはかっていやがった。パッと見たとき、新入団員がもう一人!! かと思ってびっくりしたヨ。さっちん、かわいいよ。オンナは急に美しくなるのね…。←若いオンナ限定
・そろそろ合奏始めよっかなー…と思っていた時間に、クラりえ蔵ちゃんが魚河岸のマグロのような目をして練習室になだれ込んできた。お、おじょうさん、疲労感あふれきってます。「あ゛あ゛―、もう死ぬぅー!!!!!」。彼女はシャウトした。彼女の会社は今すっごく忙しいらしい。今日の現場は遠かったの?どこだったの?(彼女は建築関係屋さん)と聞くと、「もう、いろんなとこ行きすぎて、一言で言えないっすよ」と言っていた。そう話す間も肩で息している。ハンパじゃなく疲れてるよー。でも、楽器持ってここに来るんだ。クラ好きな奴☆
・今日のクラはベテラン民子・クールりえ蔵・フレッシュ山﨑の3人。1st.2nd.3rd.に分かれて吹いていた。それ見てたボーン斎藤さんが、「えーなーえーなー、よーけおって。パートが選べて。一人でボーン吹いて何ヶ月になるかなー」とボヤッキーになっていた。業務連絡です。ボーンの団員の皆様、斎藤さんがこれ以上すねっ子オジサンにならないうちに、至急、練習におこしください。くりかえします。業務連絡…(以下略)
・練習後のおしゃべりタイム。議題は「ウコンについて」。斎藤さん:今度の水曜、飲み会があるので、来れないかも。まえだ:飲み会多いですねー。ああそうそう肝臓にはウコンが効くそうですよ。りえ蔵ちゃん:うんウコン効く効く。飲むと次の日が全然違う。日本酒飲んでも、ウコン飲んだらすっきりしてる。さっちん:あ、うちの会社、ウコン作ってます。山﨑ちゃん:あ、うちのお父さん、ウコン飲んでます。斎藤さん:そうそう、彼女(りえ蔵)は酒豪でねぇ。・・・って、斎藤さん、山﨑ちゃんに向かってそれ教えてどうする。高校生、お酒、飲めませーん。新入団員になんでもいいから話かけようとする、心やらしい…ではなく心やさしい団長なのであったっ。

練習日誌 4月10日(土)

・4月7日の水曜練習は、特に書くこともなくって、ぷーでした。すまんが省略っ。
・土曜練習には、佐野育成会長、登場。地区関係や学校関係の会議でここんとこ忙しく、楽器吹くのが久々だから、ストレスたまってるだろうなー…。というこっちの心配どおり、本日の練習は「佐野さんの欲望暴走大会」となった。さぁ~、どんなんかなー…。
・最近、豊吹で練習している曲は、『栄光をたたえて』『平和への行列』『ラメセスⅡ世』『キャンディード組曲』の4つ。練習場に長机を一つ出して、それらの曲の楽譜をめいめいが好きに取れるように並べて置いている。その4曲とは別に、豊高から借りてきた昔の課題曲の楽譜4曲分(戦務帳3月24日分参照)も、いちおう並べてみた。けっこう難しい曲なので、個人的にチャレンジしたい人は練習してみて下さい、というつもりで置いたのだ。だからみんな「合奏ではするまい」と思って、パート譜をひっぱり出しても、ちょっと読んでからすぐ返していた。そんなこんなで、個人練の時間が終わりチューニング。その後、佐野さんに「何の曲やりたいですか?」と尋ねたら、「うーん、そうだなぁ…。簡単げーなマーチからいこっかぁ」とおっしゃるので、『栄光をたたえて』のことかなと思い、その楽譜を用意していたら、「『ゆかいな仲間…』」って言っとんなる。ええっ!!取ってないっす!! と、クラ・アルト・テナサク・ホルン・ユーフォ、一斉にガタガタッと立ち上がって長机に駆け寄った。92年課題曲『ゆかいな仲間の行進曲』です。みんなが大慌てで自分のパート譜を探してる姿を涼しい目で眺めながら、「わし、新しもんずきだしけぇになー」とひょうひょうとのたまう佐野さんがいた。
・当然、そこから92年と93年の課題曲4曲の初見(!!)大会が始まった。次に『はるか、大地へ』をやろうと佐野さんが言ったときも、一斉にガタガタ立つ譜面バサバサ取るの光景は再現された。譜面をあらかじめ取ってなかった人は、譜読み時間ゼロです。それぞれ必死の形相です。でも一番吹きにくそうにしてたのは言い出しっぺの佐野さんだった。8分の12拍子が出てきたときに、佐野さんパニック。8分音符3つ×4拍=8分音符12ヶなので、3連符ばっかりの普通の4拍子として取ればいいのだが、パニックしてると冷静になれない。隣の席のボーン斎藤さんが「1! 2! 3! 4!」と佐野さんのためにカウントを取ってあげているのに、耳に入らないようだ。見かねてまえだが隣に行っていっしょに吹いた。そしたら佐野さん、急に堂々とした吹きっぷりに変身。自信が全然ないか、自信たっぷりか、佐野さんの辞書にはそのどちらかしかないらしい。
・それでも『はるか、大地へ』は「けっこうかっこいい!!」とみんなの評判がよかった。対して裏面の『クロマティック・プリズム』だが、楽譜が細かすぎて途中棄権。普通の拍子ならまだついていけたかもしれなかったが、なんせ5拍子。吹いてる途中、頭使いすぎてショートしそうだった。バチバチぷしゅー。
・お次は『クロス・バイ・マーチ』。これこそ変へん拍子で、ところどころ、小節の上に「3/8+3/8+1/4」みたいな数式(?)が書いてあったりする。みんな眉根が寄ってますよ。眉間、シワシワですよ。でもこの数式の拍子って、リズムの形が「ツタタ・ツタタ・トン」(3拍子・3拍子・1拍子)になってるってことを表してるだけで、普通の4分の4拍子として読んでもいいんですよ。こう説明したとたん、佐野さんと斎藤さんと岩下さんが「なんだぁ、そうかぁ~!!」と、楽譜に向かって{おどかしやがって!!}みたいな一瞥をくれた。じゃあ、いっちょやってみようかぁ。えっ、やるんですか?これ。曲を知っている私とテナー大石ちゃんは、「大丈夫かなぁ…」というような目を見合わせながら、見きり発車に加わった。しかしてその結末は…。なんとノンストップで見事完奏。私は曲を知ってるからついていけたけど、曲を知らない人が大半なのに、みんな初見でよー吹くわ! いっつも思うことだけど、おそるべし豊吹メンバー!! ホルン中井さんにいたっては「この曲、気に入ったわ」なんて言っとんなるし。もしかして、現代曲もいけるの?豊吹。
・必死必死の怒涛の初見大会が終了―…。新曲めじろおしデイはこうして暮れていった。楽譜を片付けているとき、「お、楽譜が見当たれへん。斎藤!! おめー、どっかかくしただらぁ」と佐野さんが叫んでいた。ええー、そんなはずはーと斎藤さんが言っていると、「あ、わりぃ。あったわ」と悪びれない佐野さん。「佐野さん、いっつも僕のせいにしなるでしょー!!」とプンスカ斎藤さん。佐野さん…、横でカウント取ってもらったりして世話になってる人になんちゅー仕打ちを…。

練習日誌 4月 3日(土)

・フルートさっちん高尾、久々参加。持ってきてたカバンがかわいいの。四角いレッスンバッグ?で、一面に楽譜の柄がプリントされてる。持ち手が皮でね、大きさも手頃でじょうぶそうだし、かわいい上に使い勝手もよさそう。メーカーを教えてもらったんだけど忘れちゃった。さっちんはニコニコして「一目ぼれして買いました!」って言ってた。
・アルトいしぇも久しぶり-。久々に会話したんだけど、会っていきなりの話題が「なぁなぁ、斎藤さんって車買いなったん?」だった。そう、こないだの水曜練習の日から斎藤さんの車が変わっていたのよ。私は、へー変えなったんだーくらいにしか感じず、斎藤さんにも尋ねてみなかったんだけど。さすが板金やさんのヨメのいしぇは車に対するつっこみが鋭いぜ。
・合奏では、『平和への行列』をやったときに1エピソードありました。前半のテーマの繰り返しが終わったあたりに、一つのメロディをホルンとクラリネットが分け合って、1小節ずつ掛け合いのように交互に吹くという部分がある。そこんとこになるとなんでか知らんが、ホルン中井さんは急に調子づいて、テンポも速くチャカチャカと吹いてしまっていた。たまりかねたクラ民ちゃんが「あのー、Dの途中からもっかいやってくれれへん?」とお願いした。先攻のホルンにすたすた行ってしまわれると、後攻のクラは足並みを合わせられないのだ。「掛け合いできれへーん」said民子。「えっ?ここ、クラが吹いとったんか?知らんかった!!」said中井。嗚呼、かみ合わない二人…。
・いしぇが楽器を口にするのは、半年ぶりくらいかしら? 彼女自身「今日はリハビリ」と言っていた。でもね、最近豊吹で取り組んでいる曲は、リハビリにはちょっと重たい曲ばかりなの…。『ラメセス』の楽譜を見たいしぇが「うわぁ~」と驚くのも無理はない。フラット系の調号、臨時記号も♭がいっぱい。いしぇはさぞびっくりしただろうけど、我々はこの後の彼女の発言にもっと驚いた。彼女は「私、フラットは苦手だわー。シャープだったら5、6コ付いとっても平気だけど」って言った!! それ聞いて、フルートさっちんもクラ民ちゃんも眼ぇ見開いてびっくり顔。私も驚いたよ。♪ドもレもミもファも・ソもラもシの音もーシャープ♪(『クラリネットをこわしちゃった』のメロディでお歌い下さい) いしぇ、それはシャープに強すぎる恐るべきおんな。
・『キャンディード組曲』の1曲目をやった後、ボーン斎藤さんが下向いてなんか落ち込んだ感じに見える。どうしたんですか?と尋ねると、「…音が出ませんでした…」って、大きな痛恨事のようにつぶやかれた。いやーん斎藤さん、そんなに悔やまないでー。そんなのみんなみんないっつもやってることじゃなーい。はっ。でも、こんなに落ち込んでるってことは、斎藤さんにとっては「いつものこと」ぢゃないんだ…。彼は自らの音楽には厳しい…。職人肌のボーン吹きなのだった。留(とめ)!!シンナーに気をつけて壁塗んなー。ぅわかりましたー、親方ぁ!! (←職人のイメージ)

練習日誌 3月31日(水)

・先日、豊高の定演が無事終了いたしました。我らが愛娘、ホルンのりえぃちゃんも進学先に旅立っていきました。実は彼女の進学先は大阪音○大です。4畳の部屋の住人になると言っていました。受験生団員がここにも一人、新生活を始めました。アルト田中ちゃん同様、達者で暮らせよ-。
・『ラメセス』の楽譜のコピー譜をやっと作ることができました。クラりえ蔵ちゃんが早くコピー譜がほしいと言っていたので、まっ先に「コピー譜できたよー」と教えたら、「やったっ!!」と予想以上の大喜び。「持って返っていいですか?」って聞かれた。ええよー、家でアラビア音階にまみれて遊んで-。
・合奏中、ちょっと伸ばしの音の音程が合わなかったところがあった。ここ合いませんねーと言ったら、アルト佐野さんが「斎藤が高ぇんちゃうかー?」とおっしゃる。かたや斎藤さんは不本意そうな顔して「僕の音、チューニングB♭ですよ。合ってると思いますよ」とおっしゃる。で、メーターでそれぞれの音を拾ってみたら、佐野さんの音が低かった。音程に関しても「ワシ流」の佐野さんであった…。
・佐野さんが「わしぁ、おんなのみかただでな」って言って、りえ蔵ちゃんの肩をもったエピソードがあったんだけど、どんなんだったっけ?

練習日誌 3月27日(土)

・個人的なことではなはだ恐縮ではありますが、わたくし、本日の練習に身を入れることができませんでした。それは何故かとたずねたら。明日が豊岡高校の定期演奏会だからです。我が母校なんです。それの25回目の定演なんです。豊吹からは4人の団員が出演。ホルン中井さん、バリサクまえだ、テナー大石ちゃん、ホルン西村のりえぃ(以上年齢順)。このうち3人はOBとしての参加ですが、のりえぃちゃんは3年生、現役参加です。受験期なので休団していましたが、豊吹の強力な団員です。彼女はとてもガンバリのきく子で、常に吹奏楽部全体のことをおもんぱかり、どうしたら豊高ブラスが向上できるか、いい音楽を一緒につくる仲間を大切にできるかを考えていました。今日、リハがあったのですが、彼女カゼをひいていてとてもしんどそうでした。でもね、下級生を助けてやったりOBの前で明るく振舞ったり、すごく気を使ってるのが分かるんですよ-。なんか涙でそうになっちゃって。ううう。明日の演奏会が成功しますようにー。彼女が自分の高校生活で得たことを十分に発揮できますようにー。ついでに、まえだがバリサクで迷惑かけるような演奏しませんようにー。そんなこんなで頭がいっぱいになっちゃってました。ごめんなさい。これって豊吹の戦務帳じゃないですね。でも、のりえぃちゃんは豊吹の団員だし、いいかな?ってことで書かせていただきました。最後にもうイッパツ。彼女にとって悔いの残らぬ演奏会になりますよーに。

練習日誌 3月24日(水)

・本日、またまた参加人数最低記録を塗り替えてしまいました。今日の参加者は、ホルン+ボーン+バリサク+丸腰(ユーフォ)の計4人です。おろろろ~ん。メンバー的にも楽器編成的にも地味すぎ。今日も個人デイですな。
・こないだ豊高さんから、いくつか楽譜を借りてきた。クラ民ちゃんが「一回やってみたーい」と言っていた1993年(だったかな?)の課題曲『はるか大地へ』と、そのB面『クロマティックプリズム』。それと1992年課題曲の『クロス・バイ・マーチ』。それを取り出して、まぁ読んでみよっかな、とバリサクの楽譜を探してみた。すると…。『はるか大地へ』ってバリサクの楽譜、ないんですか?『クロマティックプリズム』の裏は白紙だった。どんな楽器編成の曲なんだ?と思ってスコアを探すと、スコアは紛失されていた。誰か!教えて!!この曲は小編成用?スコアもっている人に会いたい。そして教えて!! おしーえてー おじいーさんー おしえてー アルムーのーもーみーのー木ぃよー
・『クロス・バイ・マーチ』は知る人ぞ知る“あの三善晃”の名作。マーチのはずなのにむちゃむちゃ変拍子。でも私は個人的にスキよ、この曲。その楽譜を一目見るなりボーン斎藤さんが「これは佐野さんがスキそーな楽譜だなー」と言いなった。そーなの、きっと気に入ってくれると思うわー、佐野さん。

練習日誌 3月20日(土)

・今日は、西吹さん&町吹さんの春の合同コンサートがありました。仕事が入ってていけませんでしたー、うえーん。西吹の演奏、久々に聴きたかったよー。町吹さんの演奏は、5月の定演を楽しみにさせていただきますっ。
・合奏中のホルン星人のミーティングは、メンバーが変わっても盛り上がりの度合いは変わらない。今日は中井さん&やよひちゃんの2人であったが、話が弾んでて合奏始めるのがかわいそうになってきたぐらいよ。今日のミーティングのお題は「白い巨塔と西部警察について」。「白い巨塔」の東教授のセリフ「ざぁいぜーんく~ん」と、「西部警察」の課長(だったっけ)の「だぁいもーんく~ん」はリズムも音程も似ている、ということだそうで…。同じ星の人は我々と何かが違う。
・『キャンディード』やりました。楽譜によえぇ(訳:弱い)アルト佐野さんが、ホルンと同じリズムになるはずの後打ちの部分を、全然ちがうリズムで吹き始めた。しかも、ホルンの方が正しいリズムで吹いているにも関わらず、佐野さんがあまりにも堂々と吹きなるので、ホルンの方が間違っているような感覚に陥った。ふつー、自信がないときは吹き方にもそれが表れてくるもんだが、佐野さんはいつでもオレ流。あ、津居山弁だしけー「ワシ流」か。いつ間違いに気付くかナーと思って、しばらく放っといたのだが(止めろよ!!)、いつまでたっても堂々とした吹きっぷり。しまいに私がふき出してしまって(この場合の“ふき出す”は“笑い出す”の意ね)、合奏をストップ。佐野さんは常時「ワシが主旋律」の人です。
・『ラメセス』やりました。この曲、よゆー、ないです。周りの音、聴けないです。今年はこの曲を楽に吹ける持久力と肺活量を身につけることが目標かしら。つらい目標だわ。うるうる。
・「明日はワシの誕生日だわいやー」。この話し口調で誰のことだかお分かりでしょうが、3月21日は佐野さんのお誕生日だそうです。わーいわーい、おめでとー。40代でこれだけパワフルに、かつ楽に吹くスタイルを確立している人が身近にいました、そういえば。佐野さんのリードサックスにくらいついていけるバリサクになります。45歳おめでとー。50もすぐそこですね☆
・アルト田中ちゃんが今日でお別れです。彼女は京都に進学します。聞けば市内のド真ん中。達者で暮らせよ。かぁちゃん心配だ、よよよ。「大学行っても、豊吹に籍は残しとけますよね」と言っていた。もちろんよ。嬉しいねー。これで豊岡吹奏楽団京都支部設立ね。
・アルトあづあづが久々に出席してました。「体調くずしちゃって…」ということもあったそうだが、見るからに細くなっている。「ちょっと痩せた?」って尋ねたら、「はい、6kg痩せました」と言った。えぇっ?とみんながビックリして声を出そうとするより何より早く、まっ先に田中ちゃんが「どうやってっっっ?!」と、ものすごい切実さを感じさせるスピードで叫んだ。あんなに激しく素早い彼女を見たのは始めてだ。あづあづからダイエット法を聞き出して(1日1時間歩いているらしい)、その場で一番感心していたのは田中ちゃんとボーン斎藤さんであった。3ヶ月後くらいには、この二人、6kg痩せてるかも。たーのしーみぃ。

練習日誌 3月17日(水)

・ぬくーい日。ワックス塗ったらそっこーで乾くような洗車日和。夜から雨が降るんだって。なので、夕方から湿気もアップして、じとーんとした日。
・気温は上がるが、参加人数は5人でストップ。しかも内一人は丸腰(それは岩下さん)。クラ+ホルン+ボーン+バリサクでは合奏してもノリませんね。ブーですね。故に今日は個人練習デーとする。ああー、私がアルトを持ってきてたら、ちょっとはましなバランスだったかもなぁ。
・途中から、岩下さんと斎藤さんの「二人のオジ対談」が始まった。それぞれの不健康自慢から端を発し、次は体重自慢(二人とも「ひところより20kg多い」らしい)になり、その次は自分の知ってる病院情報自慢になった。さすがな話題展開で、オジらしさ放流。人間30を超えたら、身体のことが一番の関心事になるのですねぇ。オンナはお肌のことだけどな!!
・岩下さん、先日入った人間ドックの話も披露。肺活量検査で5800をマークしたそうだ。それって多くないですか? 「先生がはい、もういいですよーって言ったから息はくの止めたけど、まだ息は残っとったぁで」って言いなった。すごぅい。お腹はじっても、息の太さは健在ですね。こうして健康について語り合いながら豊吹の夜は更けゆく…。

練習日誌 3月13日(土)

・民ちゃん、新兵器…じゃなくて新楽器、持ってきたー。見せてもらって、ちょっとさわらせてもらって、きゃーきゃー。他人の楽器でも新しい楽器というのは、見ててトキメクわー。キーがきらきらしてるわぁ。ヴァージンシルバーよぉー。
・クラりえ蔵ちゃんから、「今日、実高生が見学に来ると思います」と予言があった。豊吹から楽譜を貸していたので、それを返しに来るがてら、練習を見学したいと言っとんなるらしい。いやーん、ちょい緊張。ドキがむねむねしちゃう。
・アルト田中ちゃんが参加。彼女は高校3年生。でももう2月には進学先が決まって、余裕の3月を過ごす脱受験生なのだ。彼女の進む大学は京都。とても素朴で素直な港っ子なので、都会の雰囲気に流されていきませんようにと、団員の何人かは本気で心配している。田中ちゃんが心配だー心配だー…。
・豊岡実業高校生、来ました。2年生の二人です。廊下で座禅をしていた私が真っ先に会ったのでご挨拶した。「始めましてー、サックス吹いてます中井(←正式名称)と申しますー」と言ったら、二人して「あっ、存じ上げておりますっ」って謙譲語でのご返答。どうやら戦務帳を前から読んでいたらしい。いやーん、ちょーハズカピー。お見受けしたところ、しっかり者の二人だと見た。そしてノリが良い人たちだとも…。きゃぴきゃぴしてていいねぇいいねぇ。完全にオジさんの目です。申し訳ござりません。
・練習室の中に入った実高生の眼前に繰り広げられたのは、ホルン二人組のおホモだちプレイ(この場合のプレイは演奏)。次の日が豊岡高定演のOB合同練習なので、そこでやるリードの『法華経からの三つの啓示』の終楽章を予習していた。楽譜の読めない中井さんが廣井ちゃんに教えてもらっていたのだ。しかし、二人して相も変わらぬ吠え吠えプレイ。豊吹団員はいつもの風景なので無感覚になっているが、初めて見る人にはキョーレツらしい。実高生二人が「すごい…すごい…」としきりに小声で驚愕している。ふつーの人は、譜読みでここまでヒートアップしないもんなぁ…。
・合奏しましょ。『栄光をたたえて』はちょっとだけ丁寧に部分練習もしたりして、リズム合わせました。『平和への行列』はそろそろテンポアップしてやりたいな、と思ったので「ちょっと速くしてみていいですか?」と皆に尋ねたところ、ええでぇ(OK)の返事が返ってきた。あ、でも久々参加の田中ちゃんがいる。で、言ってみた。「田中ちゃんっ」「はいっ」「ついて来い!!」「うっ…は、はいっ」。すっげ強引な。しかし律儀に返事する育ちの良さ。感心するぜ。爪アカちょーだい。インテンポでの『行列』始まり始まり。田中ちゃんは必死に食らいついてくる。とうとう最後までオチルことなく、ラストの「ざっざっざん」まで吹ききった。おおー、腕を上げたなー。
・さて『ラメセス』。中間部の木管メロディのかけあいで、先頭切って出るのは2nd3rdクラなんだけど、今日はりえ蔵ちゃん一人しかいません。低音パートがリズムを刻みだしたのを4小節ほど聴いてからそれに乗って、りえ蔵入ったっ。よしっ楽譜どおりっ。なのに「え、ちがう?」とつぶやいて吹くのを止めた。あーん、あっとったのにぃ。
・『キャンディード』のクラ二人のかけあいメロディやったときも同じことが。民ちゃんが楽譜通りに入れなかったので曲を止めたら、「え、私?」と、りえ蔵ちゃん自分を疑う。あーん、りえ蔵ちゃんはあってたのよー。疑心暗鬼? まじめな人ほど陥りやすい。
・本日もまたホルン炸裂(←このフレーズ、何回書いたことだろう…)。『キャンディード』の“GLITTER AND BE GAY”のラストに、4拍伸ばしのクレッシェンドの音がある。全員ユニゾンA♭の音。1回目合わせたときは音程が全然合ってなくてまとまんなくて、「もっと周りの音をよく聴こう」ともう一度合わせた。他のパートの音は落ち着いたのだが、ホルンだけ異様に激しくクレッシェンドしてうなる。吹き終えたとたんシーン…となっちゃって、忍び笑いとともにクラ民ちゃんの「…きたない、…きたない」のササヤキが聞こえる。テナー大石ちゃんもボーン斎藤さんもゆっくりとホルン二人の方に顔を向けて半笑いで見つめている。廣井ちゃん、中井さん、周りの視線にガマの油状態。中井さんにいたっては「…だってクレッシェンドって書いてあるもん…」と子供のようにふてくされていた。
・こんな合奏でごめんよー。実高生に、今日聴いてみてどうだった?と講評を仰いでみると、「すごかったです」。ん?何が?「いや、なんか言葉にならんくらい、すごかったっす。来て良かったです」って言ってくれた。まぁぁ、ほめ上手さんたちねっ。うれしくなっちゃう。ぽっ。爪アカをいただきたい高校生、ここにも発見。