豊岡吹奏楽団

三度の飯より楽器好き!

12月

練習日誌 12月18日(土)

・台風後にチューバ谷下くんの顔を見たのは、今日が初めて。私が廊下で音出ししてたらゴロゴロっと扉を開けてやってきた。「うおぉーっ!!」byまえだ→「いやははははははは…」by谷下。意外にふっきれたような顔でわろてらっしゃる。あー、台風後どう過ごしてたかいろいろ尋ねたいー。でもこれまで既にいろんな人に同じ話をしてきただろうなぁ、と思って聞くのやめた。楽器吹く時間を存分に楽しんでくりょ。
・人数がたまるまで、のほほんと個人ごとに練習する。8人来たところで、なんか合奏しょっかー、と曲を合わせる。『はるか、大地へ』『いつか聴いた歌』と2曲続けて合奏した。か、かなりヘビーな2曲でした。ぜいぜい。もう一曲やれる時間はあるが、くちびる筋の力がもうないかも。『風の舞』やりたいなぁ。うーん、最後の方だけやろうかなぁ。と思い「Q(練習番号)からやろう」と言った。そのとたん、私の隣から「♪A・B・C・D、EFG~…」と『アルファベットのうた』が聞こえてきた。アルトいしぇである。…そうやな、いしぇ。Aから順にとなえていかんとQがどこにあるか出てこーへんわな(落涙)。私も辞書引くとき、「あかさたな…」ってア段を最初からとなえんと目指す頭文字のページにたどりつけんよ(感涙)。

練習日誌 12月15日(水)

・サンタさんが来たわけじゃないけど、昔買ったアンサンブル楽譜がいくつか、実家の倉庫にあった。今日集まるメンバーがまたまた「あの4人」だったら、金管五重奏曲をチューバぬきでやってやる。
・8時半の時点での参加者は、アルトまえだ・ボーン斎藤さん・クラ民ちゃん(到着順)。エワルドの『金管五重奏曲』のパート譜をそれぞれに配ってみる。トップペットは民ちゃん、セカンドペットはまえだ。配るとき曲名を明かしてなかったので、“また変な楽譜吹かされるでぇ”と思ったのか斎藤さん、「チューバの楽譜か?」と怪訝そうな顔をして楽譜を受け取られた。いえいえ、れっきとしたトロンボーンの楽譜ですよ。自分の楽器でちゃんと吹ける楽譜だと分かって、ちょっと嬉しそう。
・難しい曲だから今日は1楽章だけでもできたらよいわ。そう思って譜読みに励む。しばらく個人練習した後、トップ民子と合わせてみた。アンサンブル曲だから当たり前のことなのだが、同じ楽器の楽譜とはいえ1番2番で動きがまったく異なる。何ヶ所か同じメロディのハーモニーを吹いてるところがあるが、全然違うことやってる部分の方が多い。いつもと勝手が違って…、お、おもしろい。でも5人の音がそろわないと、曲が見えないよー。メンバー揃ったときにきちんと楽しめるように、譜読みを完全にしておこう…(がむしゃら個人練習がまた続く)。
・ガラガラっと出入り口の扉の開く音。ホルン中井さんにしては軽い足音が近づく。練習室の引き戸がサッと開くと、久しぶりっ、さっちん高尾登場。おお、フルートが来たぞぉ。急遽、金管五重奏曲をひっこめて管楽六重奏曲『黒人霊歌・誰にも言えない私の悩み』の楽譜を出す。これは、フルート・クラ・アルト・ペット・ボーン・チューバという異色の編成のアンサンブル曲。タイトルを見て、クラ民ちゃんとアルトまえだは「私、実は眼球に傷もちでドライアイです」「実は私、坐骨神経痛です」と“私の悩み”を暴露しあっていた。ううう、誰に言ってもしょうがない私の健康上の悩み。…もっと胸がトキメクような悩みがほしい。
・残業あけのホルン中井さん、ようやく参加。ありゃ、この黒人霊歌、ホルンがないわ。ということでまたまた楽譜をひっこめ、管楽八重奏曲『薄暮の都市』を出す。これは但馬のアンコンで人気のある、木・金・打を網羅した編成の曲。ぱっと見た感じ、変拍子なので難しそうに思うが、ノリのよい曲。案の定、譜読み始めはみんな眉間にシワよってた(「けったいな曲!!」byさっちん)が、合わせてみて慣れてくると手応えを感じてきたようだ(「きちんとやってみたらオモロイかも!!」by民ちゃん&さっちん)。終了10分前にユーフォ岩下さんが来られたので、チューバの楽譜を吹いてもらい、通してやってみた。ええ曲かも!! 小人数の冬の練習にはぴったしの楽譜、ここに発掘。
・アンサンブルの楽譜は当然のことながら、休みが少ない。だから「こりゃぁ、リハビリにええぞぉ」。これは誰のセリフでしょう? 楽器を吹かない一ヶ月を過ごして衰えを感じている人。それは斎藤さん…。

練習日誌 12月11日(土)

・ユーフォ岩下さん、新ケースで登場です。浸水したケースは内部の布張り部分に水が染み込み、どうしても洗浄できなかったようです。今度のケースはソフトケースでリュックみたいにかつげるタイプ。シャープなデザイン、大きなサイズなので、実際にしょってみるとなんか宇宙服着てるような感じ。ホルン中井さんがさっそく「装着」して、月面歩行のマネをしてました。ちゃんちゃん。
・アルト佐野さんの空耳アワー。ケガをしたテナーとも子が言いました、「キズの治りが遅くって」。佐野さんが聞き返しました、「ケツ?」。そうそう、二つにぱっくり割れちゃって…。なんでやねんっ!! (のりつっこみ)
・はいはい、合奏合奏。まずはー…。よし、平井堅、やろう。「“しらいけん”の“しとみを閉じて”だな?」。あのー、ホルン中井さん。先週のいしぇに続いてあなたも江戸の人ですか?
・ボーン斎藤さん、なんだかお顔の表情すぐれません。クラ民ちゃんと私の間で「すーこしお酒を召されたかー…」と、二日酔い疑惑を膨らませていた。が、単に眠かったらしい。
・最後に『風の舞』やりました。今日は、演奏しててすっごくスッゴク燃えました!! 後半のアレグロ部分でのリズムパートを吹いてたら、自分の中のノリノリ度がものすごく急上昇して、ラストまで一気に吹ききったぁー!! 気持ちいいー! 超気持ちいいー!! って感じでしたのよ。「やっぱ、私、オリジナル曲大好きだわ」と言ったら、アルト佐野さんは「そーかぁ。わしぁ、オリジナルはきりゃぁだー(嫌いだ)」とおっしゃる。そうねー、佐野さん、クラシック好きだもんねー。だけど、佐野さんは「クラシックが」というよりも「知っとる曲が」好きなんだろー? 佐野さん、破顔一笑して「ばれたか!!」。

練習日誌 12月8日(水)

・この日の参加人数は4名。ホルン中井さん、ボーン斎藤さん、アルトまえだ、クラ民ちゃん。未年の男と戌年の女が二人ずつ。…って、これ、12月1日と同じ書き出しじゃねーかよ!! 「水曜カルテット」が結成できそうです…。

練習日誌 12月4日(土)

・わたくし、この日は隣保の寄り合いに出席しておりましたので、途中から参加です。
・新人さんが見学に来ておられました。港出身のはたちの女の子です。アルト佐野さんと同地区なので、帰りは佐野さんの車に乗って帰ります。わけぇ(若い)女の子、しかもかわいいので佐野さんはほくほくです。(佐野さん観察日記)
・新人さんの希望楽器はアルトです。入団してくれたら、豊吹のアルト吹きは4人になるので、アルトいしぇが「サックスくち減らしが実施されるかも」と心配し、「ボーンパートに行かされる」とか「クラパートに行かされて民ちゃんにしごかれる」とか大騒ぎしていた。私は、“アルトが4人で大勢になるなぁ”ということよりも、“現代人ならこんなとき「くち減らし」じゃなくて「リストラ」って言うよな”ということの方が気になっていた。そーか。いしぇのボキャセンスは江戸人のセンスだったんだな。
・これは聞いた話だが、私が練習場に着く前に『ポルカ・雷鳴と電光』を合奏していたそうだ。第一主題の「♪てぃーらーてぃーらー・らったらったらー」をペットとクラで奏でるのだが、シャープ・フラットに弱いペット上坂くんと正確無比なクラマスィーン民子の音が激しくぶつかり合い、「♪ピーポーピーポー・らったらったらー♪ピーポーピーポー・らったらったらー」と、まるで救急車のサイレンのような音楽になって、むちゃむちゃおもしろかったらしい。高速で移動しながら演奏したらドップラーサウンドがリアルに実現。ヨハン=シュトラウスも草葉の陰からびっくりの新発見。

練習日誌 12月1日(水)

・この日の参加人数は4名。ホルン中井さん、ボーン斎藤さん、アルトまえだ、クラ民ちゃん。未年の男と戌年の女が二人ずつ。いや、別にどうでもいいことなんすけどね。
・4人が4人とも鬼のような個人練習を繰り広げて時間は過ぎていった…。なんか曲、合わせよっかー?と言いながら、結局なにも合奏せずにしゅーりょー。最後はおしゃべりアワーになっていた。市民会館、来年4月までには修理完了するらしいで。ホンマにー?でも、ずれこむんちゃうん?5月6月オープンとかになったりせーへんかなぁ?6月の吹奏楽祭には間に合うのかなぁ。え、斎藤さん、日程はもう決定ですか。うん、昨日の吹連の会議で聞いてきた。今年のアンコン但馬大会は12月25日の土曜日だって。ありゃ、うちの年内最終練習の日じゃないですか。19時まであるぞ。うーん、最後までは聞けんなぁ。ねぇねぇこないだアイティの食事コーナーで昼間っから生中飲んでた背広のおじさん見つけたー。ええなぁ、生中。ええなぁ、昼間っから。…玉石混交のよもやま話で夜は更けぬ。
・サンタさん、クリスマスのプレゼントには、水曜の練習に使えるかっこいい&きれいな曲のアンサンブル楽譜がほしいです。よい子にしてますからすぐください。