・6月5日(日)に依頼演奏会があります。毎年、但馬内の作業所の方々が集まって催される「愛工房・ワンライフ」の音楽会です。水害に見まわれて以来、初めて迎える「本番」です。豊吹としての復興第一歩になるなぁ。だが、この日は地区によってはクリーン作戦などがあったりして、何人かのメンバーが出られない。ベースがいなかったり、パーカスがいなかったり、エロサックスがいなかったり、ひじょーに苦しい態勢での出撃になるけどガンバロな。おー。
・チューバ・ベース不在の中、わたくしバリサクまえだが低音を埋めまする。チュ、チューバの楽譜って、息するところホンマにないのな…。チューバパートは谷下くん1本、っていう本番を今までいっぱいやってきたけど、これってスゴイしんどいことなんだわー、とあらためて感心。どんな規模であれ、一つのバンドの音を一人で支えるって大変なことだ。ベースラインがミストーンすると、音楽がぐちゃぐちゃになるし。神経使う。こんなことをクールにこなしてた谷下氏に敬意を表す…。この思い、太子の地(出張先)まで届けー。
・ということで、ワンライフでやる5曲を練習している間は、自分の出してる音聴いてるだけで必死。他の人が何やってたか、ちょっっと覚えてません。ううう、ごめん。
・本番の曲を全部通した後、豊高さんから楽譜を借りてきた『サンライズマーチ』を合奏しました。『サンライズマーチ』と聞いて「え?今年の課題曲の?」と思ったあなたは、きっと今現在スクールバンドでばりばり吹いてる学生さんだね。ここは豊吹だよ。このオジオババンドで『サンライズマーチ』と言えば、♪ターンタラッタッターン(たららら~)・ターンタラッタッターン(たららら~)♪という「1982年の」課題曲マーチですよ。もつろんですよ。とある別のバンドでの練習時のこと。今年の課題曲の『サンライズ…』の楽譜が配られた。その題名を見たとたん、その場にいたメンバーがほとんど同時に82年の『サンライズ…』を口ずさみはじめた。「まったく同じタイトルは付けちゃいけんでしょ~」と誰もが苦笑い。今年の課題曲の方は『にせサンライズ』という不名誉なあだ名で呼ばれてしまいました。ちゃんちゃん♪(あ、でも誤解しないでね。今年の曲もそれはそれでいい曲だから)。じゃあ、『本物のサンライズ』をやってみたいねぇ、久々にぃ。ということで借りてきたと、まぁ、こういう訳です。
・本日のペットパートの参加者はただ一人。総高2年の見学トランペッ子ちゃんです。『サンライズマーチ』の冒頭は、ペットパートだけで吹くファンファーレ。大丈夫かなぁと思ったものの、予備知識も何も与えずいきなり合奏に突入してみた。おおっ、一本できちっと吹いている。度胸出てきたよー。その調子!! すべりだし好調で、その後のテーマへと難なくつながっていった。練習後、ペッ子ちゃんが「『サンライズ…』の最初、私の音だけだったしけーに、すっごいびびった!!」と言っているのが小耳にはさまれた。えー、そんなびびってるように聴こえなかったよー。楽譜に忠実なシンプルな吹き方で聴こえてました。これは、今後が楽しみな人材です。入ってくれたらいいな。