豊岡吹奏楽団

三度の飯より楽器好き!

02月

練習日誌 2月28日(土)

・行進曲『ラメセスⅡ世』のCDを、クラ民ちゃんが持って来てくれた。全日本吹連から出ている「課題曲集CD」だ。知ってる曲だとはいえ、細かい部分などほとんど忘れていたから、演奏が聴けるのはありがたい。あらかじめ「持ってくよー」と連絡受けていたのでCDデッキを用意したので、その場のみんなで鑑賞会。うっ、かっかっこええ…。あらびあ~ん、えじぷしゃ~んって雰囲気の、色気のあるメロディがしんぼうたまらん。脳内の吹きてぇ中枢をくすぐる妖しさ。フルートさっちん高尾は、「ね、かっこええでしょ?かっこええでしょ?絶対やりましょ!!」とたたみかけるように主張。たしかに、聴いてる分にはとてもよい曲だ。しかし、これが課題曲か・・・。舞台袖でずーっと待機してて、緊張いっぱい心臓ばくばくでステージに出で並び、楽器をかまえて出す第一音が、このとんでもないハイノート。この曲を演奏のどたまにやるときには、ペットとホルンの人たちに本番前の投球練習が必要。コンクールでは「はーい、次出番の○○高校の高音金管の皆さんはブルペンに入って下さーい」と誘導係の人が案内してくれる。実現できるホールがどこかにほしい。
・で、さっそく『ラメセス』を合奏。中低音のメンバーが金管にけっこうそろっていて、木管高音部がフルートさっちん高尾とクラ民ちゃんの2人だけだったから、まえだはアルトの譜面を吹いてみた(楽器はバリだが…)。3人でくねくねしたメロディを吹きつないでみると、お…、曲が見えてきた。こんな感じかぁ…。なんて、曲を構築するには、道はまだまだ遠いぞ。
・『ラメセス』の曲3分の1あたり進んだとこに、低音楽器のユニゾンメロディがある。ボーン斎藤さんは「16分音符だ…」と青くなっとんなった。けど、ユーフォ岩下さんは「ん?忙しい旋律なの?(楽譜を読んでみて)まぁ、たいしたことないで」。おぉぉっ、さすが百戦錬磨のつわもの。早吹きガンマン。

練習日誌 2月25日(水)

・こないだから、ばり作に復帰した私。アルトもええけど、やっぱ私はバリサクが好き。「バンドの色や個性は低音と打楽器で決まる」という言葉を、とあるバンド指導者の方から聞いて以来、私の目標は「バンドの色を作ることのできる低音奏者になること」だ。もっとも、悪い方に色を変える奏者になっちゃーいけないが。精進、精進。だいそれた目標で、達成できんかもしれん可能性大だけど、あきらめましぇん。目標をもってる状態ともたない状態とでは、出てくる音はまったく違ってくる。日々ちょーっとずつ伸びていく植物の上を毎日飛び越えて、じょじょにじょじょに高い跳躍力を身につけていく忍者のように、毎回の練習を大切に、ちょっとずつでも自分磨きをしていこ。うん。
・最近の気候の変化が急激なせいか、なかなか楽器の調子が安定しないなぁ。今日は、チューニングにいつもより時間がかかった人が何人かいた。けっこう暖房ききすぎてた、というのも原因かなぁ。管楽器はデリケートなものですな。
・今日のユーフォ岩下さんは、仕事場からチョクで来てくださいました。だから、楽器がいつもの愛器じゃぁないの。すっごい吹きにくそうにしとんなった。チューナーのメーターに合わせて「うーん、高いなぁ」「え、ウソ?こんなに抜いとるのに?」「もっかい。うーん、まだ高いなぁ」「えー、ウソー?泣くわー」と調整地獄にハマっとんなった。
・まずは、『栄光をたたえて』。最初のコラールなめらかにねー、などとちょこっと言ってから始めてみた。ど頭の音の出からキンチョー。1回目はブァッと出ちゃって、ストップしてもっかいしきり直し。2回目はまずまずスムースな出。この曲の譜読みを始めて間もないということもあって、美しい演奏とはまだまだ言えないのだけど、みんなの音から「できる限りレガートに吹こう」としている姿勢が聴き取れる。やっぱただ漫然と吹くのと、何かめあてをもって吹くのとは、全然違うんだー。実感―。
・次の『平和への行列』。私個人的に、中間部の朗々とした旋律・対旋律をどう歌うかがこの曲のキモだ、と思っている。この部分、legatoって指示だけど、スラーはついてないのよ。スラーなしのメロディを吹くとき、タンギングする前にわずかだけど「すき間」ができちゃってる人、けっこう多いと思う(私もよん)。それでブツブツと切れた感じに聴こえて、音と音とがつながらなくなっちゃう。タンギングしても、その直前まで音の長さを保って。音のすき間を埋めるようにしよう。意識してそうしてみよう。
・『ラメセス』通した。わ、分からん、この曲…。つかめない…。早く来い来い、ひろいちゃん。みんなが君を待っている。しかし、デモ演奏音源が切実にほしくなる曲だね。
・ちょい休憩してから『キャンディード組曲』やって、練習終了。早くインテンポで吹けるようになりてー。まだまだできまっしぇん。ゆっくりのテンポから丁寧に個人練習してぐわんばらねば。チューバ松岡くんがごっついがんばってた。前回つかみにくそうにしていた変拍子のリズムを、今回はなんとかテンポにくらいついて吹ききっていた。えらいっ。私もがんばろ。

練習日誌 2月21日(土)

・上坂さんは、神様の用意した特等席でファゴットを吹くために行ってしまわれました。そう思おう。向こうの世界でも絶対音楽しとんなるよ。んで、楽しみなるんだ、今いる状況を。いつもそうだったように。でも、ときどきは下界におりてきて、豊吹といっしょに吹いててね。
・なんて思いながら、久々にバリサクを持って行って練習した。ごめん、練習内容、覚えてないや。ゆるして。

練習日誌 2月18日(水)

・この「戦務帳」を開設して以来、こんなにつらい気持ちで書き始めたことは今までにありません。この日、練習場に集まったメンバーは、とても悲しい知らせを耳にしました。2月18日の未明、当団の現役団員である上坂俊行さんがお亡くなりになりました。まだ41歳という若さでした。突然の訃報に皆、にわかには信じられないといった態で、ただただ呆然とするばかりです。
・上坂さんに初めて会ったのは、私が高校1年のときだった。上坂さんがOBとして、豊高吹奏楽部の定演に出るために練習に来てくださったときだった。当時から今と全く変わらないおだやか~な性格で、そのキャラクターを、同じくOBの肉屋の和田さん(現フリーサウンドピアニスト)から、しょっちゅうからかわれとんなった。二人はいつも仲良しさんだった。ある練習日、みんなでお昼ごはんを食べに行ったとき、私と友達と和田さんと上坂さんとが同じテーブルについたことがあった。そのときも和田さんは上坂さんに「とっさん、もうちょっとはよしゃべってみぃや」「なんだいや。はよしゃべれれへんのかいや」とか、いろいろと逆らっとんなったんだけど、上坂さんはぜんぜん怒んなれへんの。和田さんが半分あきれて「とっさん、怒ってもええんだで。怒ったことねぇんかいや」と聞くと、上坂さん、にやーっと笑って「…わしー、怒り方、知らんしけー…」。この会話を同じテーブルで聞いてた私たちはもちろんのこと、周りのテーブルにいた他の豊高ブラス部員やOBの人たちも、みんな大爆笑。上坂さんのほのぼのした性格を語るエピソードとして、長年語り継がれた。
・私が豊高に在籍した3年間、豊高定演には必ず上坂さんは出てくださった。バリサクの私、バスクラの同級生・藤村さん、ファゴットの上坂さんと3人で並んで座っていて、合奏練習の最中に指揮者の目を盗んでぼそぼそとおしゃべりして、とても楽しかったのを覚えている。上坂さんはけっこうギャグギャグ星人で、ぼそりぼそりと一言ギャグを発するのが得意だった。豊吹で私が指揮者になってからは隣で吹く機会が減り、このギャグがなかなか聞けなくなってしまったのを残念に思っていた。
・このときのおしゃべりの名残か、上坂さんは未だに「なぁなぁダンちゃんダンちゃん」と、高校時代の呼び名で私を呼んでくださっていた。今では、この名で呼んでくれる人も少なくなった。妙にさみしい。
・上坂さんは、実はリコーダーの名手。中森明菜の大ファンで、明菜の曲を何曲かたてつづけに吹いてくんなったのを聴いたことがある。ソプラノリコーダーで。そして、実はドラムスも叩ける。豊高の部室のドラムセットを♪ズッズッチャッチャッズッズッチャッチャッと4ビートで叩いとんなるのを、居合わせた現役高校生たちが聴いて、尊敬のまなざしで見ていた。そして、その場の誰かが「うわぁ、上坂さん、ドラムス上手ですねー」と言ったところ、上坂さん、にやーっと笑っていきなり♪ツクツクチャカチャカツクツクチャカチャカと、16ビートを激しく刻み始めなった。すっごい得意そうだった。すごいほほえましかった。
・今から十年くらい前のことだったか、まだ私が就職したばかりで豊吹に入っていない頃、豊岡市民音楽祭に豊吹を聴きに行ったことがあった。市民会館のロビーで上坂さんとばったり出会い挨拶してたら、豊高で私の二つ上の先輩だったユーフォ藤本さんも聴きに来られてて、ロビーで立ち話が始まった。3人とも久々に会う懐かしさで話が弾んだ。藤本さんと口をそろえて「いやー、懐かしい。それにしても、上坂さん、昔と全然変わっとんなりませんねぇ」と言ったら、上坂さん、にやっとスマイルをまた浮かべて「…わしー、高校のときから三〇(歳)だしけー…」と返された。また、その言い方が淡々としてておかしくって。ますます、その場の会話が盛り上がったことは言うまでもない。
・上坂さんがご結婚されて間もない頃、奥さんを連れて音楽館(豊岡市内の楽器も売ってる音楽喫茶)に来られたとき、たまたまお会いした。そのとき、音楽館のマスター・松森さんが「どうだー?上坂くん。お子さんの方はまだかいやー」と新婚夫婦への定番質問をされた。またまた上坂さんの顔には、あのにやっとスマイルが!! そして、一言ぼそり。「…今、しこみ中…」。松森さんが「だぁっはっはっはっはー、しこみ中かいやー。こりゃええわー」と豪快に笑って店中に響いた。私も大笑いさしてもらった。
・おととし、伊藤康英作曲の『吹奏楽のための抒情的“祭”』を取り上げて、コンクールで演奏した。この曲はファゴット大活躍の曲で、まったくの楽器一本丸裸のソロが何回か出てくるものだった。上坂さんは、7月の練習中、他の曲と変わらないような様子で、淡々黙々と吹いてらっしゃった。そして当日演奏が終わり、控え室に全員集合して軽いお疲れさん会をしていたときのことだった。メンバーの一人一人が一言感想を言うときに、上坂さんは「今回、吹奏楽のオリジナル曲にしては、ファゴットが目立てて良かったです」とニコニコしておっしゃった。あ、淡々としているように見えたけど、やっぱり「このソロ、美味しいぃ~」って思いながら吹いとんなったんだ、とそのとき初めて分かった。上坂さん、ほほえましいなぁ、と改めて思った。
・去年、豊吹で「サンダーバード」を練習していたとき、「この曲、前に演奏したのはいつだったっけ?」という話題になった。上坂さんとテナーふじおかが「平成7年、平成7年!」と見事に答えた後、二人の間でしばらくその頃のことの話が盛り上がった。ふじおかの隣の席に居てその様子を見ていたペットたにむらが、後で私に「上坂さんって実はおもしろい方なんですねー。あの時初めて知りましたー」と言ってきた。私は「そうだでー。練習中、近くの席でおしゃべりしたら、すごいおもしろいんだでー。これから、そういうおしゃべりできる時をどんどん見つけてみー」と、たにむらに言った。まだ、豊吹に入って日が浅いメンバーの目には、上坂さんは地味でおとなしい方としか写っていなかったのかもしれない。これからお付き合いの始まるメンバーもいたのに…。
・ファゴットをこよなく愛された上坂さん。遠方の管弦楽団まで足を運んでクラシックを演奏する機会を自らつくっていらっしゃいました。吹奏楽の中でポップスをやるときはクラリネットに持ち替え、その時々のジャンルに合わせた音楽の楽しみ方を模索していらっしゃいました。豊吹においては本当にかけがえのない存在で、オケの演奏会が終わって7月になったら必ずいてくださる方でした。この「いて当たり前の存在になる」ということは、一見何でもないことのように思えて、実はとても難しいことなのではないでしょうか。上坂さんのキャラクターから醸し出される穏やかな雰囲気、安定感。そして、一つの活動をやり続けていく静かな継続力。上坂さんの持つこういった魅力の数々が、決して派手にではないけれども、地味で穏やかながらも力強く、私たちの印象に残りつづけてきた結果成し遂げられることなのではないでしょうか。私個人にとっても、豊吹全体にとっても、忘れられない方となるでしょう。
・ここで、上坂さんのご冥福を祈らなければいけないのは分かっているけれど、もう一度上坂さんに会いたい。夢でもいいから出てきてくれ。こんな思いは単なるこちらの勝手なエゴイズムであることは分かっているけれど、こんな思いは安らかな眠りの妨げになるかもしれないけれど、あまりにも突然な悲しい別れである故に、上坂さんの面影を追う気持ちが止まらない。涙が止まらない。

練習日誌 2月11日(水)

・「皆さん、あけましてー」と入ってきたのは、フルート松田さん。今年、初参加。水曜日はいつも少林寺のセンセイなのだが、祝日は稽古休みということで、今日は豊吹の練習に来られました。わーい、あけおめー。今年もよろおねー。←「ことよろ」ではないのよ。「お願いします」まで言わなきゃ。
・今日も、町吹さんからお借りした楽譜の曲にチャレンジ。まずは『スプリングマーチ』。1995年の課題曲。この曲聴いたら、私が高校3年の年の課題曲、『ハロー!サンシャイン』を思い出す(年齢を計算しちゃやーよ)。だって似てるんだもん。まぁ、課題曲4曲(最近は5曲か?)の中には、どっかで聴いたことのあるようなないような曲が、毎年1曲は混じってるもんですからね。珍しいことじゃぁないか。こういう、パートごとの役割分担や曲の構成・進行が分かりやすい曲は、初見でも、いろんなことに配慮できた演奏ができんとあきまへんな。主・副の旋律の出し方、伴奏パートのリズムの取り方、伸ばしの音のハモらせ方・響かせ方、各パートの音量バランスのとり方、などなど。過去に似た曲をやったときのことを思い出して、そこで覚えたノウハウを今やっている曲に生かす。豊吹、長く吹いてる人が多い団だけど、だてに歳くってない団体として「経験を生かす」ということができるようになりたいにゃー。
・こないだの土曜練習に続いて、2001年の課題曲『栄光をたたえて』を練習。『栄光をたたえて』はノーブルな雰囲気いっぱいで、品があって好きー。付点のリズムで爽やかだけど弾みすぎず、流れるようなメロディ。私はクラリネットとのユニゾンで気持ちよく吹かせていただきました。今日のクラ参加者は民&りえ。ビジュアルも度胸も愛嬌も備わった無敵のユニット、民&りえ。今日もそんな二人の隣で吹かせてもらえて、こここ光栄です。
・そん次は、裏面の『平和への行列』。3年前にはCDでよく聴いてた。記憶の中では、この曲のメロディはペットとボーンのユニゾンで演奏される、ってイメージが強かった。でも楽譜を見ると、冒頭のメロディはアルトとホルンのユニゾンだ…。ペットとボーンはその次に出てくる。アルトとホルン、音程合うかなー?と心配。本日の両パートのラインナップはホルン中井さんとアルトまえだ。両人ともオーバーブロウで、てやーっ!!って吹くタイプだから、音荒い。当然音程も合いやしない。ぶれすこんちょろーる、しよーねー。
・さーて、今日もやるぞ、『キャンディード組曲』!! 今日は3曲目までやりました。それぞれの曲の小題を、米軍英語に堪能なホルン中井さんに読んでもらった。んー、でもすごくうさん臭そーな英語に聞こえる…。3曲目の小題が「WHAT A DAY」。これ日本語で言うとー、「なんちゅう日だぇ」。出たっ、但馬弁バージョン。これ言ったのはフルート松田さん。けだし名訳!! さすが長老。ボキャブラ豊富。
・2月14日(土)は豊吹新年会です。飲んで食ってアバレル日なので、練習はお休みです。

練習日誌 2月7日(土)

・1月30日(土)は、豊吹の本年度総会が行われました。今年一年の主な行事やおおまかな活動方針など、いろんなことが話し合われました。今年も一年ブラスがんばろねー。全体会の後は、運営を分担する各係ごとのグループに分かれて、一年間のお仕事内容の確認などをいたしました。私の入ってる企画部では、「今年の定演のメイン、何するー?」という話題に終始しました。企画部長のアルト佐野さんが今年副団長におなりあそばしましたので、ホルン“新婚”ひろいちゃんを新部長に迎え、強力新部員フルートさっちん高尾を加えて、その日は4人でお話し合い。あれやりたいなこれやりたいね、と自分の願望妄想大放出大会。様々な曲の案が出た中で、ひろいちゃんとさっちんが声をそろえて主張したのが「『ラメセスⅡ世』やりたい!!」。あぁ~、あのホルンが吠え吠えの課題曲ねー(こんな印象しかなくってスンマソン)。佐野さん、それを聞いて「え、なんだって? ラ、ラ、ラミレス?」。それはヤクルトの外野手。 まぁいろいろアイデアが出ましたが、楽譜を手配できそうな曲を探して集めて一回やってからまた考えましょか、ということになり、今年第1回企画会議は終了―。
・2月4日(水)の練習では、何も書くことを見つけられんかった…。パスさせてください。ごめんなしゃい…。これからは精進します。
・2月7日(土)。この日、使命に燃えた新企画部長のひろいちゃんが「町吹から借りてきましたー」と言って、いくつかの楽譜を持って来てくれた。2001年の課題曲『栄光をたたえて』&『平和への行列』。「ラメセス」の楽譜がなかったので同じ年の『スプリングマーチ』。そして、日高町吹奏楽団が西宮吹奏楽団との春の合同演奏会でやった『キャンディード組曲』と『スターウォーズ組曲』!! いやーん、すごいー。どれもみんな結構好きな曲ー!! 特に『キャンディード組曲』は、クラ民ちゃんとばり作まえだがコンクール県大会を聴きに行ったときに西吹さんがやってたのを生で聴いてから、二人ともすんごい気に入ってた曲なの。だから、嬉しくってきゃーきゃー言いながら譜読みしました。こんな大曲、できるのかな? そんなんやってみんと分からん!! 過去に『ガイーヌ』やら『革命』やらやったときに、無謀な大曲に手を出す恥はとっくにかき済みじゃ。
・チューニングして、まずは『栄光をたたえて』を合わせる。これは、フルートさっちん高尾が大学4回生のときに実際コンクールでやった曲だそうな。そりゃー、思い入れもひとしおでしょう。この日、隣保の新年会に出席してから練習に来たホルン中井さんは、例の如く酒のニオイぷんぷんで愛器ウインナをぷいぷい吹いてござった。く、くさい『平和への行列』になってしまった…。
・さー、『キャンディード組曲』やってみまひょー。とりあえず1曲目をこわごわ合奏。ありゃ?意外と譜面づらは簡単。けっこうイケルかも。調子こいてテンポ上げてみる? おおっ、案外できるできる。いい気分になったところで練習終了。2曲目以降をやったときにへこむことは十分に予測されるので、本日はこれにて撃ち止め。