・コンクール但馬大会、当日です。台風はまだ四国あたりに居座っておりますが、兵庫北部に警報は出なかったので、決行されました。今年のコンクールは土曜開催なので、豊吹は演奏でではなく裏方スタッフとして参加しました。参加メンバーは年の順に並べると、ユーフォ岩下・ホルン中井・ボーン斎藤・バリまえだ・クラ成田・ペットケンヂ上坂・チューバしげーる谷下。以上7名、敬称略。主に舞台ステージ上のセッティング、打楽器運搬をさせていただきました。
・ひたむきに楽器を吹くことに熱中している中高生を舞台裏から見て、胸が熱くなったよ、ホントに。ごっつ見事に演奏し切っている子を見ると、よくこれだけの努力を重ねてきたねぇと素朴に感心するし、技術はつたなくっても必死に先生の棒を見つめてる子を見ると、その目の美しさに圧倒されるし。みんな、音楽愛しちゃってるなぁ。うおー、楽器吹きてぇぇぇー!! こうやってええ演奏を聴くと、懸命な演奏者の姿を目の当たりにすると、脳内の練習したい中枢が刺激されまくります。実にっ!!楽しい楽しい一日でした。
・出演してた学校の子みんな頑張ってたけど、私の中で金賞ごーるどをひそかにあげたいと思うのは、浜坂中学校さんです。『リバーダンス』を演奏してたんだけど、あの忙しい木管のメロディをきちんと楽譜読みこんで吹いてるの。一音もらさず。他のパートもリズムばっちり合わせてて、仲間の音にちゃんと耳を配って聴き合えている感じ。しかも全員暗譜だったんだよー。今回は、音色がまだ少し荒かったかな?ということもあって銀賞だったけど、来年の演奏が今から楽しみです。それと特筆すべきは、楽器運搬がものすごく早かったこと。ステージへの搬入のときも撤退のときも、部員が協力しあって分担されたものをてきぱきと運んでいた。大人も見習う点、多いにあり!! 成績発表後、顧問の先生が子どもたちに話していらっしゃるのがちらっと聞こえた。「演奏もがんばっていた。演奏以外のところもよくやった」としっかりほめていらっしゃった。浜中の坂井先生!! 先生のご指導、感服しました。はまちゅー、応援します。
・夜の豊吹、練習していたのですが、わたくし音楽団体協議会の会議に出席していました。よって練習のことは書けません。申し訳ござらぬ。ああ、こんな記述が最近増えてるなぁ。じょーじショック(by島木ジョージ)。
・《コンクル後日談》翌日、楽器も置いてる音楽喫茶「音楽館」で松森マスターと談笑していたら、南中のボーンの女の子がオイルを買いにやって来た。南中は中学校Aの部で今年久々に代表になった学校。私と松森さんがおめでとう良かったねと口々にお祝いしたら、3年生なのでとても嬉しいですとはにかみながら笑って答えた。そこで松森さんが「コンクールに勝ったけれど、いばったりおごった考えは持たんようにしてなぁ」と心配顔で言いなった。すると「皆で、他の学校の分もがんばろう、って言ってるんです」と、その子は答えた。えらいっ!! その言葉は誰が言い出したの?と感心した。顧問の島中先生がおっしゃったそうだ。うわー、南中はええ先生にご指導いただいてるなぁ。県大会でも、但馬大会同様、素直で伸びのいい音楽を響かせてください。がんばれぇ。