豊岡吹奏楽団

三度の飯より楽器好き!

2007年

練習日誌 2007年1月31日(水)

・長らくお休みしてましたー。ごめーん、許してぇ。(かわいこぶってもダメっ)
・『マーチ「ストレート・ロード」』、今日のクラの布陣をチェックする。ペットの楽譜を吹くのは誰? 「はーい、私です」としほつん。すっげうれしそう。今日の金管はホルンとユーフォしかおらんから、どソロだぞ。こんじょ入れて吹けよ。「あいっ!!」…って言ってるそばから、とてもオイシイ主旋律を吹きそこねなった。ああ落ちちゃったか。
・『ストレート・ロード』は、指定速度=142だ。メトロノームで確認してみるとけっこう速い。冒頭にも“Fast March”って書いてあるしなぁ。思ってたよりちゃきちゃき演奏した方がいいかもしんない。なんて言ってたら、私の隣の総高3ばか…じゃない、総高クラ3人娘が何やらぼそぼそささやき合っている。耳をそばだてると「ふぁすと、って何?」という言葉が聞こえる。お、おいおい。今、何の話してた? 速度の話だったろ? バスクラさくらがぐるっとこちらを向いて、「ふぁすとって“第1の”って意味ですか?」って聞いてきた。…真剣そのものだ。どうしよう。こちらもマジに答えるべきか。は、“速い”って意味だよ。すると、この“もうすぐ自衛官”娘は「えっ!!知らなかった!!」とマジに言ってるじゃあーりませんか。わーどうしよう。上官から「Fast!! Fast!! Move fastっ!!」って命令されたら、“一番”前に動いてって敵の弾にすぐあたってしまいそうです。自衛隊の、いや日本の未来が心配だ…。
・購入したけど一回練習しただけでボツっちゃった楽譜を、も一度引っ張り出してきた。なんとか使えないかな? ということで去年買った『LOVE LOVE LOVE』を配る。しほつんが「ドリカム?」と言ったが、違う。平井堅の、ですから。作曲者名はアルファベットで書いてある。そこを見て、「あーKenだー。たむけん?」。その後、しむけん、マツケン、トミーズ健、英検、漢検etc.…、とケンつながりの言葉がとびかった(皆、バカだ…)。
・ボツ楽譜・第二弾、『セプテンバー』。この曲を知ってるって人は、たいてい熱帯Jazz楽団の演奏を聴いて知ってるんだと思う。あ、但馬で楽器やってる人は、老舗楽団・フリーサウンドの演奏で知った、という人も多いかな?いずれにしろ、それらの楽団の演奏する『セプテンバー』っていうのは、むちゃむちゃかっけー血沸き肉踊る曲なの。それに比べてこの楽譜の『セプテンバー』は…、お、おもんない。今日はペットがいないからそう感じるのかなー。クラりえりえはこの曲をやるのは3回目なんだそうだ。「中学のときにやって、高校のおととしの定演でやって、今回」で3回。そのりえりえいわく、「せぷてんば、おもんない」。あ、やっぱフルバンドでやってもそうなの?ううう、買ったの失敗? 悲しくなっちゃう…。
・『春、風が草原を渡る』。これってとってもさわやかな曲。吹いてて気ん持ちいい曲。これ、6月の吹奏楽祭でやるってのどう? ちょっち提案してみたら、皆「わぁーいい~」「私、この曲好きぃ」とか、けっこういい反応。でも、クラりえりえがハッとした顔で言った。「あ、うち、おれへんのだ」。あありえりえ、そうよあなたは3年生。来春からは社会人。もうその頃は但馬にいないのよ(泣)。「出るつもりでおった」って、当たり前のように吹奏楽祭の選曲について考えていた。あーん出れれへんのだー、と嘆くりえりえ。するとその横でしほつんがいきなり、「うち、おるで!!」と叫んだ。すんごい得意げな顔だ。あーそーだねー。元気なええ子がうちにはおるわ。うれしいうれしい。はいはい(笑)。りえりえが就職するのは、土日が休みのところ。「休みにはこっち帰ってきますから」と言っている。おぉ、かつて阪神地区に勤めていたペット坂ちゃんとボーン斎藤さんが土曜に遠距離参加していた。りえりえ、豊吹大阪支部の支部長となるのだ。

練習日誌 2007年1月17日(水)

・今日はクラが勢ぞろいだー。民・なお・りえ蔵・りえりえ・しほつん・さくら(席次順)の、B♭クラ5人+バスクラ1人。おぉ、クラアンサンブルができそうやん。「こらだん?こらだん?」by子どもチーム3人。あの、きゅーってE♭クラを誰がすんねん? (※注:こらだん=ネリベル作曲『コラールと舞曲』。総高のアンコン演奏曲。)
・クラりえ蔵がシブイ顔をしている。彼女は2月に行なわれる総高の定演にOB出演するにあたって、仕事のスケジュールとの兼ね合いに悩んでいるのだ。律儀で職人気質なりえ蔵は、練習が足りないままステージに上がることに強い違和感を抱いているのであった…。ここで総高現役生、頑張って説得。「譜面、簡単だからできますよー。松田さんなら大丈夫ですよー(えへっ)」byりえりえ。するとりえ蔵、間髪入れずに叫ぶ!!「何言っとるん?“簡単な譜面”なんて無いんだで!!」。音の形・音程・音量・等々…、いろんなことをパート練習や合奏の中でそろえていって、初めて“演奏できた”と言える。音符だけ吹けとってもアカンのだで…。りえ蔵の主張、あふれるあふれる。うーん名言その2(その1は前回の川崎さんね)。今年は新年からええ言葉聞かしてもらえるなぁ。
・『マーチ「ストレートロード」』やるぞー。たわむれに、『行進曲「直通」』!!とニセ邦題をつけて遊んでたら、もっとスゴイ題つけたやつがいた。『マーチ「大開通り」』…(※豊岡以外の住民の皆様への注:大開通り=JR豊岡駅前から続くメインストリート)。ローカルネーミング!! 名付け親はクラしほつん。実際、大開通りに住んでる人です。
・バスクラさくらの進路は自衛隊。この春から大津の駐屯地に赴く予定だ。大津という地名は、しほつんにとっては「=琵琶湖」ということになるらしい。「さくら先輩、琵琶湖のどこに行くんですかー?」って聞いてるから、さくら、琵琶湖の中に行くんかー?湖底か?って、からかったら、さくらが「違います!!陸上です!!」ってむきになって否定した。えー、かっこええやん水中自衛隊。サンダーバードみたいで。ツァンダバーヅ、アッ・ゴー!! どかーん… ♪タッタカター・タカタッタ・タッタカタッタッター♪さくら、日本と豊吹を守るのだ!!
・『リフレクション』やったとき、練習番号40の6小節“目”からやってみてー、って抜き出して練習した。ひとくさりやった後、ホルン中井さんが「あ、わし、6小節“前”からやっとったわ」とたわけたことを言って、ぴろっと舌なんか出してお茶目さんを演じようとした。何、ペコちゃんみたいに舌出してかわいこぶっとんのよー!!…ここから時事ネタに突入。不〇家の賞味期限切れ牛乳で作ってたお菓子って「あれ食べたらどうなるん?」。豊吹のどちて娘・しほつんが尋ねると、バスクラさくらが一言「死ぬっ」って答えた。しほつん、「ショック死?ショック死?」。違うわー。前の日の乳ぐらいで死ぬかー!!ブラックすぎるぞな。
・『行進曲「紅毛氈」』やりました。「こうもうせんって何?」という疑問は、今回も発散されていた。しほつん、タイトルを眺めてぼそっと「…毛ぇて書いてある…」。どんなモノを意味するのか、一応文字から読み取ろうとする姿勢は評価するぞ。でも「毛ぇ」って…。
・ボイスレコーダー、本気で買おうか考えとる。ってクラなおちゃんに話したら、「あ、でも、録音されてるって分かったら、みんなしゃべらなくなっちゃうかもしれませんよ。警戒して。」って言った。あぁそれはあるかも。「さっき何しゃべっとったーん?」って何気なく聞いたつもりでも、「何でもないですっ!!」って、みんな教えてくれないしなー。んじゃー、録音機じゃなくて盗聴機を買おうか?強力なやつ。秋葉原あたりで買えるかな? るんるーん♪
・高3チームの中で、ペットあつつは但馬に残るらしいということを小耳にはさんだ。やーんうれしぃー。
・それにしても、しほつんネタ多いなぁ。しほつんなら、録音してようがしてまいが、変わらずヒットを量産してくれそうだな。”

練習日誌 2007年1月13日(土)

・あはぴーにゅぅいやぁー!! こにちは、亥年。ぶひー。本日、豊吹初げいこです。最初に会ったのがペット坂ちゃん。お互い、顔を見るなり「あけましてー・およょょょょょょょ…。今年もよろしく・およょょょょょょ…」。この人との新年の挨拶は、高校のときから20数年間ぜんぜん変わってない。変わらないつきあいって、なんかいいもんだ。
・本格冬季シーズン初日にしては、メンバーがぞくぞく集まる。これなら合奏ができるー。うほほ。
・個人練習を1時間とった後、合奏、合奏ぅー。『マーチ「紅毛氈」』やろう。アルト佐野さんが「“こうもうせん”ってなんだいや?」って聞いた。レッドカーペットのことですよ。授賞式なんかで敷かれるー。「あぁあぁそうか」。あ、納得された。「そうかぁ。わしゃー、英語わかれへんでなぁ」。え?今、「紅毛氈」で分かんなくて、「red carpet」って言われて理解できたんですよね、佐野さん?「紅毛氈」って英語だったのか…。
・保科センセの『リフレクション-映像-』を合奏した後、佐野さんの感想。「これはー…都会むきの曲だなぁ」。ん?ん?何それ?うーん、“洗練”とか“上品”っていう曲調を佐野的表現した結果、“都会”って感じ…かしら?でも、田舎には住んでいるが、音楽感性までみんなイナカモンになるとは限らんぞー。そこでちょっと疑問のペット坂ちゃん、「佐野さんの“都会”と“田舎”の境は、どこらへんなんですか?」と尋ねた。「うーん…。姫路あたり?」。みんな、どよめいた。遠っ!!じゃあ、福知山あたりは?「福知山は、なんか“仲間”って感じがするしけぇ、“田舎”に入るかなぁ」。もうっ、他の土地に“田舎”ってレッテル貼らないでっ。津居山内でとどめといてくださいよっ。
・佐野さん語録がおもしろい。でも、練習中はみんなゲハゲハ笑っても、終わった後では、さっき何の話で笑ってたっけ?さぁ~…、ということなる。戦務帳書くときには頭から消えている。どうしょー、誰か覚えとってぇやー。どこからともなくアドバイスの声が。「ボイスレコーダー、買ったら?」。それ、ええかも!!マシーンだのみの戦務帳。まぢで手ぇ出してみよっかなー? 機械オンチの私が、そげなハイテク商品(?)に手を出そうなどと考えるとは。脳老化はそれだけ深刻である…。
・川崎団長より、終わりのシメのお言葉。「冬なのに参加人数が多くてウレシイです。これからもどしどし声かけ合って一緒に練習していきましょう。なにせ、今が一番楽しいときですから」。けだし、名言!!そうよね。行事がないからゆっくり練習できるし。個人練習も基礎にたっぷり時間かけられるし。合奏で楽しい曲を次から次へとやってって、時々みんなでがははと笑う。冬は一番楽しい季節。外は寒いが心はのんびり。川崎さん、しゃすがです。
・フルートまりまりは、卒業後、姫路に出るそうだ。クラの民・りえ蔵・なおの3人が、そろって「“都会”やんっ!!」って叫んだ。これは佐野的基準による発言ですね。
・高校3年生組(まり・りえ・さくら・あつみ)は、この3月で但馬を去ってしまうのだ。分かってたことだが、改めて考えるとしょぼん…。ちょっとホロにが新春なのでした。