・豊吹の団持ち楽器にはバスクラはない。天然総高生・さくちゃんが豊吹で吹いている楽器は、某中学校のご好意によりお借りしているバスクラである(A澤先生、H上先生ありがとうございます)。今日、私がロングトーンをしていて脳内座禅状態、無我の境地のちょい近くまでイッちゃってるとき、「あのぉ~…」とさくちゃんがおずおず声をかけてきた。ん?どした?と顔を向けると、「バスクラのネックがカラカラと音がするので振ってみると、中からこのようなものが…」と銀色に光る丸いものを私に見せた。まごうかたなき100円玉。おおっ、魔法のバスクラ。さくちゃんがもらっておけばいいよー、と私が汚れた大人的提案をしても、彼女は受け入れなかった。「いやいやいやいやいやいや、そのようなことは、いやいやいやいやいやいや…」“いや”の回数を数えようかと思うくらい連発していたが、高速で繰り出される連射についていけなかった。じゃあ、もうすぐ吹連の会議があるから、そのときにでも某中学校の先生に返しておくわー、と模範的案を出してみると、さくちゃんはようやく納得して連射を止めました。「ではこれで…」とさくちゃんは、私に顔を向けたまま、体をくの字に曲げてえびのように後進して去っていきました。♪おもろいね・さくちゃん♪さっくちゃんはね~…♪
・『素晴らしきヒコウキ野郎』。練習番号Dからメロディを奏するのは、ペットとユーフォです。今日のペットは前回見学に来てくれた女の子が一人だけ。ここはユーフォ山本くん、しっかりリードしてあげねばー。どうなるかわくわくして聴いてたら、おっ!! 山本くん、きっちり吹けてるじゃないかー。ええぞぉ。彼は最近、基礎練をじっくりやれるようになって、以前に比べて音が安定してきているのです。このまま上り調子を保ってどんどん上手くなってくれぃ。
・『ロマネスク』は低音にとってはしんどい曲です。休みがありません。ブレスがとれません!! レインボーブリッジ閉鎖できません!!(by織田裕二) この曲吹き終わってから、私がゼーゼーいってると、クラ民ちゃんが「私はこの曲ラクだもーん」といった感じで、涼しい顔をしている。ぐや゛じぃ~。
・『キャンディード組曲』第1曲目。ラストあたりで、ボーンの伸ばしの音がなんか不安定に聴こえるところがあった。斎藤さん、それ何の音ですか?と尋ねると「Fの音だ」と答えられた。あれ?そんなに合わせにくい音ってわけでもないな。どしてだろ?と首をひねってると、ユーフォ山本くんが「ひょっとして…」と言いながら、一緒に吹こうとする。試しにボーンとユーフォと一緒にそこの部分を吹いてもらった。すると、ボーンと同じリズムで動いているユーフォの3度下の音が少しうわずっている。あー、下の音とのハーモニーが合ってなかったから、上のボーンの音がふらついてるように聴こえたんだー。山本くんにその音の音程をちょっと低めにとってもらうようにして解決。山本くんのナイスヒントでクリアできました。
・次の土曜23日の練習はお休みさせていただきます。他のバンドの練習に行ってきやす。