豊岡吹奏楽団

三度の飯より楽器好き!

練習日誌

練習日誌 7月14日(水)・17日(土)

・14日は豊岡市音楽団体協議会の会議があったので、私はそちらに出席。練習の方は欠席いたしました。会議は午後9時半ごろ終わり、今から豊小に向かっても皆に会えるかどうか分からん微妙な時間になった。豊小に行ってみると9時40分くらいになっていた。でもみんないた!! しかも、ドラムセットがまだ片付いていない。川フェスタ前だったので、全曲通しの練習をしていたら時間が押してしまったらしい。私もあわてて楽器片付けに参入。皆、無言&必死の形相で急ピッチの梱包作業に取り掛かる。ばたばたばたと運びおわって時計を見ると、おおっ、最短記録ではなかろうか。あー、短い時間で大汗かいたー!!
・17日(土)は、円山川フィエスタの営業です。毎年、水の妖精ぷるるん(川イメージキャラ)のイラストが入ったTシャツを頂ける。例年は前日までにもらって、出演メンバーは家から着てきていたのだが、今年は土曜開催ということもあって当日支給となった。ホルン中井さんは家を出る前、ジーパンをはいて上半身はだかの状態で「Tシャツもらえるんだしけー、このかっこうで集合場所に行ってもええんちゃうんか?」とマジに思ったらしい。いや、誰もとめませんよ。是非実行して、職務質問を受けていただきたい。
・今年のTシャツの色はエメラルドグリーン。まぁぁさわやか。濃いぃ豊吹メンバーのキャラに似合うかしら、と不安に思うくらいええ色でした。皆、着替えを終えて楽器積みこんで各車に分乗して、水門にれっつごー!!
・水門前の特設ステージの脇に楽器を運び入れる。ちょっと早めに着いたので、まだ「ドラえもん」ショーが始まっていない。豊吹の本番は「ドラ」の後。楽器を搬入しおわって、ふっとステージ裏を見ると、そこに出待ちをしているドラが!! きゃー!! 客席から姿が見えないようにしゃがんでいらっしゃる。むっちゃかわいいー。アルトいしぇが狂喜乱舞して携帯カメラでドラを激写。するとドラ様が背後の気配に気付き、振りかえられた。撮らないでって言われるかな、と思ったけど、なんとこちらに愛嬌を振りまいて、いしぇと並んで撮らせてくれた。すばらしいサービス精神!! 思い出をありがとう、ドラ!!
・さて本番。ステージ上に並んで演奏開始。掲示板にフィンランド人も書いてるようにあっついあっつい。気温は赤マル上昇中。ほとんどのメンバーが暑さと戦いながら演奏していたのだが、パーカスさ~やは別のものとも戦っていた。ステージの上がり口に、舞台裏が見えないようにビニールシートが上から長くたらしてあった。これが風にはためいて、ちょうどさ~やが小物を叩いている脇で、視界をさえぎるように盛大にゆれていた。最初、遠慮がちに「ビニールシートが…」とつぶやいて手でよけていたさ~やだったが、ばっさばっさとだんだん激しくやかましくシートがひるがえるにつれて、「ビニールシートがぁっ!!」と叫びながら、額に怒りマークを浮きあがらせながら叩いていたらしい。(証言:パーカスめぐ)
・前回営業「ワンライフ」のステージ同様、今日もチューバ立奏に果敢に挑んだ松岡くん。アルト佐野さんの魅惑の司会の間、ちらっと見てみたら、右手親指の付け根が「つりそぉ~」な状態になっていた。今日も根性感じさせてもらった。
・途中、ボーン斎藤さんが司会中の佐野さんに近づいて、何やら耳打ちして去っていった。その時はなんだろうと思っていたのだが、演奏終了後に判明した。ペット坂ちゃんが貧血を起して、立っているだけで精一杯という状況にあったらしい。それで斎藤さんが佐野さんに「できるだけ長くしゃべっとって」と頼んだのだ。うわぁ大丈夫かぁ、とそれを聞いてから声をかけたものの、吹いている最中はまったく気が付かなかった。だって『いい日旅立ち』のソロも危なげなくこなしてたんだもの。「今日は丁寧に吹いてるー」と思ったくらい。すごいなぁ坂ちゃん。なかなか出来ることじゃないよ。
・いつにも増して、暑さ対策水分補給とUV対策の重要性を痛感した営業でした。楽器片付けも何もかも終わった後、その場に残ってた何人かで谷口の氷食べに行った。ベース川崎さん・ユーフォ岩下さん・ホルン中井さん・バリ作まえだ・クラ民ちゃん・テナーとも子・パーカスめぐ&さ~や、というメンバー(年の功の順)。全員がぷるるんのTシャツを着たままだったので、ものすごく注目を浴びてしまいました。最初は恥ずかしかったのですが、慣れてくるとナンともなくなりました。「大勢ならこわくない現象」でしょうか。それともトシと共に羞恥心が目減りしたのでしょうか。
・夜の練習も、もちろん元気。定演2部でやる曲を中心に練習したので、おのずと体力的にきつい練習になっちまいました。この日、夏休みで帰省しているホルンのりえいちゃんが参加。娘の帰省に疲労困憊の中井パパもご機嫌!お帰りのりえい!! さぁいっしょに『ラメセスⅡ世』を吹こう!!
・ペットのケンヂウエサカやチューバしげーる谷下、ベース川崎さん、とこの曲の練習回数が少ないメンバーがいたので、『ラメセスⅡ世』を少しゆっくりのテンポで練習しました。久々に合わせたせいもあって、以前練習していたときに比べると不安定な演奏になった。アルト佐野さんが「この曲、ホンマにできるんかなぁ?」とぷち弱音をはいたとき、クラ民ちゃんの口から低音極妻風に一言。「… やれ」。 ひぃぃぃぃー!! やりますっはい、やりますやらせていただきますっ。
・佐野さんの『メモリー~アルトサックスとバンドのための~』で本日のしめくくり。エロい音色で身も心も溶かされて、また明日からの生活、ガンバれるわ。

練習日誌 7月 7日(水)・10日(土)

・うーん、2日とも『それいけレンジャー』『演歌メドレー』『いい日旅立ち』をやったんですが…。3曲とも難しいわ。どうしたらまとまった演奏にできるのかなぁ。
・ユーフォ山本くんが、「ミッドナイトデカレンジャー」のメロディを吹きにくそーにしている。眉間にシワがよっちゃってるよー。合奏中、「ここんとこで主旋律吹いてる人は、日曜朝7時半に起きてデカレンジャーを必ず見ること」って言ったら、山本くん破顔一笑。笑ったらカワイイぞ。明るく吹けよ。うん。
・10日の練習では、ファンファーレを練習。今度の本番、「円山川フェスタ」で旗(か何か)を掲揚した後に鳴らしてくださいと依頼があったのです。ファンファーレをレパートリーにもっていない、というのはこういうときに困りますな。どんな曲しようかなぁといろいろ考えたり楽譜を借りたりした末に、採用したのが『軽騎兵序曲』の冒頭。実は市内某楽器店の楽譜コーナーで、店員さんの目を盗みながら「小学校・ゆかいな器楽合奏」の本の中から、この曲の使いたい部分だけノートに書き写しました。…ああっ、こんなワールドワイドなネット上で暴露してまったっ。ごみんなさい。でも、罪滅ぼしに書籍を買いました。茂木大輔の「こうしろ!未来のクラシック」(この人の著作は楽しいよ)。余談はさておき…。ペット・ボーン・ホルンが朗々と高らかに4小節鳴らした後、5小節目の伸ばしの音だけ、全員鳴らす。という作り。即席作りの楽譜にしては案外まともに響いたが、なんか妙な感じ。作り直してきます。はい。
・ホルン中井さんとひろいちゃんの仲よしゲンカ。なんかの曲で、ホルンの音がでかいなぁと感じて、本番当日ホルンは何本だっけ?と尋ねた。中井さんは「4本そろうぞ」と答えたが、隣のひろいちゃんがすかさず「へ?僕、出れませんよ」と言いだした。なんだいや出れるって言ったんねぇかいや、あ、ごめんなさい、仕事が入ったんでしゅよ…など、ぐにゅぐにゅと小声で言い合うのが、周囲に切れ切れに聞こえてくる。ひどいっ出れるって言ったじゃないっ!! 僕はそんな約束した覚えはないね まっ!!しらばっくれないでっ!! と私はまたアテレコをして楽しんでいた。私の隣のクラ民ちゃんも「痴話ゲンカ、痴話ゲンカ」とつぶやいて、楽しんでいるふうだった。
・クラ民ちゃんから、1988年のニューサウンズinブラスのCDを貸してもらった。民子オススメの一枚。このときの収録曲は感じのいい名曲ぞろい。時の過ぎゆくままに、慕情、ラウンドミッドナイト、ラ・イスラ・ボニータ、デサフィナードetc.…。わぁ、やりたくなる曲ばかりだなぁ。発売当時、学生だった私は「もっととっつきやすい曲がいいなぁ」などと考えていて、この曲群の真価が見えてなかった。青かったっす。年くった今改めて聴くと、おしゃれな曲、胸に染みる曲いっぱいじゃないですか、と感じる。楽譜注文できるかなぁ。できたら買いたいなぁ、何曲か。企画部でこんど相談しよーっ。

練習日誌 7月 3日(土)

・今日は、3人のツワモノプレイヤーが遊びに来てくれた。フリーサウンドの今や主力ペッターと言っても過言ではない前野くん、そしていつも豊吹を寛大に見つめて惜しみなく協力してくれる(感謝!!)ボーン古ちゃん。加えて今日は、アメリカ帰り(!!)のボーン吹き、和田くんが遊びに来た! わーわー、紅白に出た人が来たー。わーわー。
・古ちゃんと和田くんが来たので、斎藤さんと合わせてボーンが3本になる。斎藤師団長、とてもとても嬉しそう。普段と変わらないって? よく見て。ほら、口元左端がちょっと上がってる。そーとーウレシイ表情だよ。
・『それいけレンジャー』を合わせて、改めて川崎さんのベースに惚れあげる。「ミッドナイトデカレンジャー」がむちゃノリやすい。吹きやすい。川崎さんは自分の腕を決しておごらず鼻にかけず、心地よいプレイをさりげなく繰り出す。でも、ベースという一見目立たないパートゆえに、その存在感の大きさに気付いていない人がひょっとして多いかも…。あー、川崎さんみたいな低音奏者になりたい。この人がいるといないで大違い。勉強しまっす。
・アルトいしぇ息子の優ちゃんは、あなどれない音楽センスの持ち主だ。このことは今までにも、ここに数々のエピソードを紹介して述べてきた。今日、新たな優伝説の1ページが追加される。『演歌メドレー』を合わせていて、メドレーの最後の曲にさしかかったとき、それは「出た」!! 「浪花節だよ人生は」のイントロに、鼓が♪ん・ぽんぽんぽん・ぽんぽんぽんぽん♪と入る部分がある。たまたま打楽器メンバーがいなかったので空白にしていた。優のするどい音楽感覚が、それを見過ごすはずはなかった。おもむろに愛器をかまえ、吹き鳴らした。♪んちゃちゃちゃ・ちゃちゃっ・ちゃちゃっ・ちゃーちゃっ♪ ぷいぃ~(by優) ♪ちゃちゃっ・ちゃちゃっ・ちゃーちゃっ♪ ぷいぃ~(by優 アゲイン) ナイスタイミングっ!! エッセンスも精髄もここしかないってところで決まってる味だ!! (何の話だ?) 名プレイを終えた後の優ちゃんは誇らしげだった。それとも、皆が大笑いしたのでつられて笑っていたのだろうかね?
・フルートさっちん神月が、「特捜戦隊デカレンジャー・オリジナルアルバム」のCDを貸してくれた。やったー、ささきいさおの歌声がおうちで聴けるぅ。るん♪ ペット坂ちゃんも「やったぁー、貸して貸してぇー」とはしゃいでいた。
・《後日談》帰ってから早速「デカ」のCDを聴いた。一番初めに収録されてる曲のイントロでペットの音が聴こえた瞬間、私とダンナは「このペット、絶対エリックっ!!」と叫んでいた。CDジャケットには参加プレイヤーの名前は入っていなかったが、ネットで調べたらエリック参加のCDだった。皆も聴いてみて。かっちょええから。ささきの歌もしびれるから。♪晴れのーちとーきどーきなっがっれっぼしぃぃぃぃ~♪

練習日誌 6月30日(水)

・フルートさっちん高尾が『はるか、大地へ』の楽譜を借りてきてくれましたー♪ ずっと前に豊高ブラスから借してもらった『はるか、大地へ』は、スコアが紛失されていた(今、戦務帳のバックナンバー見たら3月24日に借りたって書いてた)。で、スコアを持っている学校さんを探さなきゃと思いながら、ずっと保留にしていた(うう、ごめん…)。そこに、この前の土曜日に「母校に楽譜ありますよー」とさっちんからメールが入った。うわーんありがたいぃ、ということで涙ちょちょぎれる思いで、貸してくださいお願いしますメールをソッコー送った。その楽譜を今日持ってきてくれたのだ。さすがは企画部員。即断即決素早い動き!! 見習います。すびばせん。
・今日も、古川家の優ちん登場!! いつものように、マイ楽器を手にしてママといっしょにルンルン参加。これまでトランペットだと思われていた優ちゃんの愛器が、実は可動スライドを備えたトロンボーンであることが、先日判明した。やはり、かえるの子はかえる。パパの楽器を受け継いでるやん。合奏中も、真剣に見つめているのはいつもトロンボーンだしなぁ。今日も、皆の音階練習に合わせてぷいーぷいーと吹いていた。熱意があるぞー。がんばれ未来のクールボーニスト!!
・『それいけレンジャー!!』を合奏して、あらためてこの曲の難しさを実感しまいた。冒頭の「デカレンジャー」Openigテーマはまあまあ吹けるんだけど、次のEndingテーマが、これが難関だっ。なんとジャズでっせ。すうぃんぐ!! 子ども番組のテーマ曲にズージャ。タイトルも『ミッドナイトデカレンジャー』。かぁ~っ、はいから。誰かが言ってたなぁ、「妖怪人間ベムみたいなノリの曲だ」って。確かにダークでシブい曲調ではある。フレーズひとつひとつがカッチョよくって、吹いててバシッと決まったときにはぞくぞくする。快感。高音パートはよいのだが、大変なのは低音。ひっきりなしに動く4分音符。休符は多分ないと思う。しかも一生懸命にばたばたと吹いてはいけない。あくまでクールにリズムを刻み、バンド全体をリードしていかなければならない動きだ、これは。うぉー大変そうだけどおもしろそぉー!! バリサク吹きてぇぇー(次回の営業では私はアルト担当)。でも我らが低音戦隊3レンジャー(川崎・谷下・松岡、敬称略)なら、こなしてくれるだろう。そいじゃぁたのんだよっ。
・ボーン斎藤さんに「ミッドナイトデカレンジャーのテンポってどれくらいですか?」と尋ねたら、しばし黙考の後、右手で自分のひざを叩きながら示してくれた。そのたたき方がまたよかった。「とーんとーん」って間の長いたたき方じゃなくて、「とっんっとっんっ」て、ひざをたたいた後の手首の上げ様が鋭いの。裏拍だ、オフビートだ。曲のテイストがすごくよく分かるたたき方で、しかも自然だったので、感心した。この人はこの曲をつかんでらっしゃる、しっかりと…。団長の音楽センスはすごいよ。地味だけど。
・この前の練習で斎藤さんは、7時半からデカレンジャーを見るよう強く勧められた。ペットのたにむらが、朝起きれなくって見そこねたらしい(クラ民ちゃんにメールあり)。わはは。しかし私も見れんかった。布教失敗? いや、来週こそは見てやる。きっと。

練習日誌 6月26日(土)

・フルート松田さん、登場ぅぉぉぉー。実に○ヶ月ぶりのご登場。ああ、変わらぬその優しい笑顔。そして変わらぬその、辛口トーク…。『ジャパグラ』百恵メドレーの楽譜を見て、「ああ、この曲こないだ水曜にやっとるの聴こえたわ」と言われた。松田さんは水曜は師範として隣の体育館で少林寺を教えてらっしゃるのだ。「なんだぁ、たよりねぇ演奏だったでぇー」。うわはははー。おっしゃる通りなのだー。にっこり笑って人を斬る。さすが拳法使い。まいりました。
・今日の戦務帳は「わたわた特集」(←わたる=斎藤さん)。『戦隊メドレー』(正式名称『それいけレンジャー!!』)に対するボーン斎藤さんのこだわりについては、前回6月23日分の文章に記した通りだが、今回も熱く語る斎藤さんを見ることができた。こないだの話、戦務帳のネタにさせてもらいましたよー、と私が話しかけると、斎藤さんは勢いこんで「ワシは絶対アバレンジャーも残した方がええと思ったんだー」とまた自説を繰り返し語られた。ポ、ポリシー感じるなぁ。
・合奏中、『それいけレンジャー!!』を合わせた。途中に、3拍目だったか4拍目だかの裏に♪んパーン♪とトロンボーンが入る、一発だけの合いの手がある。そこの部分を1回目にやったときは、斎藤さん、一拍早く入ってしまわれた。そのとたん、楽器を下におろしてガクーッと首をうなだれて、しょげとんなった。そ、そないに気を落とさんでも…。佐野さんの「まぁ一回やらぁや」の声で、再度合奏。2回目は上手くいくだろうか?と見つめていると、気合十分の音で、もう一度同じように間違えなった。すると、またもや楽器をおろし前回よりも急斜角に首を曲げ、はた目にも気の毒になるほどの悔やみよう。きょ、曲に対する愛着感じるなぁ。
・ペット坂ちゃんが、どんなんか原曲聴いてみたいなぁと何気なくつぶやくと、ボーン斎藤さんはそれをすばやくキャッチ。「明日の7時半に起きて見ることだな、デカレンジャー!!」と坂ちゃんに強く勧めた。ふ、布教? レンジャー教? その後は、日曜の朝はいかに早く子どもたちに起こされるかについてとうとうと語られ、かなわんわぇと言いながら顔はウレシソウだった。し、幸せパパだなぁ、斎藤さん。

練習日誌 6月23日(水)

・先日20日の本番を終えて、ヒト段落ついたという感が強い。正直言って、吹奏楽祭ど頭出番というのはけっこうなプレッシャーだった。しかしそれもすんでしまえば過去のこと。ええ経験として心に残れば、結果おーらいっ。いやー、意外と楽しめちゃいました、朝イチ演奏。
・アルト佐野さんの機材を持ちこんで、吹奏楽祭の演奏収録ビデオを鑑賞。これは吹連からいただいたもの。あ、有料ですが。miniDVテープなので、普通のビデオデッキじゃあ見れません。どなたかVHSにダビングしてけろー。佐野さんヘルプー。
・新譜を練習しました。今年のニューサウンズから『ジャパニーズ・グラフィティ~いい日旅立ち~』を買ってたんです。わしは昔は山口百恵ってきりゃぁ(嫌い)だってなぁ、と意外な昔話を語り出した佐野さん。この楽譜、佐野さんの強い推薦によって購入が決まったんですよ。そんなこととは全然知りまてんでした。今は好きみたい。
・百恵歌4曲のメドレーで、『いい日旅立ち』をラストに終わる。ラスト近くにテナーサックスの甘いソロがある。ふじおかガンバレー、とアルトいしぇと一緒にエールを送って耳をすませた(その部分、二人は長休符)。…ちょっとびっくり。かなり雰囲気よいソロがつむぎ出される。ふじおか、腕を上げた…。[ソロを吹いてる人の隣でこしょこしょ話]=いしぇ「なぁなぁ、ふじおかくん、すごいやん」。まえだ「うん、力の抜け具合がいい感じ。柔らかい音出てる」。いしぇ「ちょっとおっさん臭くなってきた?」。まえだ「?? あ、ああ。そんな感じかな。ええ味が出てきたってことね」。いしぇ「うん、そういうこと」。いつもながら、いしぇのボキャブラリーには感服する。
・クラりえ蔵ちゃんの左手のマニキュアが気になる…。薬指と小指だけぬってるの。かわええ。この気持ちは何だろう。それ、恋だと思う。
・フルートさっちん神月が遅れて来たのでチューニング。メーターで合わせたらすっげ高かったので、「高すぎっ。♪たっかっすぎぃぃぃぃたかすぅぎぃぃい~いぃいぃ~たっかっすぎぃぃ」と、いにしえのサンテレビCM「高杉工務店のテーマ」を歌ったら、さっちん高尾がものすごいウケてくれた。彼女は、ほんのちょっとした冗談でも爆笑してくれて、こちらの芸人魂をくすぐってくれる。笑いの沸点が低いのだろうか。ミニ大阪人なのに。
・『ジャパ・グラ』の他は、『演歌メドレー』と『戦隊メドレー』をざっと通した。次の営業、円山川フェスタで使えたら使いたいな、と。『戦隊メドレー』は中に5曲も入ってて長いので、カットした方がよいかもということになった。今放送している「デカレンジャー」とその前に放送していた「アバレンジャー」は残しておこう、と話していたとき、「まぁ、子どもらにとってはアバレンジャーの方がまだ定着しとるしけぇ、残した方がええなぁ」とちぃちゃいお子ちゃまの目線に立って意見を言われたのは、なんと齋藤さん。いえね、ちょうど対象年齢の子どもをかかえるパパだから不思議はないんですが、しぶい外見なので子ども番組について語られるとほほえましくて、つい…。

練習日誌 6月20日(日) 全但吹奏楽祭 & ONEライフ

・今日の寝覚めは良かった。スキッと起きれた。うーん化粧のノリもよいぜー。さ~あ吹くぜ吹くぜ。台風来るなよー!!
・豊吹の楽器運搬車両は「トラック」ではありません。パーカスめぐとさ~やの自家用車にガンガン積みこんで会場に乗り込みます。朝早く、吹連指定の運搬車駐車場所に二人が車をつけると、係の先生が血相変えてとんで来て「ここには停めないでくださいっ!!駐車禁止の場所です!!」と叫ばれた。パーカスめぐが「楽器運搬車両ですっ」とすかさず返答。すると「あっあっ。どうもすいませーん」とすぐに物腰やはらかに謝ってくださった。北中のK原センセ、お手数かけましたー。こちらこそスンマセンでしたー。
・吹奏楽祭で朝イチに出る団体は、毎年こうなのだろうか。吹連行事でのチューニングを、事務所側4階の部屋以外の場所でさせてもらったのは初めてだ。なんと我々だけリハーサル室をあてがわれた。バレエ練習のための壁面いっぱいの大鏡に、こまこまと動く皆の姿が映るのが、なんとなくほほえましい。そして当然のこと、部屋が広い。そんな場所で吹いてるせいか、とても早い時間なのにちょっとゆったりした気分。10分ほど音出ししたあといつも通りのチューニング。『ロマネスク』の冒頭、『ブルーレディ…』のトゥッティ部分を合わしたら、移動時間。男声団員の方々、ドラムス運搬よろしくお願いします!
・今朝、会場に来てからスグに、舞台図変更を舞台係チーフY谷センセに届けた。間際の変更でごめんなさい。ステージ上に移動すると、提出した変更図の通りに舞台セッティングが完了している。ありがたや。裏方の方々の力なくしては、表舞台の演奏は成り立たない。緞帳が下りている裏で、ドラムセットを並べ、それぞれの席に着く。これも初の体験。緞帳の表では開会式の真っ最中。しーっしーっくつ音―くつ音たてるなー、とひそひそ声でささやき合いながら、もぞもぞセッティング。ようやく落ち着いて、よしっいつでも演奏出来るぞっという状態になったが、開会式はまだまだ続く。じりじりと待っているのは性に合わないので、姿がお客に見えないのをいいことに、ラジオ体操をしていた。第一の方。パーカスめぐとさ~やがつき合ってくれた。あとのメンバーはにやにや笑って見ていた。リラックスでけた? しかし、袖にいた舞台係の吹連理事の方々は、奇異の目で見ていたことであろう。私の身上は「普段はバカに、演奏はマジに」。これってモットーにしてもいいことだろうか?
・「緞帳上がりまーす」の声で、一気に緊張感が高まってきた。ゆっくりと上がる緞帳。その向こうには…。けっこう入ってるよ、お客さん。わぁ、ちょっと気分いいかもぉ。なんて言ってるばやいじゃなくて、一列目のいすの場所をちょっと調節して、はい礼して演奏っ。ぐるっと見渡すと、神妙なおももちの豊吹の人たち。一番緊張顔だったのは、やはりアルトあづあづ。一番平気そうな顔だったのは、チューバたにしたとボーン斎藤師団長だった。この二人のどっしり感には誰も叶わない。
・『ロマネスク』はどうなったか分からない。いつもの如く指揮を振りだすと、記憶がなくなる。どうも意識が異次元に飛ぶようだ。『ブルーレディに赤いバラ』は指揮しなかったので覚えてる。アルト佐野さんのソロが抜群! 神か! エロの神が降臨。いやぁ、すごかったっすよ。
・やー終わった終わったー。本日の第1ラウンド終了―。第2ラウンドは、じばさんビルにて。民族大移動~ぅ。
・じば産3階の部屋を貸してもらえることになり、そこで待機時間ができた。それぞれドリンクを摂取したり、排泄したり、のんびりしたり。昨夜から腰が痛い私は、アルトいしぇにもんでもらっていた。すると「わっ前ちゃん、こっとるわ。ちょっとこの上に乗って!硬い所に寝そべって!」と、有無を言わさぬ口調で指示。言われるがままになっていると、うつ伏せになった私の上に、いしぇが馬乗りになって激しい本格マッサージを開業。手のひら全体を使ってぐいぐいもみほぐす。その手つきは容赦がない。うおー痛いーでも気持ちええーだけど痛いーでも気持ちええーうおー痛(以下くり返し)…。
・じば産ビルの非常階段からステージに入る。出番間際になったので非常階段へ行くと、パーカス組+ベース川崎さんの大型楽器3人衆がすでに踊り場にスタンバっていた。「吹奏楽祭の『ロマネスク』、出だしの音がすっごい柔らかかったって、3人で今話しとったとこー」と、めぐが教えてくれた。ホント?ああよかった。ちょっとほっとした。
・前の団体の演奏が終わって、豊吹、ステージに突撃。ワンライフのスタッフの方々にドラムセットをほとんど運んでもらって、ここでも裏方の皆様のありがたさを感じる。感謝感激、涙そうそう。
・じばさんのステージはちょっと狭いので、ドラムとチューバ以外はみな立奏。チューバ用にイスを2脚出してもらおうと思ってたが、チューバたにしたくんが準備万端ストラップ装着の上で、立奏可能なかたちをとった。そうすると「一人だけ座るのはちょっと…」と、チューバ松岡くんが勇敢にもイスを拒否。彼の楽器はたにしたくんの楽器よりもでかい。ストラップもない。ずっと立ちっぱなしで吹いて大丈夫かなぁ…。
・「はいっ豊岡吹奏楽団でぇーす」と佐野さんの名司会で、ワンライフとよすいステージ幕開けー。バリサク吹きながら指揮をしていた私は、曲のところどころで背後にいるドラムスめぐに合図を送っていた。ふりむくとドラムスの手前で、チューバ松岡くんがノリにノッてぶんぶん揺れている。右に左に揺れている。くいっくいっと揺れている。楽器の重さをものともせずに。彼は揺れつづける、立ったまま。きぃーぷおんすぅぃんぎんぐ。おいおい大丈夫かぁーーー!! と不安を感じつつ曲は進む。次の曲でもノリは変わらない。次の曲も。その次の曲も。とうとう最後の曲まで彼の激しさは持続した。すごいっ。すばらしいっ。ハラショー。若さの勝利だっ!! おめでとう。
・終わった…、灼熱のステージが。今日はとても蒸し暑く、本番前半の時点でもう皆汗だくになっていた(特に佐野さんはダラダラ)。ホルンせんださんの多岐にわたる豊かな経験の中でも、「ベルの中に入れている右手が汗ですべったなんてことは初めて」だったそうだ。みんな、500グラムくらいは減ってるかしら。とよすい営業ダイエット。あぁ~腹減ったのど乾いた。メシ食ってビール飲んで500グラム取り戻そっ。おつかれっ。

練習日誌 6月19日(土)

・明日は本番ん~。いつものリングフォーメーションではなく、本番と同じ並びになって練習をする。明日出演予定のメンバーはほぼ全員集まった。ので、蒸し暑っ!! 人口密度高っ!! 愛器バリサクを、隣のテナーふじおかの座ってるいすにガンガン当てんよーにせねば。
・最初、まえだの指揮で『ロマネスク』を合奏。一回通した後、部分的に音の切り方・出のタイミングを合わした。ほんのちょっとだけ。15分間くらいだったかな。もうちょっとやりたかったけど他の曲も合わせとかなきゃいけないしー、と思って短めに終えたつもり。しかーし、次の『ブルーレディ…』から合奏をアルト佐野さんにまかせたら、「はいはい、ちゃっちゃとやろうでぇ」と言われたよ。くぅっ。指揮者はつらいわ。
・ワンライフでやる曲を全曲通して、気になる曲の気になる部分を少し繰り返してたら、もう9時半。はやっ。あーん、もうちょっと練習したいけどタイムアーップ。
・ドラムセットのセッティングと片付けがだんだん素早くなっていく。皆手馴れてきたなぁ。セッティングは手伝えたけど、片付けの方はできなかった。自分の楽器を片付けてる間に、ドラムセットはもう運び出されていたよ。そして、練習室の机&いすを元の場所に戻してたら、運搬車に積みこまれていたよ。パーカスさ~やのマイカーに。
・練習終了後、アルトあづあづが「私、一列目の真ん中ですかぁ?」と聞いてきた。今日並んだ通りだからそうだよーと答えると、「えぇー!! すごい緊張しますー」と言った。前列センターを数多く経験したクラ民ちゃんが「大丈夫、指揮者に隠れて見えれへん位置だから」と慰めたけど、「あぁ、2曲目は指揮者ナシだから見えるなぁ」と事実を発覚させる。ホッとしたりガーンとしたり、くるくる顔の変わったあづあづであった。
・さぁ、明日はどんな演奏になるかなぁ。楽しみなよーな。怖いよーな。今日は早く帰って寝よう、と思いながらも、練習後のおしゃべりがおもろくて、ついつい長居してしまいました。パーカスめぐのトークがおかしすぎ。彼女は素敵だ。人生たのしむ達人。でもその日常の楽しみ方は特殊すぎて、とてもここには書けない…。

練習日誌 6月16日(水)

・パーカスふりゅーしゃか、登場。彼女はさらなる学習に取り組み自分を磨くために、7月から豊岡を離れる。「叩きおさめに来たー」と言ってやって来た。ちょっち寂しくなるのぉ…。まぁでも、いつでも遊びに来いよ。待っちょるしけー。
・山本くんが入団届を書いて持ってきました。わーいわーいやったー♪♪ 楽器はユーフォ。豊吹のが一本眠ってたから、それを揺り起こして彼に託す。調整せんと吹きにくいかな。でもなにはともあれ、めでたいです。うれしいです。
・ホルン2(せんだ・中井)、ユーフォ2(岩下・山本)、チューバ2(谷下・松岡)。私の席から眺めた金管の列は2コ2コイーぺーコー。けっこー眺めは壮観。
・向こう岸が全て男(上記のメンバー+ベース川崎さん)なのに比べ、こっち岸は全て女。クラ民&りえ蔵、サックスいしぇ・あづあづ・まえだ、ペットたにむら、パーカスめぐ・さ~や・ふりゅしゃか、というラインナップだ。いしぇが「トップ3人を引いた平均年齢がすごく若いわ…」と訳の分からんことを言い出す。トップ3人というのは、いしぇと民子と私(すべて同じ年生まれ)。何をか言わんや。あははは。もー、今さらのように歳のことを言っても意味ないでしょー。差は縮まらんのよ、差はー。
・『TVまんがメドレー』の最後の「とっとこハム太郎」を合わしているとき、ユーフォ岩下さん、リピート記号をすっ飛ばした。早々に2番カッコに入って、曲を終わりかけとんなった。曲が全部終わった後で「岩下さんのパ○プカットぉ~!!」と、ホルンせんださん、叫んだ。うもぅ、お下劣ねっ。こっち岸の女子たちはきょとんとしてて、うけてないわよっ。

練習日誌 6月12日(土)

・見学者が来た~♪ その名は山本くん。中学・高校とブラスを続け、実高を今春卒業したばかりのフレッシュマン!! ええぞなええぞなー。去年の冬、実高の定演を聴きに行ったとき、学生指揮者を見て「あの子の棒ふり、きれいだなぁ」と思い、企画ステージでの男子部員4・5人ダンスィングの場面では「うわぁ指揮者の子、踊りもかっちょええ~」とクラ民ちゃんと一緒に盛り上がっていた。そのときのアイドルご本人様が、まさか豊吹に見学に来られるなんて…!! 入ってくれたらええなぁ。
・ドラムスを出そーう。皆で運んで皆で組み立て。私がタムをスタンドにはめこんでいたら、横からニョキッと手が出てきて止め金をキュイッキュイッとしめてくれた。それはペット坂ちゃん。二人で顔を見合わせてにかっと笑う。ありがとうナイスアシスト!
・ホルンが3人(せんだ・中井・廣井)参加していて、パート練習をやり始めた。ペットも3人(坂・けんじ上坂・たにむら)参加で和気あいあいと談笑していた。その間の席に座っていたボーン斎藤さんが心なしかさびしそうだ・・・。〔ええなぁええなぁ他のパートはよぉけ揃っとってボーンはわし一人だ悲しいわいや誰か来てくれれへんかなぁ(以上、翻訳:バリまえだ)〕斎藤さんのお顔を見つめながらアテレコしたりなんぞしていると、そこに古川ファミリー登場。ボーン古ちゃんが楽器持って遊びに来てくれたのだ。そのとき、斎藤さんの顔がすっげうれしそうに!。〔ああーうれしいわいやー。古川ぁ。古川が来てくれたありがとうありがとぉうー(アテレコはまえだでした)〕
・今日のチューニングのときも、テナーふじおかのリガチャー話に花が咲いた(初出は6月9日)。私が「ふじおか!リガチャー話、戦務帳に書いたぁで!」と言うと、ふじおかは「え?え?そうなん?」とあわてていた。周りから「そうだでー、何でも書かれるでー。書かんとってって言ったことまで書かれるでー」と声が上がっていた。ああ、ごめんなさい。最近、見聞きすること全て「ネタになる」と思ってしまうの。そんで何でも書いてしまうの。戦務帳を書くことにじょじょに罪悪感を感じていく私…。ああっでも…。♪書くなっと言われてもっ♪(ヒデキー!!)
・『渡る世間は鬼ばかり』の冒頭にあるオーボエメロディを書きかえて、ペットに吹いてもらっている。坂ちゃんが「ここはミュートつけた方がええか?どうする?」と尋ねた。私はそれに対して「うーんそうだなぁ…。生でもええでぇ」と返答した。それ聞いたとたん、ホルンせんださん何を思ったか「ぐふっっ」と噴き出して、以下妙な忍び笑い。いぶし銀の下ネタ使い=せんださんによるanother解釈的な笑いであった。「ミュートつけない生の音」という意味だからねっ!!
・『YUME日和』のサックス・ホルンにちょっとかっこいい動きがあったから、「そこは、も少し出して」と指示した後、あわてて「音を割らない程度にっ!!」と付け加えた。ニヤリと不敵に笑ったホルン中井さん、隣の廣井ちゃんに「音割れっていうことだぞ」と耳打ち。another解釈その2。ホルン星の人たちっていうのは…。
・古川家ご子息・優ちゃんが、愛器ぷらっちっくトランペットを持参して豊吹に参加。『ブルーレディに赤いバラ』では、フルートの合いの手の入るところでタイミングをはずさず「ぷいっ」と鳴らす。おおっ、あなどれんぞな、このセンス。練習後には、吹き終わった愛器をていねいに磨いていた。手入れは欠かさない。ますますあなどれない御子ぢゃ…。