豊岡吹奏楽団

三度の飯より楽器好き!

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練習日誌 6月5日(日)in 愛工房ワンライフ音楽会

・1時半にじばさんビルのロビーに集合です。この日は、お隣の総合体育館前広場で新市合併のお祝いイベントが開催されてる関係で、駐車場事情が悪いです。早めに行こうと思って出発したら1時すぎにもう着いちゃいました。ロビーに行くと、同じような人たちがもう3~4人集まってました。すっげーみんな。律儀さんたちなんだから。5分前行動どころじゃありません。広場から流れてくるポップコーンの匂いをものほしそうに嗅ぎながら、残りのメンバーを待ちました。
・ぞろぞろ集まってきて、全員そろった?クラいる?サックスはー?トランペットぉー?とパートごとに点呼してると、ありゃ、フルートまりまりがいない。じゃあ、私、ロビーに残ってるから、みんな2階の控え室に行って楽器準備してー。斎藤団長を先頭に豊吹さんたち移動~ん。私はまりまりのアドレスを知らなかったので、クラ民ちゃんに彼女の携帯に連絡してくれるように頼んだ。こっち向かう途中で事故にでもあったんちゃうやろなー。イベント2つも重なって車の通行激しいからなー。大丈夫かな大丈夫かなー。と待っている間中、ずっと心配だった。結局、無事に姿を現して、やれやれよかったーと一件落着したのだが、遅れた理由を後で聞いてみると「寝坊」。まりまりって夜更かしやさんらしい。ふー、あんまり心配することなかったよー。
・今日は暑い。午前中に出番を終えたフリーサウンドさんたちによると、演奏中ずっと汗だらだらで、指揮者の松森さんが「つゆだく」になってたらしい。ひー、松森さんのつゆだく!!
・控え室を出て、客席横の通路に並ぶ。2時半出番の予定だったが、進行が早く2時すぎくらいにスタートできそうな感じ。通路でボーっと待機していたら、一人の男の人が私の隣にいたバスクラさくらべえに話しかけてきた。ふと見ると谷公一だ。あら議員さんでござんす。「どこの吹奏楽団?何人くらい在籍してるの?」などと質問されていた。さくらべえは「えと、えと、えと…」と連発しながらおろおろしていた。おもしろいのでしばらく眺めていたが、「えと、えと」と言いながら私の肩をたたいてきた。「んー?私は戌年だよー」とからかっちゃろうかなー、とも思ったが、かわいそうなので議員さんのお相手を交代してやった。
・前の団体の出し物が終わって、ステージ上に並ぶ。しばらくして、はっ川崎さんがいない!! と気づく。大きな楽器の人は別通路で待機、というふうに案内されたから、ステージに上がってって連絡が届いてないのかも。わー川崎さーん!!とスタッフの方々に呼んでもらってばたばたと入場。電源電源!! つないで!! 音出して!! 出た? 幕上げていっすか? はいOKです!! はーあせったー。幕の内部ではこんなどたばたがあったのよ。
・本番開始。司会しながら演奏。例によって、演奏中の私の記憶は少ない。しかし、『カラオケデュエットメドレー』、“銀座の恋の物語”の斎藤さんのボーンソロが始まったとたん、お客さんから「ぅおお~…」と感嘆の声があがった。それはごっつ印象に残った。それと、トランペット・ケンヂ上坂のカデンツァ!! 本番に取っておこうと練習では隠していたのか、かつてないほどのテンポの「ため」を披露。最後のフェルマータの音に、おいおいいつたどり着けるんだー、と心配するほどのリタルダントっぷりだった。朗々とケンヂの世界を歌い上げ、大役を見事にこなした。これも印象深かったわー。
・本番終了―。控え室に帰ってから、アルトいしぇのダメだし反省会が始まった。ワンライフで手拍子もらえれへんかったの初めてとちがう? そーなの。私も気になってたのよ。手拍子がなかったのだ。それがちょっと、ううん、だいぶショックだった。何があかんかったんだろ?ドラムセットがないとノリきれなかったのかな?と話してたんだが、それだけの理由だろうか? フレンズのギター&ヴォーカルの林さんがずっと聴いててくださってたから、感想を聞いてみよう。うん、そうしよう。
・ちょい深刻にばばトリオ(私・いしぇ・民)で話し合っていた。そのうち、控え室の窓から見える隣のイベントのメインステージから、プロの歌い手さんが『あの鐘を鳴らすのはあなた』(和田アキコ)を歌っている声が聴こえてきたから、私といしぇとで踊りながら絶唱して、発散した。♪まちはぁ・いぃぃまぁぁー…♪
・こうして、水害以降初の豊吹本番ステージは終わった。反省点は多々あれど、今はこうしてある程度の人数がそろって本番を終えられたことを喜ぼう。総高娘たち3人の初舞台でもあった。緊張してた?はたから見たらそんなこともない、堂々と落ちついた3人でした。これからも一緒にたくさんの本番を経験していこう。次はコンクルだぁ。

練習日誌 6月4日(土)

・5月28日の練習のときに分かったんだけど、ベース川崎さんが5日の本番に出演可能になりました。あぁぁー!! うれしいぃぃー!! バリサクの楽譜が吹けるー。ていうか、バンド全体にとって、ものすっごい心強いです。これで、ベース川崎・バスクラさくら・バリサクまえだの低音3連星で戦えます。
・しかし、土曜の練習では川崎&まえだの2名で豊吹サウンドを背負う。土曜は「きのさきYOSAKOI祭り」。この夜、バスクラさくらべえは、踊り手として出演なさっている御母上のたっての願いでキャメラマンという任務を帯び、よさこいチームの勇姿を激写していた。今日は安心して親孝行に励んでくれ。明日は頼んだぞ。
・本番の前日なので、2階の音楽室を開けて、ちょっとでも広い場所で練習してみる。本番通りの配置についてチューニング。個人個人の音をメーターでひろってから、はい、全員でB♭出してぇ。べぇー♪ おっ、なかなかええ感じで合ってるじゃーないですか。音がケンカしてませんよ。じゃあ5曲いってみましょーか。
・5曲通してみておどれぇた。テンポがゆるまないのである。指揮者がいない。加えてパーカスも全くいない。いつも強―っ力にバンドをリードするアルト佐野さんも不在。以前なら、こんな状況で演奏すると、曲が進むにつれてテンポがずるずるのびていったものだ。でも、最近の豊吹は変わってきた。みんな、テンポやリズムを他人まかせにしなくなってきたような、楽譜にかじりつかず自分で音楽歌えるようになったような、そんな気がする。何回も繰り返し練習して曲がつかめてきたから? それとも性格が変化してノリが良くなった? いやいや、一番の理由は、指揮者も打楽器もいないっていうこの環境に「慣れてきた」せいだろうな。ああ、極少バンドゆえに身につく哀しいテクニック。豊吹の音楽は、どなたでも「せぇのぉ♪」とか「さんはい♪」と言ってくだされば発進し、最後の音まで安全運行いたします。
・最後に『シャル・ウィ・ダンス?』を練習して終わり。この曲、B♭クラがひじょーに高い音域で書かれてる。1stだけかと思ったら2ndもそうらしい。民ちゃんもりえ蔵ちゃんも、E♭クラで吹く? その気があるなら楽譜書き換えてくるよん。

練習日誌 5月28日(土)・6月1日(水)

・この2日間の戦務帳は、ちょっとお休みさせてやって下さい。個人的な都合で恐縮なんですが、ちょっとメモをとったり文章まとめたりっていう余裕がない1週間だったもので…。すみませんがご了承を。え?許してくださる?ありがたやー…。

練習日誌 5月25日(水)

・6月5日(日)に依頼演奏会があります。毎年、但馬内の作業所の方々が集まって催される「愛工房・ワンライフ」の音楽会です。水害に見まわれて以来、初めて迎える「本番」です。豊吹としての復興第一歩になるなぁ。だが、この日は地区によってはクリーン作戦などがあったりして、何人かのメンバーが出られない。ベースがいなかったり、パーカスがいなかったり、エロサックスがいなかったり、ひじょーに苦しい態勢での出撃になるけどガンバロな。おー。
・チューバ・ベース不在の中、わたくしバリサクまえだが低音を埋めまする。チュ、チューバの楽譜って、息するところホンマにないのな…。チューバパートは谷下くん1本、っていう本番を今までいっぱいやってきたけど、これってスゴイしんどいことなんだわー、とあらためて感心。どんな規模であれ、一つのバンドの音を一人で支えるって大変なことだ。ベースラインがミストーンすると、音楽がぐちゃぐちゃになるし。神経使う。こんなことをクールにこなしてた谷下氏に敬意を表す…。この思い、太子の地(出張先)まで届けー。
・ということで、ワンライフでやる5曲を練習している間は、自分の出してる音聴いてるだけで必死。他の人が何やってたか、ちょっっと覚えてません。ううう、ごめん。
・本番の曲を全部通した後、豊高さんから楽譜を借りてきた『サンライズマーチ』を合奏しました。『サンライズマーチ』と聞いて「え?今年の課題曲の?」と思ったあなたは、きっと今現在スクールバンドでばりばり吹いてる学生さんだね。ここは豊吹だよ。このオジオババンドで『サンライズマーチ』と言えば、♪ターンタラッタッターン(たららら~)・ターンタラッタッターン(たららら~)♪という「1982年の」課題曲マーチですよ。もつろんですよ。とある別のバンドでの練習時のこと。今年の課題曲の『サンライズ…』の楽譜が配られた。その題名を見たとたん、その場にいたメンバーがほとんど同時に82年の『サンライズ…』を口ずさみはじめた。「まったく同じタイトルは付けちゃいけんでしょ~」と誰もが苦笑い。今年の課題曲の方は『にせサンライズ』という不名誉なあだ名で呼ばれてしまいました。ちゃんちゃん♪(あ、でも誤解しないでね。今年の曲もそれはそれでいい曲だから)。じゃあ、『本物のサンライズ』をやってみたいねぇ、久々にぃ。ということで借りてきたと、まぁ、こういう訳です。
・本日のペットパートの参加者はただ一人。総高2年の見学トランペッ子ちゃんです。『サンライズマーチ』の冒頭は、ペットパートだけで吹くファンファーレ。大丈夫かなぁと思ったものの、予備知識も何も与えずいきなり合奏に突入してみた。おおっ、一本できちっと吹いている。度胸出てきたよー。その調子!! すべりだし好調で、その後のテーマへと難なくつながっていった。練習後、ペッ子ちゃんが「『サンライズ…』の最初、私の音だけだったしけーに、すっごいびびった!!」と言っているのが小耳にはさまれた。えー、そんなびびってるように聴こえなかったよー。楽譜に忠実なシンプルな吹き方で聴こえてました。これは、今後が楽しみな人材です。入ってくれたらいいな。

練習日誌 5月18日(水)

・出たー。本日、過疎の日です。参加人数5名であります。フルート・クラ・バリサク・ホルン・ユーフォが一本ずつ。極少バンド。8時40分まで待ってみたけど、増えんかった。合奏するんですか?と問うと、「とうぜん」というような顔でホルン中井さんに見られました。うーん、何しよっかなー。
・サザンの『君こそスターだ』、冬ソナのテーマ、『ヒコウキ野郎』と3曲やったら、…やる曲なくなった。うーんとしばし黙考して、ひらめいた。「『ラメセス』出して」。こう言った瞬間、他の4人が「正気ですかっ!?」という目で私を一斉ににらみつけた。特にクラ民子の眼光は鋭く、殺気を感じたよ。だぁーって、あの曲はどのパートも休みが少ない楽譜だから、小人数でも音楽が流れるんだもん。と説き伏せて、やりましたラメセス。でも、久々に吹いたせいか、適度に脱力できて前よりは楽に吹けたような気がした。え?そんなん感じてるの私だけってか?
・この後、『キャンディード』の1曲目と3曲目をやって終わった。まぁ、人数少なかったけど楽しかったかな。練習終わった後のおしゃべりタイムで、フルートまりまりから総高の定期テストのシステムを教えてもらった。人によってその日受けるテストの教科数が違うんだって。選択科目の関係で、人によっては試験期間中なのにテストがない日ができるらしい。まりまりも「明日は1教科だけです」と言っていた。へぇー、大学みたいー。
・次の土曜は、わたくし、また別のバンドの練習に行ってきます。戦務帳もおやすみ。