豊岡吹奏楽団

三度の飯より楽器好き!

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練習日誌 6月20日(日) 全但吹奏楽祭 & ONEライフ

・今日の寝覚めは良かった。スキッと起きれた。うーん化粧のノリもよいぜー。さ~あ吹くぜ吹くぜ。台風来るなよー!!
・豊吹の楽器運搬車両は「トラック」ではありません。パーカスめぐとさ~やの自家用車にガンガン積みこんで会場に乗り込みます。朝早く、吹連指定の運搬車駐車場所に二人が車をつけると、係の先生が血相変えてとんで来て「ここには停めないでくださいっ!!駐車禁止の場所です!!」と叫ばれた。パーカスめぐが「楽器運搬車両ですっ」とすかさず返答。すると「あっあっ。どうもすいませーん」とすぐに物腰やはらかに謝ってくださった。北中のK原センセ、お手数かけましたー。こちらこそスンマセンでしたー。
・吹奏楽祭で朝イチに出る団体は、毎年こうなのだろうか。吹連行事でのチューニングを、事務所側4階の部屋以外の場所でさせてもらったのは初めてだ。なんと我々だけリハーサル室をあてがわれた。バレエ練習のための壁面いっぱいの大鏡に、こまこまと動く皆の姿が映るのが、なんとなくほほえましい。そして当然のこと、部屋が広い。そんな場所で吹いてるせいか、とても早い時間なのにちょっとゆったりした気分。10分ほど音出ししたあといつも通りのチューニング。『ロマネスク』の冒頭、『ブルーレディ…』のトゥッティ部分を合わしたら、移動時間。男声団員の方々、ドラムス運搬よろしくお願いします!
・今朝、会場に来てからスグに、舞台図変更を舞台係チーフY谷センセに届けた。間際の変更でごめんなさい。ステージ上に移動すると、提出した変更図の通りに舞台セッティングが完了している。ありがたや。裏方の方々の力なくしては、表舞台の演奏は成り立たない。緞帳が下りている裏で、ドラムセットを並べ、それぞれの席に着く。これも初の体験。緞帳の表では開会式の真っ最中。しーっしーっくつ音―くつ音たてるなー、とひそひそ声でささやき合いながら、もぞもぞセッティング。ようやく落ち着いて、よしっいつでも演奏出来るぞっという状態になったが、開会式はまだまだ続く。じりじりと待っているのは性に合わないので、姿がお客に見えないのをいいことに、ラジオ体操をしていた。第一の方。パーカスめぐとさ~やがつき合ってくれた。あとのメンバーはにやにや笑って見ていた。リラックスでけた? しかし、袖にいた舞台係の吹連理事の方々は、奇異の目で見ていたことであろう。私の身上は「普段はバカに、演奏はマジに」。これってモットーにしてもいいことだろうか?
・「緞帳上がりまーす」の声で、一気に緊張感が高まってきた。ゆっくりと上がる緞帳。その向こうには…。けっこう入ってるよ、お客さん。わぁ、ちょっと気分いいかもぉ。なんて言ってるばやいじゃなくて、一列目のいすの場所をちょっと調節して、はい礼して演奏っ。ぐるっと見渡すと、神妙なおももちの豊吹の人たち。一番緊張顔だったのは、やはりアルトあづあづ。一番平気そうな顔だったのは、チューバたにしたとボーン斎藤師団長だった。この二人のどっしり感には誰も叶わない。
・『ロマネスク』はどうなったか分からない。いつもの如く指揮を振りだすと、記憶がなくなる。どうも意識が異次元に飛ぶようだ。『ブルーレディに赤いバラ』は指揮しなかったので覚えてる。アルト佐野さんのソロが抜群! 神か! エロの神が降臨。いやぁ、すごかったっすよ。
・やー終わった終わったー。本日の第1ラウンド終了―。第2ラウンドは、じばさんビルにて。民族大移動~ぅ。
・じば産3階の部屋を貸してもらえることになり、そこで待機時間ができた。それぞれドリンクを摂取したり、排泄したり、のんびりしたり。昨夜から腰が痛い私は、アルトいしぇにもんでもらっていた。すると「わっ前ちゃん、こっとるわ。ちょっとこの上に乗って!硬い所に寝そべって!」と、有無を言わさぬ口調で指示。言われるがままになっていると、うつ伏せになった私の上に、いしぇが馬乗りになって激しい本格マッサージを開業。手のひら全体を使ってぐいぐいもみほぐす。その手つきは容赦がない。うおー痛いーでも気持ちええーだけど痛いーでも気持ちええーうおー痛(以下くり返し)…。
・じば産ビルの非常階段からステージに入る。出番間際になったので非常階段へ行くと、パーカス組+ベース川崎さんの大型楽器3人衆がすでに踊り場にスタンバっていた。「吹奏楽祭の『ロマネスク』、出だしの音がすっごい柔らかかったって、3人で今話しとったとこー」と、めぐが教えてくれた。ホント?ああよかった。ちょっとほっとした。
・前の団体の演奏が終わって、豊吹、ステージに突撃。ワンライフのスタッフの方々にドラムセットをほとんど運んでもらって、ここでも裏方の皆様のありがたさを感じる。感謝感激、涙そうそう。
・じばさんのステージはちょっと狭いので、ドラムとチューバ以外はみな立奏。チューバ用にイスを2脚出してもらおうと思ってたが、チューバたにしたくんが準備万端ストラップ装着の上で、立奏可能なかたちをとった。そうすると「一人だけ座るのはちょっと…」と、チューバ松岡くんが勇敢にもイスを拒否。彼の楽器はたにしたくんの楽器よりもでかい。ストラップもない。ずっと立ちっぱなしで吹いて大丈夫かなぁ…。
・「はいっ豊岡吹奏楽団でぇーす」と佐野さんの名司会で、ワンライフとよすいステージ幕開けー。バリサク吹きながら指揮をしていた私は、曲のところどころで背後にいるドラムスめぐに合図を送っていた。ふりむくとドラムスの手前で、チューバ松岡くんがノリにノッてぶんぶん揺れている。右に左に揺れている。くいっくいっと揺れている。楽器の重さをものともせずに。彼は揺れつづける、立ったまま。きぃーぷおんすぅぃんぎんぐ。おいおい大丈夫かぁーーー!! と不安を感じつつ曲は進む。次の曲でもノリは変わらない。次の曲も。その次の曲も。とうとう最後の曲まで彼の激しさは持続した。すごいっ。すばらしいっ。ハラショー。若さの勝利だっ!! おめでとう。
・終わった…、灼熱のステージが。今日はとても蒸し暑く、本番前半の時点でもう皆汗だくになっていた(特に佐野さんはダラダラ)。ホルンせんださんの多岐にわたる豊かな経験の中でも、「ベルの中に入れている右手が汗ですべったなんてことは初めて」だったそうだ。みんな、500グラムくらいは減ってるかしら。とよすい営業ダイエット。あぁ~腹減ったのど乾いた。メシ食ってビール飲んで500グラム取り戻そっ。おつかれっ。

練習日誌 6月19日(土)

・明日は本番ん~。いつものリングフォーメーションではなく、本番と同じ並びになって練習をする。明日出演予定のメンバーはほぼ全員集まった。ので、蒸し暑っ!! 人口密度高っ!! 愛器バリサクを、隣のテナーふじおかの座ってるいすにガンガン当てんよーにせねば。
・最初、まえだの指揮で『ロマネスク』を合奏。一回通した後、部分的に音の切り方・出のタイミングを合わした。ほんのちょっとだけ。15分間くらいだったかな。もうちょっとやりたかったけど他の曲も合わせとかなきゃいけないしー、と思って短めに終えたつもり。しかーし、次の『ブルーレディ…』から合奏をアルト佐野さんにまかせたら、「はいはい、ちゃっちゃとやろうでぇ」と言われたよ。くぅっ。指揮者はつらいわ。
・ワンライフでやる曲を全曲通して、気になる曲の気になる部分を少し繰り返してたら、もう9時半。はやっ。あーん、もうちょっと練習したいけどタイムアーップ。
・ドラムセットのセッティングと片付けがだんだん素早くなっていく。皆手馴れてきたなぁ。セッティングは手伝えたけど、片付けの方はできなかった。自分の楽器を片付けてる間に、ドラムセットはもう運び出されていたよ。そして、練習室の机&いすを元の場所に戻してたら、運搬車に積みこまれていたよ。パーカスさ~やのマイカーに。
・練習終了後、アルトあづあづが「私、一列目の真ん中ですかぁ?」と聞いてきた。今日並んだ通りだからそうだよーと答えると、「えぇー!! すごい緊張しますー」と言った。前列センターを数多く経験したクラ民ちゃんが「大丈夫、指揮者に隠れて見えれへん位置だから」と慰めたけど、「あぁ、2曲目は指揮者ナシだから見えるなぁ」と事実を発覚させる。ホッとしたりガーンとしたり、くるくる顔の変わったあづあづであった。
・さぁ、明日はどんな演奏になるかなぁ。楽しみなよーな。怖いよーな。今日は早く帰って寝よう、と思いながらも、練習後のおしゃべりがおもろくて、ついつい長居してしまいました。パーカスめぐのトークがおかしすぎ。彼女は素敵だ。人生たのしむ達人。でもその日常の楽しみ方は特殊すぎて、とてもここには書けない…。

練習日誌 6月16日(水)

・パーカスふりゅーしゃか、登場。彼女はさらなる学習に取り組み自分を磨くために、7月から豊岡を離れる。「叩きおさめに来たー」と言ってやって来た。ちょっち寂しくなるのぉ…。まぁでも、いつでも遊びに来いよ。待っちょるしけー。
・山本くんが入団届を書いて持ってきました。わーいわーいやったー♪♪ 楽器はユーフォ。豊吹のが一本眠ってたから、それを揺り起こして彼に託す。調整せんと吹きにくいかな。でもなにはともあれ、めでたいです。うれしいです。
・ホルン2(せんだ・中井)、ユーフォ2(岩下・山本)、チューバ2(谷下・松岡)。私の席から眺めた金管の列は2コ2コイーぺーコー。けっこー眺めは壮観。
・向こう岸が全て男(上記のメンバー+ベース川崎さん)なのに比べ、こっち岸は全て女。クラ民&りえ蔵、サックスいしぇ・あづあづ・まえだ、ペットたにむら、パーカスめぐ・さ~や・ふりゅしゃか、というラインナップだ。いしぇが「トップ3人を引いた平均年齢がすごく若いわ…」と訳の分からんことを言い出す。トップ3人というのは、いしぇと民子と私(すべて同じ年生まれ)。何をか言わんや。あははは。もー、今さらのように歳のことを言っても意味ないでしょー。差は縮まらんのよ、差はー。
・『TVまんがメドレー』の最後の「とっとこハム太郎」を合わしているとき、ユーフォ岩下さん、リピート記号をすっ飛ばした。早々に2番カッコに入って、曲を終わりかけとんなった。曲が全部終わった後で「岩下さんのパ○プカットぉ~!!」と、ホルンせんださん、叫んだ。うもぅ、お下劣ねっ。こっち岸の女子たちはきょとんとしてて、うけてないわよっ。

練習日誌 6月12日(土)

・見学者が来た~♪ その名は山本くん。中学・高校とブラスを続け、実高を今春卒業したばかりのフレッシュマン!! ええぞなええぞなー。去年の冬、実高の定演を聴きに行ったとき、学生指揮者を見て「あの子の棒ふり、きれいだなぁ」と思い、企画ステージでの男子部員4・5人ダンスィングの場面では「うわぁ指揮者の子、踊りもかっちょええ~」とクラ民ちゃんと一緒に盛り上がっていた。そのときのアイドルご本人様が、まさか豊吹に見学に来られるなんて…!! 入ってくれたらええなぁ。
・ドラムスを出そーう。皆で運んで皆で組み立て。私がタムをスタンドにはめこんでいたら、横からニョキッと手が出てきて止め金をキュイッキュイッとしめてくれた。それはペット坂ちゃん。二人で顔を見合わせてにかっと笑う。ありがとうナイスアシスト!
・ホルンが3人(せんだ・中井・廣井)参加していて、パート練習をやり始めた。ペットも3人(坂・けんじ上坂・たにむら)参加で和気あいあいと談笑していた。その間の席に座っていたボーン斎藤さんが心なしかさびしそうだ・・・。〔ええなぁええなぁ他のパートはよぉけ揃っとってボーンはわし一人だ悲しいわいや誰か来てくれれへんかなぁ(以上、翻訳:バリまえだ)〕斎藤さんのお顔を見つめながらアテレコしたりなんぞしていると、そこに古川ファミリー登場。ボーン古ちゃんが楽器持って遊びに来てくれたのだ。そのとき、斎藤さんの顔がすっげうれしそうに!。〔ああーうれしいわいやー。古川ぁ。古川が来てくれたありがとうありがとぉうー(アテレコはまえだでした)〕
・今日のチューニングのときも、テナーふじおかのリガチャー話に花が咲いた(初出は6月9日)。私が「ふじおか!リガチャー話、戦務帳に書いたぁで!」と言うと、ふじおかは「え?え?そうなん?」とあわてていた。周りから「そうだでー、何でも書かれるでー。書かんとってって言ったことまで書かれるでー」と声が上がっていた。ああ、ごめんなさい。最近、見聞きすること全て「ネタになる」と思ってしまうの。そんで何でも書いてしまうの。戦務帳を書くことにじょじょに罪悪感を感じていく私…。ああっでも…。♪書くなっと言われてもっ♪(ヒデキー!!)
・『渡る世間は鬼ばかり』の冒頭にあるオーボエメロディを書きかえて、ペットに吹いてもらっている。坂ちゃんが「ここはミュートつけた方がええか?どうする?」と尋ねた。私はそれに対して「うーんそうだなぁ…。生でもええでぇ」と返答した。それ聞いたとたん、ホルンせんださん何を思ったか「ぐふっっ」と噴き出して、以下妙な忍び笑い。いぶし銀の下ネタ使い=せんださんによるanother解釈的な笑いであった。「ミュートつけない生の音」という意味だからねっ!!
・『YUME日和』のサックス・ホルンにちょっとかっこいい動きがあったから、「そこは、も少し出して」と指示した後、あわてて「音を割らない程度にっ!!」と付け加えた。ニヤリと不敵に笑ったホルン中井さん、隣の廣井ちゃんに「音割れっていうことだぞ」と耳打ち。another解釈その2。ホルン星の人たちっていうのは…。
・古川家ご子息・優ちゃんが、愛器ぷらっちっくトランペットを持参して豊吹に参加。『ブルーレディに赤いバラ』では、フルートの合いの手の入るところでタイミングをはずさず「ぷいっ」と鳴らす。おおっ、あなどれんぞな、このセンス。練習後には、吹き終わった愛器をていねいに磨いていた。手入れは欠かさない。ますますあなどれない御子ぢゃ…。

練習日誌 6月 9日(水)

・たけのこ村でリフレッシュ!! いやぁ遊んだ遊んだ、飲んだ食った。おやすみなさーい。寝るなっ。
・もうすぐ本番がやってくる、ヤーヤーヤー。20日はジャスコの日。今月20日は全但吹奏楽祭の日。そんで加えて愛工房ワンライフの音楽会の日。豊吹はこの二つの行事両方ともに参加する。団始まって以来、初のダブルヘッダーとなるのだろうか(「昔あったよー」ということでしたらお教え下さい)。本番のはしごです。わぁプロみたいかっちょええ。なんて言ってるばやいじゃないのよ。「他の行事にも出る予定があるから出番を早い時間にしてもらえませんか」と全但吹連にお願いしたところ、開会式すぐ後のトップバッターのポジションを頂けちゃいました。うぉー未知の世界だ、朝イチ!! そんな時間に本番を経験したことがない私は、どんな感じになるんかなぁとお気楽にワクワクしてまったのですが、その日の日程表(案)を組んでみると「は、8時15分集合…」。がーん…。低血圧の私にこの日のプログラムがこなせるであろうか。鉄骨○料をいっぱい買うてテンション上げる工夫をせねば。
・練習場で、副団長佐野さまと斎藤師団長と相談して、日程表(決定版)を作成。佐野さんも集合時間の早さに驚いて、「うーん、仕事に行くんとおんなじ時間になるなぁ」と言っとんなった。たまの休みがホリデじゃなくなるねぇ。でもまぁ、こんなこと言ってても、私も佐野さんもステージに上がっちゃえば調子にノル…じゃなくて、調子が出てくるんだろうけど。ね。
・テナーふじおかが一風変わった形状のリガチャーをつけていた。「リガチャー」っていうのはリードをマウスピースに固定する留め具のことね。シングルリード楽器以外の方のための解説でした。まずアルトいしぇが目をつけて「わっそれおもしろいリガチャー!!」とつっこんだ。聞けば、某クラリネット奏者の方が独自に開発・作製された新作らしい。ネジは無し。金色のちょっと太めの針金がらせん状にグルグル巻いてあって、それをマッピに通してぐっと押しこむだけ、というシンプルスタイル。たちまち、その場にいたサックスパート総員質問攻撃が浴びせられる。えーすごい形ぃ押しこむだけ?ずれないのかなぁ?吹き心地はどお?丈夫な材質なのかな変形とか心配じゃない? ふじおかのリガチャー話から発展して、マウスピース話にスライド。セルマーのビンテージが欲しいあれは高い復刻版が出てるよあれならそんなに高くないってよでも本物がほしいんだーバリサクのマッピってどこのがええんかなバリは知らんわー。4人くらいでわいわいわあわあ情報交換。いつもあほあほ話に花を咲かせるメンバーが、珍しく楽器に関する話をした。まじめっ。
・合奏前に20日の日程を口頭で皆に伝えた。「衣装は?」と質問が出た。「両ステージとも上白・下黒です」。だって吹奏楽祭ってフォーマルな感じがするから白黒かなぁと思うし、ワンライフはラフな格好の方がええけど着替えるところも時間もないしねー。まぁでも多少はくだけた感じもあってええと思う。「祭」だし。だからこう思うの「色さえ白黒だったら、形はどんなんでもええと思うでー」。上はカッターでもブラウスでもポロシャツでも。下はパンツでもロングでもタイトでも。「上…、ランニングでもええか?」said佐野さん。わー私的にはおっけー牧場なんだけどなー。見たいしなー。
・今日の参加者数は多かった。水曜日なのに多くってすんごくうれしいー。特に木管がほぼそろってた。いつもの練習では抜けていた音がはまって分厚い響きが出てる。低音も吹きがいあります、ばりばり。んで後片付けも人数多くって素早くできまいた。これもすっげうれしいですぅ。