豊岡吹奏楽団

三度の飯より楽器好き!

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練習日誌 2003/08/09

練習前にアルト佐野さんからメールあり。フリーサウンドの本井さんが、今日の練習に来てくださるそうだ。空港フェスのドラムをお願いしたところ、お忙しい方なのに引きうけてくださったのです。とてもありがたいです。仏様のような御方です。なむなむ。
本井さんが来られる前に、集まったメンバー全員で豊吹秘蔵のドラムセットを運搬・セッティングしました。うちのセットはちょいとよそでは見られんしろものですぜ、お客さん。組み立て方(?)がちょっとトクシュなので、出来上がり図(セッティング済みの写真)を見ながらみんなで共同作業。このシンバル右かな左かなタムタムちっさいやつここでええんかこのスタンドの立て方逆っちゃぁうんこりゃグロッケンのスタンドだわいや混ざっとるぞ上から撮った俯瞰図がほしいなぁ。こんなふうに、打楽器のしろうとさんたちなので、右往左往しながらなんとか完成させる。円山川フィエスタの前に何回か出したから手順はわかってるはずなのに、すぐ忘れちゃってえへへだわ。あーでも巨大プラモデル作ってるみたいで、おもしろかった。
北中が県大会中A部門で金賞とったことが話題に上がる。えらいっ!! 快挙ですっ!! 北中出身クラ吹きみゆきちゃんがとっても興奮してた。すごいよーホントすごい-。ほとんどの団員が但馬大会の北中の演奏を聴いてなくて、「聴いとけばよかったー」と後悔の嵐。当日舞台係をしていた私も、北中の準備手伝いをしたのに演奏始まる前に舞台を離れたの。残念でした。北中のみなさま、金賞受賞おめでとうございます。県大会では、グロッケンの運び忘れはなかったですか?(笑)
8時45分頃、本井さん登場―。あの甘いマスクに微笑をたたえながら。ああ、うちの岩下さんのスパークリングスマイルとどっこいの素敵な笑顔だわ。本井さんのドラムに合わせて、空港フェスの曲をざっと通し練習。チューバ谷下くんとバリサクまえだが「ふ、吹きやすい…楽だぁ」と嬉しがった。低音とパーカスはお友達パートなのだ。本井さんのドラムは、いつ聴いてもノリがいいっ。かっちょいいっ。こっちの管楽器の演奏まで上手く聴こえちゃいそう。ありがたやー。また拝んでしまおう。なむなむ。
練習終了後、ドラムセットの後片付け。またまたみんなで、これはこっちのケースだわいやどうやってたたむんだいや入れへんぞ向きを変えてみたらええんちゃぁうん、と大騒ぎなのじゃー。豊吹はみなさんの自転車操業で成り立っているバンドです。分からんことでも分からんなりに、なんとかがんばって乗りきってます。

練習日誌 2003/08/06

8月2日の土曜日は豊岡柳まつりのため、練習お休みでした。1日に行なわれた豊岡踊りでは、ホルン中井さんが福祉連にて参加したそうな。仮装テーマは「ひょっこりひょうたん島」。中井さんは、しましまTシャツ着て海賊に変身。♪泣っくのはイヤだー笑っちゃおぅ♪ わははははははははー。

本日の合奏、豊吹にしては珍しいことに木管参加者が多かった。フルート1名・クラ4名(!!)・サックス2名・ペット1名・ホルン2名・ユーフォ1名。7対4で、寄りきって高見盛…じゃなくて木管セクションの勝ち。いやホント、豊吹は金管でかでかバンドだから、いつもは金管の方が多いのよ。今日はクラの音がよく聴こえたよー。木管吹きとしてはちょっぴり嬉しい、喜ばしい。ほくほく。

少し個人練習の時間を多めにとってから、空港フェスの演奏曲を合奏。ミュージック8の楽譜は、その曲をやるための必要最っ低限のエッセンスだけしか書かれていないから、演奏者は、書かれた音符に自分で「味付け」をしてから実際の音を出さなければならない。このお言葉は、現在豊小金管バンドを指導されている近藤卓センセ(島根県出身、出雲部屋)が言っとんなりました。うーん、おっしゃる通り。M8楽譜を見ると、強弱記号は少ないし、音形の記号(テヌート、スタッカート等)や表現記号なんか皆無ですからにー。それだけに、他の出版社の楽譜に比べて、バンドの性格・特徴を表しやすいという利点がありますね。奏者のみんなで「自分はこんな味付けしたいー!!」って思いを音に出してぶつけあって合奏して、試行錯誤してみましょう。今年もおもろい演奏、作るどー。おー。

途中で、京都出張から帰ってきた齋藤師団長がぽろっと顔出し。丸腰(楽器なし)だったので、そこらにあったパーカス小物で「きよしのズンドコ節」に加わんなった。大の男がウッドブロックをコトコトたたく姿は、いとあはれなり。一曲終わったらそそくさと帰ろうとされるので引きとめたら、「ヨメが待っとりますので…」だって!! 駅まで車で迎えに行って豊小の駐車場で待ってたファーストレディしげちゃん。内助の功ね。ご苦労さまですっ。

練習終わって楽器を片付けてるとき、ホルンやよひちゃんのふたの開いたケースを指して、クラリネットあややが「ヨーグルトの匂いがする」と言っていました。不思議そうな表情のやよひちゃんに、あややがもう一言。「くさったヨーグルトの匂いがする」とつけ加えました。…ヨーグルト、…発酵乳製品、そのくさった状態…? あややは、そんなヨグルトのにほひを嗅いだことがある?! 聞かなかったことにしよう…。って、おいおい戦務帳に書いちゃったよ。世界に発信しちゃったよ。

練習日誌 2003/07/30

齋藤師団長、ふっかぁぁぁぁぁつ!! ああ、久しぶりのその勇姿。うれしい、とてもうれしいぃ。みんなでやんやと出迎える。誰が欠けても寂しいけど、特にこの方がいないと豊吹じゃない気がして…。お帰りなさい!!また、ぶりばり吹いてください。

復帰して早々いきなりですがお仕事です、齋藤さん。次の営業・空港フェスの打合せのために、スタッフの方がお見えになりました。齋藤団長と企画部まえだ、空港フェスのお二方の4人で、演奏日時、準備物、雨天時の取り決め等々、諸事について打ち合わせました。その時、気を使ってくださって、「団員の皆さんで食べてください」とカタシマのシュークリームを持ってこられたのです!! いやーん、申し訳ございませんー。恐縮してしまいます。でも、この日いたメンバーで美味しくいただきましたでございます。ありがとうございましたー。

さて、練習。空港フェスで使う曲をざーっと合わせました。円山川フェスタで演奏した曲プラス「サザエさんメドレー」と「世界に一つだけの花」。このSMAP曲の楽譜はペットたにむらが準備してくれた。てんきゅー、たにむら。

岩下さんも本日からユーフォ復帰。マイ楽器ではなく団の楽器で、しかもお腹をかばうために前かがみの姿勢で吹いとんなった。く、くるしさう…。大丈夫ぅ?

練習終わった後、フルートさっちん2号が「くっ空港ってどこにあるんですか?」って聞くから、「へっ?山の上」って答えたら、「えっ?どっどうやっていい行けばいいいいんですか?」と顔面ひきつってた。いったん豊小に集まって乗り合わせて行くから大丈夫よ、とすぐに教えてしまったけど、もう少しじらしていぢめて女子高生の困る表情を楽しんでからホントのことを教えたげればよかったと、後悔しきりであった。ほっとしたのか、さっちん2号はその後シュークリームを3個も食べた。あっ、ばらしちゃアカンかった?

齋藤さんと岩下さんが顔を合わせて、「やっぱ健康第一だわ」と言っとんなったのが、実感こもっててとても重く聞こえたわ。うちの実家の母の口癖に「少しでも 悪いとおもたら すぐお医者」というのがある。早期治療は早期回復の基本。最近若い新入団員のおかげで引き下げられてきたとは言え、豊吹の平均年齢は若いとはいえないから、気ぃつけにゃーアカンねぇ。戦訓ですね。

吹奏楽コンクール但馬大会

近畿地方、梅雨明けしましたー。今日は、予想最高気温27度という、爽やかな一日になりそう。過ごしやすいぞ。こりゃ、ええどー。

豊吹から吹連へのご奉公には、バリサクまえだが行くことに。舞台係です。舞台チーフの吉谷センセ(但東中)と相談して、舞台袖の黒板に舞台図を大写しする仕事もさせていただきました。チョークの粉まみれになって団体入れ替え時にドカドカ走り回る姿は、客席にいた団員たちにも「ああ、また暴れてる」と目撃されました。野生に返って楽しかった…。

2時15分です。豊吹メンバー、じばさん3階に集合しました。佐野さんが来てらっしゃいます!! 病身を押しての参加。すごい佐野さん!!うるんだ目でしんどそうで痛々しかったけど、でもでも、りっぱ、えらい!! 涙でそうだった。

風邪といえば、クラリネットりえ蔵ちゃんも鼻水が出て困るって言ってた。体調不良を押し切って、ぶっとい息出して楽器に命を与えてる彼女の姿勢を見てると、感心しました&すかっと爽快です。

助っ人チューバ尾崎くんは、カッターシャツの下に大学時代の部活で作ったTシャツを着てました。バックプリントがかっこいいの。縦書き黒字毛筆体で「音道」と大書してある。背中を見てるとその文字が透けてて、むちゃくちゃオーラを感じました。豊吹もあんなん作ろー。

チューニング室で30分間の最終調整の後、いざ本番。えべれーたーで移動中、花の10代メンバー、アルトたなかちゃん・アルトあづあづ・ボーンともみんが「緊張するぅ、どうしょう~…」って言ってたので、ちょっと話して笑かしちゃった。大口あけて笑ってた。ええぞなええぞな。その調子でリラックスよ。
ステージ裏で待機中、坂ちゃんの携帯にメール入ってきた。斎藤師団長からの激励メールです。小声でみんなに伝えて、本番前の気合を入れなおす。ありがたい。離れてても気持ちは一緒だー。とても心強いメッセージだった。

いよいよステージに上る。それぞれ自分の配置におさまる。舞台が明るくなる前に、指揮者は、落ち着いて・音程よく歌って・しっかり息を出そう、ってなことを言ってたかな。自分で言ったこと忘れるなよとつっこまれそうだが実は私も緊張してた。第一音を振り出すときが一番怖い。みんな一緒だから平気。みんながいるから大丈夫。と念仏のようにとなえる。

演奏中のことは、照明が明るかったな、くらいしか覚えていない。たはは。演奏終わって袖に引っ込んでから、一等最初の「講評」を岡崎”大”先生(笑)からもらった。ぼそっと一言、「(低音のええ声で)おもろいのぉ」。えっへへへー、まさか「スラヴ舞曲」を”メドレー”で演奏するとは予想していなかっただろう。おもろかっただろう。さてとっ、後片付けだ。家に帰るまでが運動会です。ぢゃなかった。楽器かたすまでが演奏よ。

今年のコンクールを終えて、豊吹は、団員どうしがお互いに「補い合えるチーム」だ、ということを再発見いたしました。
私はかつて、今年のコンクールほど激しいメンバーの入れ替わりを経て迎えた本番は、経験したことがない。少なくとも私の記憶の中では初めてのことだと思う。みんなそれぞれの忙しい生活の中で、音楽に割くパワーと時間をやりくりしながら作っている。そんな中、出演できなくなった人の抜けた後をカバーし、急遽出演できることになった人の音を支え吸収して、一つの音楽を作り上げようとする。欠席している人も、豊吹を気遣って励ましている。運営の面でも「補い合い」が見えた。
団員一人一人が芸達者で働き者。だから、臨機応変に吹ける・動ける。そして、「不安だけどよっしゃやってみるわ!」のノリで、とっさの状況下でも補い合って進める。みんなパワフルだわ。
まだまだ「上手い」演奏のできるバンドではないけれど、いろいろなアクシデントがあった中、どうにかお客さまの前に提供できるものを作ることができた。そこに豊吹のみんなの底力を見た気がします。   よっしゃ、次は空港フェスだぁ!!

練習日誌 2003/07/26

コンクール但馬大会の前日です。さあ~、今日で「スラヴ」も仕上げです。意気込んで練習場(豊岡小学校音楽室)に行ってみると、2階音楽室横の、体育館への通路の扉が全開してる(注:豊小の体育館は2階建てになっていて、音楽室のある棟と渡り廊下でつながっているのです。ゴージャス~)。真っ暗なんだけど音がするので、なんだろと思って覗いてみると、「トイレの花子さん」上演中(ちがってたらゴメン)。しまった!夏休みの子ども映画上映会かー? 終わるまで音楽室で音が出せんのよー、るるる~(ToT)。…という訳で、1階のミーティング洋室で、ほぼフルメンバーがすし詰めになって合奏練習ということになりました。人数に対して部屋がせまくて、どわーって響いちゃって、実際の響きはどんなふうになってるのかワカンナイー。でも、冷房つきの部屋なので、みんなの体力の消耗度は蒸し風呂音楽室に比べて確実に少なかった。メリット・デメリット両方見ると、トントンというところか?

掲示板にも”ふる松節”をたっぷり披露されていたように、フルート松田さんが出演可能になりました。少林寺の行事中止になったのね。前日練習で一挙に3人態勢となったフルートパート。強力―。クラも含めた木管高音部のメンバーで、ちょい音程・バランス調整しました。

本日、なんとアルトの佐野さん欠席。理由はキャンプのときに風邪をひかれたからだそうです。大丈夫かなぁ? いまだ梅雨明けもしてない全国的に涼しい夏だから、テントの中で寝るには寒すぎる気候だったんだ~…。例年の気温ならこんなこともなかったろうに。とても気の毒です。

ユーフォ岩下さん、この日、パーカスデビュー。盲腸のリハビリ代わりにトライアングルとベードラ担当。いつもの一笑千金のスパークリングスマイルで、「今日の練習、来るんじゃなかったー」と困ったようにつぶやいとんなったけど、いやいや、なかなか、堂々の叩きっぷり。めぐさん、でかした。上手くまきこんだね。

本日、部屋の大きさの関係で、みんな、自分の音しか聴こえなかったり、逆に自分の音が全く聴こえなかったりしたんじゃないかな。吹いてる人にとってやりにくい合奏練習になっちゃったかもしんない。まぁでも、不安材料を残した方が当日緊張感もって演奏できるから、これも良しかな?良しかな? さぁーて、明日が本番。市民会館のお客さんの満場の拍手とどよめきが聞けますように、はりきって演奏いたしましょうー。