豊岡吹奏楽団

三度の飯より楽器好き!

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練習日誌 2008年1月26日(土)

・皆様、大変ご無沙汰いたしておりました。戦務帳、復活いたします。昨年9月の「指切り事件」以来、母親が入院するし自分の体調は崩れるしで、もうてんてこてんてこ舞い狂っておりました。が、年も新しくなったことだし、そろそろ動けよ、な、ってな天の声がびんびんと聞こえてきましたので、書き出そうと思った次第でございます。こんな不定期連載ですが、どうぞお付き合い頂けましたら幸い~。
・今日は、平成20年度の総会ですよ。19時開会ですので、早く行かなきゃ。新年度役員決めたり、年間行事や予算の相談したり。音楽以外の相談事も大事にするのがオ・ト・ナのばんど。おろそかにはできんよー。あ、もちろんその後、練習もするんだけどね。
・ベース川﨑さんが団長になって丸2年が過ぎた。戦務帳にはあえて書いてこなかったけど、実は川﨑さんは去年から病気を抱えていらっしゃる。その病状と相談しながら豊吹の活動を続けてこられた。今年は団長を降りたいとおっしゃるだろうな、残念だけどそうなればひき止められない。と、多くが思っていたのよ。そして、議題が役員決めに入ったとき、川﨑さんが「正直に言うと、団長を辞めたい」とおっしゃった。ああ、やっぱり…。だけど!! その後!! 「練習に毎回出席、ということはできません。でももしも、それでいいと皆さんに許してもらえるなら、団長を続けてみようと思っています」とおっしゃったのよ。うあぁぁぁー川﨑さんっ!!!! 私、涙出るかと思った。去年、川﨑さんが本当に辛そうにしとんなったのを見てきたし、定演当日、「この日に漕ぎ着けることができてホっとした」って言っとんなったのも耳にした。そのしんどい状態を、もう一年続ける決心をされたのだ、豊吹の団員のために。で、その後、川﨑さんの言葉を聞いて間髪入れずに副団長・ペット坂ちゃんが「サポートします」って宣言した。嗚呼、この人達は漢だ。漢と書いてオトコと読む!!(滂沱の涙)。この団長と副団長について行ける。嬉しいっす。心でむせび泣いていた。くくぅぅぅ~。
・しかし、平均年齢がますます高くなっていくイナカの一般バンドは、主要メンバーの中間管理職化という問題を抱えている。もう一人の副団長・アルト佐野さんが、今年、職場に加えて村でも責任ある役職についてしまい、「豊吹の役を降りたい」とおっしゃった。さあ、副団長のポスト、誰に任せる?「一人でもやるよ」by坂ちゃん(かっこええ~。オトコ発言第2弾!!)。「私、副団長、やるよ」。だれっ?!そんな奇特な意見をさらっと言うのは。おおうっ、クラ民子さん!! この人が漢なことは前々から知ってたが、今年はまた一段とオトコ前。これで今年の豊吹は、川﨑・坂田・成田の三連星を旗印に突き進んでいくことが決まったっ。おおおー、熱い一年になりそな予感~。
・んで、去年の新入団員、フルートゆうこりんとバスクラ荒木さんは、どの運営部に入ってもらいましょうかにー。二人とも企画部に入部!! やったー、強力部員投入だー。二人ともいろんな曲知ってるからな。数々の演奏会も見てきてるし。じゃあ荒木さん、ついでに企画副部長もお願いします。「えっ!!…あ…う……はい」byアラッキー。頼まれたらイヤと言えない良い人の性質をついた願い出です。うふふふ、仲良くやっていきましょう(企画部長より)。
・よーっしゃ終わった終わった。練習じゃー。こないだ購入したての、スタン・ケントンの『アーティストリー・ジャンプ』の楽譜を持ってきたんだ。これをメインにして前菜は『それいけバイキンマン!!』で、もう一皿『キュート』をつけてー、デザートは『ラ・クカラチャ』って献立でどうかなぁ?会議の後だし、楽しげにまとめてみよかな。…ってメニューだよって言ったら、バスクラ荒木さんが「…あ、いいなぁ。吹きたいなぁ」。荒木さん、今夜はご家族招いてのカニ宴会の最中をぬけてきたんでしょ?早く民宿に戻らなくていいんですか?「ちょっと吹いてから戻ろかな…」byアラッキー。この人は…。ホントに楽器が音楽が大好きなんだから!!
・結局、後から豊岡駅に着いた弟さんから“迎えに来てコール”がかかり、荒木さんは『アーティストリー・ジャンプ』を途中までしか吹けずに帰られました。ざんねーん。でも、悩ましげな細かい動きの、木管上から下までユニゾンメロディを吹くことはできたから、いちおうオイシイとこは味わえたね。
・この曲、テナーとペットにソロがあるんだよねー。どうだ、藤岡?あれ?吹いてない。そりゃちょっと難しいソロではあるけど、いつものヤツなら初見でも果敢に楽譜にくらいついていくのに。それがずーっと吹かない態勢。おかしいなぁ。「このアドリブ、キーしか書いてあれへん」by坂ちゃん。あらま、そうなの。ニューサウンズの楽譜にしては珍し。マエストロ岩井、書いといてよー。じゃあ、耳コピかホンマもんのアドリブで。「ええ~」。
・楽譜片付けながらみんな歌ってるのは、♪ラ・クカラ~チャっラ・クカラっチャ~♪。調子のいい曲を最後にやると必ず誰か歌うよな。「ラ・クカラチャってなんですかー?」byクラなおちゃん。“ごきぶり”だよ、なおちゃん。「英語で言うザ・コックローチだな」by語学に堪能なホルン中井氏。「えええ~~!!!いやだぁぁぁぁ!!!」by生理的嫌悪感いっぱいのなおちゃん。いやいや、メキシコではマスコット的な昆虫らしいで。「えええ~~~~!!!もっといやだぁぁぁぁ!!!」by生理的嫌悪感満杯のなおちゃん。
・フルートゆうこりんの茶色いダッフルコートでひと盛り上がり。「これ、ヒ〇キで100円だったんです」byゆうこりん。うそぉ。そんなふうに見えんよー。しっかりした作りのコートだで。「ぜっったいおかしいって!!ぜっっったいなんかの間違いだって!!」。お、おいおい、りえ蔵さん、気持ちは分かるがそないにリキ入れて主張せんでも。「ぜったいヒトケタ間違えとるって、絶対!!」。うん分かるぞ。私もうらやましい。
・後でクラ民子が言っていた。自ら副団長に立候補した理由だ。「仕事が忙しい、体も本調子じゃない川崎さんが“やる”って言っとんなるんだで。坂ちゃんが“わし一人でもサポートする”って言っとるんだで。あれ聞いたらなぁ…」。人の情けをくみ取って、丸ごと呑んでしょって立つ輩がここにいる。♪炎のぉー中にぃ、サームーラーイーを見ぃたっ、デ~スラぁ~♪。頭ん中で宇宙戦艦ヤマトの挿入歌(劇場版)が流れたよ。私も民子みたいに人の熱意や心意気に応えられる存在になりたい。今年の目標は「支える」かな?”

練習日誌 2007年9月15日(土)

・この前の日曜日、台所で洗いもの仕事してたら、包丁で指切った。右手の人差し指…。Noぉぉぉぉぉぉぉぉぉー!!!! 日曜だったから救急に行って、テーピングしてもらって本格診療は月曜に。痛みをこらえていちんち過ごし、月曜朝イチに形成外科のセンセに診てもらった。「あー、神経切れてるねー。午後からも一度来て下さい。手術するから」。って!!しゅ、しゅるつですか!! イヤーっ!! …かくて、わたくしまえだ、生まれて初めてのしゅるつ室入りです。最新機器はまぶしかったわ。局所麻酔だったから、看護師さんたちのおしゃべりも丸聞こえ。「あ、センセーじょ~ずぅ。じょーずに縫っとんなるわー」ということで、神経も腱も皮膚もじょ~ずに縫ってもらえたみたいです。全治3週間くらい。市民音楽祭2週間前のことです。ゴー泣きです。
・先週の土曜の分の戦務帳は、そんなこんなでまったく書けず。スーパーに行っても本屋に行っても、店員もお客さんも視線が私の右手にくぎづけさぁ。派手な添え木つけて包帯まいてるからな、ちくしょう。水曜の練習でも、みんな驚いて、心配して、バカにしてくれました。クラ民子から「あほ―――――――ぉっ!!」と叱られました。べそべそ。
・土曜日です。まぁ、楽器は吹けなくても指揮はでけるよ。市音祭でやる『汽車の旅』、合奏しまひょ。最初の“線路は続くよ…”のボーカルパート、誰か歌ってくれませんかー?「はーい、佐野さーん」by本人以外の大勢。じゃあ他薦多数でアルト佐野さんに決定。思いっきりええ声で歌ってね。そんなこと言ってたら、佐野さんが「パパラッチ、パパラッチ」って言い出した。は?パパラッチ?有名人追っかけて写真撮る人ですか。なんで今そんな言葉が出てくるんだろ。「こないだ死んだ人みてゃぁに歌わなな。パパラッチ、パパラッチ」by佐野。…?こないだ死んだ人みたいに…。えっ。もしかして!! パヴァロッティ!!? 「おぉそれそれ。そのパパロッチ、パパロッチ」。だぁーっ!!佐野さんっ。それでもまだ違うしっ。世界3大テノールだよ。トリノ五輪で歌った人だよ。あははははは。みんな大笑いよ。佐野ワールド内では、イタリアの英雄も追っかけカメラ小僧もごった煮になっちゃってます。ぱぱらっちぱぱらっち。
・「我らがテナー」と言えば豊吹では藤岡のことだが、今日はパヴァロッティが降りてきた佐野さんにその名を譲ろう。では“線路は続くよどこまでも”、はりきってどぉぞー。♪ぶんちゃぶんちゃ・ぶんちゃぶんちゃ、ぶんちゃぶんちゃ・さんはいっ「♪せぇ~んろぉはつーづくぅ~よぉ~…」。すげぇオペラチック。でもこれ、パヴァロッティっていうよりもムーディ勝山っぽい。うなる佐野さん、陶酔の面持ち。吹いてないメンバー、あからさまに笑う。低音&ホルンの伴奏隊とメロディ補助のクラ民子、こらえる。必死の努力で吹きつづける。「♪のぉーをこ~えやーまこ~え~、たぁーに♪…ごぇーほっえーっほえーほっ」。いきなりムセたっ。佐野さん、そこですか?そこ、ムセどこじゃないっすよ!! みんな大笑いよ(パート2)。「もぉぉ、ガマンして頑張って吹いとったのにぃ!!」。わーい、民ちゃんに叱られたー。「これ、絶対、戦務帳に書いて!!絶対!!」、パーカスめぐよ、ちゃんと書いたぞえ。期待に沿えたかな?

練習日誌 2007年9月1日(土)

・わーい、高校生3人が入団届け持って、やってキター。みーんな金管だ。総高定演で馬をかぶったペットしずちゃん。高校からホルンを始めたとは思えぬ吹きっぷりのホルンいけなおちゃん。バスクラさくらから「可愛いからって売り飛ばさないで下さい」と申し送りがあったくらい可愛いボーンしおりたん。以上の3連星だ。勢いのいいウォーミングアップの音が聴こえるよー。こんなん久しぶりだよー。ありがたいよー。
・せっかくボーンが増えたけど…。最近、ボーン斎藤さん、練習で見ないねぇ。坂ちゃん、なんか聞いてない? 「え…、なんも聞いてないけどなぁ。たぶん、仕事が忙しいんじゃないの?」byペット坂ちゃん。うーん、仕事の都合で来れないんならまだえんだけどー、カラダ壊したりしとんなれへんだろうねぇ。「あっ!!うーん…、分からんなぁ。今年、暑かったからなぁ」。元気なかぁ。元気だよねぇ。元気ですかぁ。廊下で楽器出しながら、二人でゲッキですかー!!!ゲッキですかー!!!って猪木のモノマネしてた。そしたら、「こんばんわぁー(低音)」。振り向くとそこに齋藤さん。わぁー斎藤さんだぁ。“噂をすれば影”なんて言葉じゃ全然足りないくらいのジャストタイミング。お久しぶりの出席です。そのワケはひょ、ひょっとして…。「いやー、夏休みが終わったから練習来れた」by斎藤さん。あ…、そうだったんですか。私はまた、女子高生のニオイが斎藤さんちまで届いたから来られたのかと思ってしまいました。大変失礼な想像をしてしまいました。すみませんすみません。良きパパの姿がそこにありました。
・金管が“ハーモニー”で聴こえる。こんなに嬉しいことはない…。数年前まで、豊吹は金管ばっかりバンドだったから、我々木管人は「うるせーうるせー」とぼやいていた。しかし、転勤・結婚・出産等々でメンバーが減り、若者の働き口がないからか若い団員も大学卒業してからこっちに戻ってこれず。地域格差のあおりを食ってバンド運営もままなりゃしない。かくて、金管各パート一本時代に突入し現在に至る。でも、今日金管がたくさんいる。すげーありがたみを感じる。てゆーか贅沢感さえわいてくるぞ。お、お母さん、こんなにいっぱいオカズ食べてもいいの? ああ、たーんとお食べ。こんなことはそうそうあったもんじゃないからね…。うううー(涙)。
・『千の風』、『汽車の旅』、やるー。わー、どの曲やっても分厚いぃ。ええ感じー。新鮮んんん。しかーし、『私のお気に入り』みたいなリズムのむずい曲やったら、人数が多い分バラんバラんになっちまう。タテの線そろえなきゃ!!『リフレクション-映像-』みたいな繊細な曲やったら、ボテんボテんに野暮ったくなっちまう。音量バランス整えなきゃ!! パートがそろって音が前に出てくると、課題が目に見えてくる。遠くにちっちゃく見えててどーにかなるわと思ってた問題点が、気がつけばでっかく身近にせまってた。助けてー、氷山よー!!(BGM:“トラブル発生”from『タイタニック』)。アルト佐野副団長も氷山の存在を感じ取られたのか、練習終わった後、「定演に向けて本格的に取り組む時期だ、声かけあって練習に参加しよう」っていうお話をみんなにされた。かっこええっ佐野サン。いざとなると頼りになる佐野さんなのでした。

練習日誌 2007年8月25日(土)

・ヒトツキぶりでーす。ごめんなさーい(汗)。戦務帳のみならず、私自身が練習に出たのもほぼヒトツキぶりでした。久々のブラス!! さぁーぁ、吹くでぇ吹くでぇ。まずはロングトーンやって倍音練習だろ、スケールやった後、エチュードもやっときたいなぁ。ああ、でも合奏の準備もせなあかんしなぁ。時間をテキパキ使わなきゃ。アドレナリン出まくりで脳内練習妄想を繰り広げる。わくわくうきうき、たーのし~いれーんしゅぅ~。あれ…? 練習室の様子がなんかいつもと違う。え!! 今日、豊小のきもだめし大会っ!? あの、「音出すなー」の、「明かりも消してくれー」の夏休み行事っ。うそーっ!!!!!!(大泣き)。お、お願いですから、前もって連絡をください。後生ですから…。
・さて、練習場は使えない。しかし続々と団員は集まる。せっかく集まったのにハイ解散ではちとつらいぞ。しかも今日は総高から2名の見学者が来ている。過密アルバイターのフルートゆうこりんも、ちょっとでも寝たいだろうに時間を割いて来てるぞ。ああ、ペット谷岡さんも港から来られた。土曜しか来れない松田長老もみえる。さらに…あれは!!クラりえりえだ!! 彼女はどこから来たのかな? 京都から来たんだよ!! うおー、練習できんなんてムゴすぎる!!
・このメンバーの意欲を無駄にしない方法はないか? どこか他に練習できるとこは…。ある…。日高文化体育館。脳内麻薬のぬけきってない頭から出る考えとはオトロシイものである。日高町吹さんが只今練習なさっているまっ最中の練習場を間借りさせてもらえないか、という発想がわいてきたのだ。しかしこういう時の豊吹メンバーの決断は早い。「そうだそれだッ」「すぐに行こう!」ということで町吹幹部河本さんに電突するはクラ民子。「もしもし、河本さんですか?実は折り入ってお願いしたいことがありまして…」。交渉事は美人のお姐さんに任せるに限る。でも、断られてもしょうがない図々しいお願いだ。ああどうか神様…。「はい…はい…ありがとうございます」。民ちゃん、お返事どうだった?「OKしてもらえました」。やったー!!ありがたいです、町吹さん。よっしゃ、後刻来そうな人に会場変更メールして。高校生は親御さんにちょっと遅くなるって電話して。さあ行かん、我らは豊吹ザ・吹奏難民、進路日高へようそろー。
・ほどなく難民船団は日高到着。ステージで練習してらっしゃる町吹の皆さん、こんばんは。私たち練習場に恵まれない豊吹です。下手袖をお借りします。ごめんなさいごめんなさい。イナゴのように大挙して押し寄せましたが、作物を食い荒らしたりいたしません。ごめんなさいごめんなさい。大変ご迷惑おかけしております。ごめんなさいごめんなさい。
・遅れてクラりえ蔵・なおちゃん、ペット上坂くん、ユーフォ岩下さんが参加。本日、総勢14名。限られたスペースにぎちぎち詰めて輪になって座る。イス足りないね向こうからパイプイス借りてくるーどこに座ればいいかな適当にパートで固まってりゃ良いよ。場所も時間もない状況なのに、みんなどこか嬉しそうな半笑い。遠足気分with楽器。遠慮がちな個人練を経てから、『千の風』、『汽車の旅』、『シンフォニックファンファーレとマーチ』を合奏。合奏になったらもう遠慮はノリにかき消され、いつも通りの演奏でした。人の情けに助けてもらい、みんながせーので移動して、知恵出し合って会場作り。それも全部“ただ音楽がしたい”が為だけに。愉しかった。短い時間で終わったけれど、ほんわかした気分の残る練習でした。
・あらためて、町吹の皆さん、本当にありがとうございました。

練習日誌 2007年7月25日(水)

・ホルンのりえぃ、来たーーーーーーーー!! 中井さんの「本番はホルン6本構想」の一環です。のりえぃちゃんは、現役音大生。うひょひょ。しかも最高学年、4回生でおじゃるよ。忙しい夏によう来んさった。ありがたやー。よしよし。
・さて、楽譜配って合奏合奏♪ ホルンの親子鷹がなんかヒソヒソ話してる。娘・のりえぃ:「どの曲やるんですか?」、中井パパ:「ママの顔見て読むんだぞ」。ヒソヒソしてたつもりだったのに、「顔見て読むって…」って、向かいに座ってたクラ民ちゃんにツッこまれた。思いっきり聞こえてるって。
・最初はうーん…『いそしぎ』!! →「当たったぁ!!」byホルン父娘。のりえぃは読顔術を会得した。大阪音大って、そんなことまで教えてもらえるんだ。
・『シンフォニックファンファーレとマーチ』、『私のお気に入り』を合わせる。「今、ホルンずれただら?」byアルト佐野さん。いいえ、佐野さん。佐野さんが2拍遅れられました。とってもうれしそうに指摘されたけれど、残念でした。こういうときの佐野さんはモルト・ヴィヴァーチェです。生き生きされてます。
・のりえぃちゃんのお世話になった先生の話をしてたとき、佐野さんが「あの先生は“チョンガー”かえ?」と尋ねた。チョンガー…。この言葉が発せられたとき、普通の顔してたのは私と中井さんだけだった。あとの全員、ことごとく「??理解不能」ってミョーな顔になった。ウソやろ?この言葉、知らんの? のりえぃとクラなお&りえ蔵の20代娘たちが知らないってのは分かる。でも、民ちゃんまで知らんとは思わんかったで。民ちゃんは私の1学年下だが、生まれた年は私といっしょ。だけど、冷静沈着博識豪胆な頼れるお人だから、姐サンとして慕っていた。それだけにちょっとショック…、同世代だと思ってた人まで知らないこんな昭和な言葉を私は知ってるって状況が。みんなまるで、しゃべりを覚えたての幼児のように、無邪気にチョンガーチョンガーと声に出して言ってみている。のりえぃちゃんは「大学でハヤらせます」とけなげに言った。でもそれ、ハヤらないと思います…。平成の世ですから。チクショウ、自分が急にトシとっちまったみたいでヤな感じ。あ、かんじんのその意味は〔ひとり者、独身〕ってことです。
・『タンツィ』タンツィぃぃ。2楽章ラストのクラのドロドロ、美しくなったねー(ドロドロって言うな)。最近、豊吹クラ界は活況に入ったから、みんな生き生き練習してるもんなー。上達度が他パートとは段違いです。ええなぁぁ。でも今日のホルン界も負けちゃいないよ。のりえぃ効果、絶大!!たった一人加わっただけとは思えぬ変わり様よ。音の厚みが増し音色が太くなった。中井さんの軍隊吹きを包み込んで、共に響かせる許容力。まろやか~ん。さすがサラ・ウィリスと一緒にエレベーター乗った音大生。娘の成長に、中井パパ、目じりが下がりっぱなしです。でれでれ。