豊岡吹奏楽団

三度の飯より楽器好き!

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練習日誌 2007年6月25日(月)

・本来ならここに、17日に終わった全但吹奏楽祭のことを書かなきゃなりません。しかし、先週とても悲しい出来事が起こり、書けなくなりました。パーカスの古坂ゆりちゃんが亡くなりました。24歳という、とてもとても若い年齢で。それを知らされたときには、まったく信じられなくて、何度も何度も聞きかえしました。ウソでしょう?何かの間違いでしょう?
・フリュシャカが豊吹に初めてやって来たのは、彼女が高校2年の6月だった。それから卒業するまで在団し、大学進学・就職後はめっちゃ頼れる助っ人として豊吹を盛り上げた。文字通り「盛り上げ」てくれた。彼女の周りには絶えず笑いがあった。パーカス成ちゃんとめぐと3人でいつもギャハギャハ大笑い。でも、音楽にはひたむきで一所懸命で合奏中は超マジメ。鍵盤楽器を得意としたが、私はフリュシャカのバスドラムが忘れられない。音色が多彩で表情豊かで。メロディアスなベードラなんて、あの子が初めてだった。
・「忘れられん」と言えば、平成14年の空港フェスだ。あれはもう、不滅の伝説となっている。当初ドラムスを叩くことになってた人が、当日未明になってドタキャンした。本番は9時間後だ。他に出れるパーカスはめぐ一人だけだったので、余剰人員などいない。出演取り止めなど絶対にできない。ドラムスなしで演奏か?どうする、豊吹!! この掛け値なしの絶体絶命のピンチを救ってくれたのが、誰あろうフリュシャカゆり、その人なのであった。当時、大学生だったフリュシャカはたまたま帰省していたのだろうか。運良く連絡がついて、その日叩いてくれることになった。当日の朝早くに楽器置き場で簡単に譜読み。管楽器との合わせもできず、そのまま現地へ直行。そのときのリズムセクション、ベース川﨑・チューバ谷下・バリサクまえだは、初見のフリュシャカをサポートしよう、もしドラムスの音がなくなっても我々でカバーしよう、と新たに気合を入れなおした。そして本番。見よ!フリュシャカは、初見とは絶対に思えない完璧な演奏を成し遂げた。それは見事な腕前であった。低音隊の心配は無用のものとなり、それどころか彼女の軽快なリズムのおかげでいつもよりノリのよい演奏ができたのだ。無事に、なんてもんじゃない、バンド全体を引っ張ってもらって演奏の質を上げてもらって本番が終了した。なぁんだ、フリュシャカにとって豊吹の曲なんて初見でさっとできるんだ。心配することもなかったなぁ。なんてお気楽に思ってたら、楽器を片付けながら、彼女ボロボロ泣き出した。えっ!! あんなに堂々と叩いてたのに…。そうは見えても、やはり彼女はものすごいプレッシャーを感じていたのだった。その後は、もらい泣きしたり抱きしめたりありがとありがと言ったりカルガモ米アイス食べたり。ドラマーとしてのたくましさと感じやすい繊細な心をあわせもつ乙女に、豊吹の危機は救われたのだよ。
・おバカなエピソードもいっぱいあったなぁ。いつの行事だったか覚えてないけどー、と話してくれたのはパーカスめぐ。豊小の駐車場にみんなが集まったときに、ユーフォ岩下さんが灰色のパーカーを着て、フードをすっぽりかぶって来られた。それ見て、めぐは「いやーん、岩下さん。“ねずみの鬼太郎”みたい~」と言っちまった。それを聞いてフリュシャカがすかさずツッコミを入れた。そりゃそうだ、入れるだろう。しかし、彼女の口から出た「ツッコミ」はこうだった。「何言っとるん、めぐさんっ。“ねずみのおやじ”だろ!!」。OH,ボケボケコンビ!! 「それを言うなら“ねずみ男”だーっ(怒)」、ペット坂ちゃんがたまらず正しくツッコミました。
・『サザエさんア・ラ・カルト』を定演でやったとき、彼女、ドラムスを担当。「私、ここがむっちゃ好き」と、とあるテーマをものすご気に入ってた。♪ダカダカダンダン・ダダンダダンダン・ダカダカダダンダダン♪って、主に波平さんとかマスオさんとかオジキャラが登場するときに流れる低音なテーマ。…音域もリズムもローギアなメロディだよ。でも、ここ叩くときはめっさハイテンションだったらしい。あ~、そういえばお気に入りの曲はもう身振り手振りがぜんぜん違ったなぁ。シロフォン叩いた後にガッツポーズ入れてたのがビデオにばっちり映ってたのは、あれは何の曲だったっけかねぇ。
・高校3年のときのコンクール、豊吹のステージで一緒に『大仏と鹿』を演奏した。フリューシャカはこの行事の後、受験が終わるまで豊吹を休団。これが高校生活最後の演奏、と思ってステージに臨んでいた。本番終了後、控え室にしてた和室で、みんなで車座になって一言ずつ感想を言った。そこで彼女は、「今日で最後です。ありがとうございました!!」って言って涙を流した。ああ、叩くことがホントに好きなんだな、吹奏楽と離れるのが辛いって本気で思ってるんだ、って感じだった。とてもすがすがしかった。
・ここまでの文章にあるように、戦務帳ネームは「フリューシャカ」だった。ロシヤっぽい名前で、かわいいっしょ。この名前をどう思ってたのか。彼女からはっきりした言葉で聞いたことはないけれど、以前彼女からもらったメールに「ども!!フリューシャカです!!」って書かれてた。どうやら気に入ってくれてたらしい。会えば必ず「ああ~中井さぁーん」と満面の笑みで駆け寄ってきてくれた。「フリュ~シャカぁぁ」と、こちらも自然と笑って答えた。「相変わらずオデコぴかぴかやなぁ」「もぉぉぅ言わないでくださいよっ」。いつも最初につやっつやの額をからかって会話が始まる。もうあのやりとりができないなんて。
・去年の11月、久々に豊吹にひょっこり遊びにやってきたフリュシャカ。1年後輩のクラなおちゃんとの再会にはしゃいでた。その数日後の飲み会に誘うと喜んでて、当日参加してくれただけでなく、2次会のトマオニの閉店時間まで一緒にいた。来年の定演は一緒にステージに立とうで。わぁそうしたいけどいいんですかぁ、私、ブランク長いですよぉ。そんなんあんただったらすぐ取り戻せるわ、出よ出よ。あのとき他愛もなくしゃべったね。楽しかったね嬉しかったよ。でもまさかこんなに早い別れが来るとは思いもよらなかった。フリュシャカのお父さんから、めぐがスティックを頂きました。「ゆりと一緒に定演に出たいから」、めぐがそう言ってます。今年の定演は一緒だよ。
・まだ信じられなくて、連絡したらまた豊吹を助けに帰ってきてくれる気がする。本当にいい子だった。誰に聞いても、いい子だったって言葉が返ってくる。この世の中で生きるには、あの子はあまりにピュアすぎたのかなぁ。それで神様は早くに取り上げてしまわれたのかもしれない。いつも他人を思いやる、家族や仲間を。いつも全力投球、音楽も笑いも。いつも笑顔を忘れない、辛いときでも。フリュシャカはこんな子だった。ああでも、彼女の魅力の万分の一も表せてない。これからずっとずっとくり返しくり返し頭に浮かぶだろう。尽きないフリュシャカの思い出を、長い時間かけて語り合おう。そうして彼女の冥福を祈ろう。

練習日誌 2007年6月13日(水)

・うちのパソコンがとうとう末期的症状です。この戦務帳、最近とどこおっておりましたのは、うちのパソのメール機能がイカレてしまったことが大きな原因です(いえね、それだけのせいじゃないんですけどね)。ホムペ管理人のペット坂ちゃんに原稿が送れない!! フロッピーに落として(CDロムがイカレてしまったのもだいぶ昔の話だなぁ…)、練習のときに渡そう。…あ~吹いた吹いたぁ。おもしろかったぁ、じゃあねぇ。ーって、しまったぁぁ。渡すの忘れてんじゃんダメじゃん。もうグダグダです。ジャンガジャンガジャンガジャンガって感じです。でもでも、こないだ新しいパソをネットにつなげれるようにしました。やったー。ルーターがなんでかちゃんと動いてくれなくて、ユーフォ岩下さんに電話指導してもらいながら、どうにかつなぎました。すぺしゃる・さんくすto岩ちゃん!! 6年働いてくれたパソは作業専用にします。みんな、松下の古いノートパソをばちばち打ってるオバさんを図書館で見かけても、そっと見守っていてください。戦務帳はそこで生まれ、坂ちゃんに送られてから、皆様のお手元に届いております。
・日曜のONEらいふの本番はよい天気のうちに終わった。ということは、私は出れなかったっちゅーことです。ぐすん、運動会(泣)。アルト佐野さんが、『千の風になって』を熱唱したそうな。サプライズ企画!!♪ぅわーたしぃのぉ~おーはーかーのぉ~まぁえでぇぇぇ、ぬわーかーぬわーいーでーくぅだぁさぁいぃぃ♪ 「ええ声、だった」byクラ民子(民子は先日歯の手術を受けて抜糸をすませたばかりだったので観戦&撮影参加)。
・さてさて、次の本番は歴史と伝統の全但吹奏楽祭。今年初のオリジナル曲披露です。ONEらいふ終わったし、やっと専念できるぞー。さぁ楽しいオリジナルの合奏です…って、クラとフルートしか来てないやん!!本日のメンバー=フルート石田さん・ゆうこりん・まなまな、クラ朝倉さん・復活民子・りえ蔵・なおちゃん・しほつん、ホルン中井(民子と同じ手術直後・手負い戦士)、ユーフォ山本。はーい木管セクション練習始めまーす。
・…けっこう、指揮者がちょーしにのって、あれやこれやとちっくりちくり細かいとこをつつく練習ができました。1・3拍目は1st、2・4拍目は2nd、というふうに分業してひとつながりになる連続16分音符のパッセージがある。そこのクレッシェンド・ディミヌエンドが効かない。全員で協力して強弱の幅をつけて。すると、たちまち始まるクラ内会議。後攻の人が私の音量よりちいさぁしてくれんと。えぇ~ここ忙しいしけちいさぁするのムズいー。何言っとるん?後攻のあんたにかかっとるんだで(会話:りえ蔵&しほつん)。ミーティング終わった? そいじゃあやってみようかぁ。おおっ、けっこうできてる。あうんの呼吸も大事だけど、やっぱキチンと話して分かり合うって素敵ねぇ。
・「このグリッサンドは何拍目から降り始めればいいの?」。えっと適当に…と答えてはいけないような空気をもって質問されたのはフルート石田さん。今日、入団届けを持って来られました。今の豊吹にはいない理論派フルーターの参入だぁ。「えぇー、入団届けの用紙がほしいんだけど…」とおっしゃったのはクラ朝倉さん。クラ界の佐藤浩一、豊吹に参入。ナイスミドル2名様ごあんなーい。うーん、シブ味が増すなぁ。

練習日誌 2007年6月2日(土)

・今度の本番は6月10日の日曜日、ONEライフ・作業所音楽会でございます。その日、私は地区の運動会に出なきゃならんので、ステージは欠席。だぁって隣保長なんだもの。雨が降って中止になったら出れるがなぁ。という訳で、当日の指揮はアルト佐野さんが全曲務めまする。「曲順に合わせるでー」、佐野さんの音頭で合奏練習は進みます。『ウィーンはウィーン』やって。『宙船』やって。『宙船』の最後のフェルマータ、みんなが伸ばしてディミヌエンドー…。クラのカデンツ入った。「よぉっしゃ。次の曲っ」。…って佐野さん!! まだ、クラソロ終わってないし!! もぉー!! 定演でやった曲でしょ、これ。ホントに自分の音しか聴いてないんだから。ぷんぷん。
・『汽車の旅』、ホルンいないヴァージョンのカットについて、みんなに説明する。今日はパーカスのめぐ&さ~やが久々参加。佐野さんが「Lを1小節やって、クラのカデンツがポーって終わるしけぇ、そしたらMに飛んでくれぇや」と一通り説明する。めぐとさ~や、分かったかなぁ?と見ると、2人は今日初めて見る楽譜の分担を決めるのに大わらわだ。ねぇねぇ、カットのこと分かった?「え?あ、はいっ。えぇっと、Lをいっしょうけんめいやって…」byさ~や。ぶはーっ。頑張っちゃってちょーだい、Lのいっしょうせつ。
・『汽車の旅』の一節、“遠くへ行きたい”。佐野さん、この曲にいたくご執心で、この部分に入るととたんに熱っぽい指示を飛ばす。「最初のメロディは思いっきり小ぃさぁ吹いてくれぇや」。うんうん、しっとりめな感じで吹くのね。「ピ、ピィィィアノで」。ぴ、ぴぃぃぃあので、ですか!?(伸ばす部分にかすかにビブラートをかけてお読み下さい)。「うん、そんな感じで頼むわ。じゃぁ、せぇのぉ」。佐野さんの指示は、私たちの五感のオクの方に訴えかける力がある。みんな《ピィィィアノ》の小ささを感覚的につかまされて、かすかなひそかなメロディラインが、ばっちりなアンサンブルででき上がっていた。恐るべし、佐野語の力。
・「その後の8小節でだんだん大きぃしていってくれぇや」。はい、poco a poco cresc.ですね。「うん、そのポコポコ」。ポコ・ア・ポーコは、ぽーこぽこ。笑ってしまってアンブシュアが締まりません。さっきとは別の意味で恐るべし佐野語の力。
・『千の風…』やってから、『キューティハニー』。「あんなぁ~ぁ、ここんところ♪じゃっじゃーっ、ぽ♪って切ってくれぇや」。どこのことを言ってらっしゃるのかは、おのおのが見当をつけるべし。これ、佐野合奏に臨む基本的心得。「そしたら♪ヘァニー・フラァッシっ♪ってなるしけぇに」。この言葉に至って一同、初めて納得。あ、この部分ね。全員の首がタテに大きく振れた。その動作、妙にタテの線があってて、くすくす。
・この後、吹奏楽祭の曲合わせてたら、お客様登場。なんと、豊吹に17年前までいらっしゃった方が遊びに来られました。フルートの石田さんとおっしゃる方です。「また、楽器を吹こうかと思って来ました」by石田さん。今年はすごーい。クラの朝倉さんも帰ってこられるし。木管のベテランパワー炸裂のよかーん。わーいわーい。

練習日誌 2007年5月16日(水)

・朝倉さんが来られましたぁぁぁぁぁ!!!! え?ご存知ない? 私も「よく知っている」と言えばウソになるけど…。でも、“伝説の人”としてのお話は常々聞いておりまする。では、私の知っている情報内で朝倉さんという御方をご紹介。アルト佐野さんの2歳下のクラ吹きでいらっしゃいます。豊高の記念すべき第1回定演でコンサートマスターを務められ、そのときたまたま聴きに来ていた都会のバンド指導者が名指しで大絶賛したというウワサを耳にしています。10年ほど前に遠くへ転勤されるまで、豊吹にも不動のコンマスとして在籍。眼光鋭く楽器を構え、自己に厳しく腕を磨く。そのストイックなたたずまいはまるで古武士のよう。…私の中での朝倉さんのイメージってそんな感じ。その朝倉さんが豊岡に帰ってこられました。聞けば、4月から単身赴任されてるそうです(聞き手=ボーン齋藤さん)。今日は楽器を持たずに丸腰参加で、「知らん人ばっかりになってるから、とりあえず聴きに来たー」とおっしゃってます。きゃぁぁー、伝説の人の前で吹くなんて緊張しますぅ。あせあせ。
・最近、木管女性陣が元気モリモリです。フルートゆうこりん、そしてクラの民・なお・りえ蔵。この4人、この頃ひじょーに高い出席率を誇っています。しゃべるときゃしゃべり、笑うときはガハガハで、楽器を構えりゃ何十分でもモクモク吹いてます。ひっじょーにスカっと小気味のいい練習態度。若い娘さんたちなのに男前っす。娘サンなのに。
・『汽車の旅』。嗚呼、ユーフォ山もっち。この子は自分のテンポ感を絶対曲げない。他人がどんなテンポで吹いてよーと、指揮者がどんなテンポで振ってよーと、おかまいなしで吹いている。ごーいんぐ・まいうぇい。しかし、山もっちよ。周りの連中にいさめられるほど先へ先へと走ってしまうのが若さの特権だ。なのに、君のその年齢で、それほどまでにテンポが重たくなるのはなにゆえだ? 老成するにはまだ30年早い。「若いうちに突っ走っておかねぇと、走り方、忘れちまうぜ(fromスケバン刑事)」。
・久々に『タンツィ』の3楽章を合奏。久しぶりに合わせると、むっちゃバタバタした演奏になってた。細かい動きの中にも、所々にシンプルなリズムあり。こういった、ふっと出てくる単純リズムをばちっとそろえることができたら、音楽に締まりが出てくるのだが。4分音符と8分音符で構成されたそんな4小節を、ちこっと反復練習してタテの線を整えました。音符のグルーピングも確認。ここからここまでがひとまとまりね。この次の音符から別のグループだから、分けて吹いてね。はい。
・練習しゅーりょー。じゃーカギ閉めるよー…って、りえ蔵さん、まだ楽器片付けれてないの? 「ん?あ?あれっ!! 私、最後? うそー、ぜんっぜんしゃべらんと片付けとったのにー!!」byりえ蔵さん。しゃべりながらの方が、かえって手も早く動くんじゃない?そっか。口と手は連動してるのか。おおっ、タンギングと運指の関係か!!

練習日誌 2007年5月12日(土)

・ペット谷岡さん、来られました。席に座っておもむろに「わし、今年初めての参加だわ」とおっしゃった。わー、谷岡さん、あけましておめでとうございます。「いや、新年会には出たんだけどな」by谷岡さん。じゃー、お吹き初めですね。
・『キューティハニーJazzヴァージョン』の楽譜を見て、アルト佐野さんが反応した。「おっ、キューテェハニーだねぇかいや。これ、やらしいマンガだら?」by佐野さん。ええまぁそうですな。オナゴのハ〇カが出てきますな。「どんな歌だったけぇなぁ?イチニィサンシィ♪おんなのこぉ~」。そこだけ歌詞なんだ? ピンポイントな覚え方だなぁ。“女の子”という単語に対する佐野さんの執着が感じられます。
・ペット研くんも来た。廊下で音出し終えて部屋に入ってきたときは、合奏始まってたから、とりあえず席に座ってかけつけチューニング。ふぅと一息ついた研くんに、ペットのリーダー坂ちゃんは言う。「あ、楽譜は自分で取って」。今年の目標《自主自律》の実践ですね。
・ペットが3本そろったんなら、“あれ”やりたいなぁ。「ああ、“あれ”かいや。やらぁやらぁ」(佐野)。「ええー“あれ”やるんですかー?」(坂田)。「え、坂ちゃん“あれ”嫌いなん?“あれ”ってきつい曲?」(まえだ)。「うーん、きつぅはないけど、“あれ”はちょっとなぁ」(坂田)。ここで谷岡さん、「“あれ”って何なのかさっぱり分かれへん!!」。…ごもっとも。ペットの“あれ”とは『シンフォニックファンファーレとマーチ』です。
・『汽車の旅』、冒頭の“線路は続くよどこまでも”にはコーラスパートがある。たぶんリズムセクション以外のパート譜全部に、歌うよう指示してあると思う。みんな、ええぇ~歌ですかぁかんべんしてくださいよー、といった反応。昔日に戻って文部省唱歌を歌いましょうや、高らかに。「これ、ハモリが入っとる…」。フルート松田さんが気づかれた。あ、ホントだ!!いやーん助けてぇ、ハモハモ大王!! ハモハモ大王にはどこに行ったら会えるの? ハモハモ大王ー!! 南の島からすぐには呼べないので、苦労してなんとか歌いました。
・後半にあるクラのカデンツソロ。フェルマータの最後の音、「切って」って合図出しても民子はそのまま吹きつづける。何で切らないのかなー? ああ!! 切らずに次の場面に入るんか、ここは!! これに気づくのにたっぷり1.5秒はかけてしまった。「し、死ぬ…」と民子は思ったらしい。はっはっはーわりぃわりぃ(←お気楽なヤツ)。
・『宮川泰ミュージックホリディ』、こいつぁ初見でやるにゃぁちとムズいぜ(江戸弁)。“ズームイン朝”と“午後は〇〇思いっきりテレビ”のテーマはもちっと軽快に。何にも書いてないけど、センプレスタッカートでお願いします。「せんぷれ?せんぷれって何だえ?」by佐野さん。えー、「常に」って意味ですよ。よく出てくるでしょ。「いろんなとこで出会いますよね、この単語」byフルートゆうこりん。「大豊機工には分かれへん」by佐野さんと谷岡さん、うなづきあう職場仲間の2人。って、職場は関係なーい。「そういうのは40過ぎたら忘れるんだ」byフルート松田さん。ああっ、やっぱり最後は年齢の問題にしちゃうんですね。
・最後に『タンツィ』。ホルン、ぜはぜはいってるね。ペース配分、考えなよ。「だいじょぶ。本番はホルン6人になるから」byホルン中井さん。え?その数字はどこから出てくるの?中井さんが細胞分裂する? プラナリアですか?(なつかし~高校生物)。半分にして水やって日にあてたら、次の日、中井さんがもう一体できてる。倍・倍にどんどん増やそう。こわ~。てか、中井さんが6人ってやかましい。
・終了5分前に誰か来た。うお、岩下さん。地区の集まりが思ったより早く終わったからこっちに来た、って言っとんなる。丸腰でも、短時間でも、みんなの顔見にかけつける。あ、やばい。グッときた。