豊岡吹奏楽団

三度の飯より楽器好き!

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練習日誌 10月25日(土)

・今日は2部の曲中心にやるぞー。ということで、『練習曲』『スラブ』『革命』の3曲を連続合奏。途中休憩とろうと思てたらとれんかった。ノンストップ合奏。指揮者ご乱心。
・今日は、チューバ助っ人の篠坂さんが来てくれました。毎年毎年、出演していただいてます。ありがたいです。やっぱ篠坂さん入ると、ハーモニーが安定します。低音が一本増えると違いますなぁ。うれしいです。
・『スラブ舞曲』はその名の通り、「舞曲」である。楽譜の表面上では2拍子3拍子等と書き表されているが、もともと踊りのステップに合わせて作られた音楽だ。だから、必ずしも小節の頭の拍に重心がかかるとは限らない。このメドレーの冒頭の第1番の出だしは①23・①23ではなく、①2③・1②3と、2拍ごとにアクセントがつく。慣れたらなんてことはない、音楽にノッてしまえれば簡単なことなのだが、とっかかりの時期にちょっととまどう。コンクールで演った曲だが、その時参加していなかったメンバーの方がとまどうのも無理はない。ペット谷岡さん、ご苦労かけます。おいおい慣れていってくださいね。
・練習後、パイプイスを片付けている最中、ボーンともみんが「谷下さん、私にだけ(・・・・)きびしいぃー!!」と抗議の声をあげていた。前後のいきさつが分からなかったのだが、これ聞いたとき、え?チューバ谷下、ともみんのことを特別あつかい?と私は思ってしまった。すると、谷下くんあわてずさわがず、「いや、ワシはみんなに厳しいんだけどな」。・・・。そうだった。彼は、万人に厳しい男、谷下繁。「ともみんにだけ」という訳ではなかった…。あらたな団内ロマンスを期待して、ちょっとだけワクワクしたけど、肩すかしだった。いや勝手に想像しちゃっただけなんですけどね。ま、えんですけどね。
・次の水曜練習は、わたくし、お休みさせていただきます。実家のちちははに付き添って、四国八十八箇所お遍路の旅ファイナルツアーに行って参ります。数年前から少しずつこなしていったのですが、この度88番さんまで参って満願成就してきます。申し訳ございません。すみませんがご了承下さい、なにとぞー。

練習日誌 10月22日(水)

・10月15日(水)と18日(土)の戦務帳は、お休みさせてください。ごめんなさーい。実は、定演パンフレットの「曲目紹介」の原稿を書いていたのですが、そこでちょっとトラブルが…。音〇之友社の出版物を参考にしてショスタコーヴィチの「革命」の曲目紹介を書いてました。完成したのでプリントアウトして練習に持って行き、パンフレット係のファゴット上坂さんに渡そーと思ってペッとそのへんに置いていたら、ホルン中井さんが盗み読み。そして、私に「おめーっ、あれ、嘘八百だぞー!!(怒)」と、きっつぅーいダメ出しをお与え下さいました。私が書いていたのは、ショスタコが当時のソ連政府に無理やり言わされたような公式見解と、同じ内容だったようだ。「もっと他の文献読めー!!(怒髪天)」byナカイチョフ。んで、ショスタコの自伝読んだり、ネットで探した種々雑多な論を読んだりして、ようやっと書いたのよー。そんな訳で、先週のまえだの文章かきかき脳はそっちの方にフル回転していました。それで戦務帳がお留守になってしまいました。申し訳ございませぬぅぅぅぅぅ…。
・さて、10月22日の練習です。定演まで1ヶ月をキリましたので、リングフォーメーション(9月27日の戦務帳参照)から本番での並び方と同じような配置に変えて、合奏します。配置が変わると、本番近いなという気持ちが高まりちょっと興奮する。ううぅぅ、ぞくぞくする(カゼじゃないよ)。
・先日から、クラリネットの助っ人・こまちゃんが参加してくれている。元は香住町に住んでいて、木曜アンサンブルに入ってぶいぶい吹いていた。今は結婚して豊岡に住んでいるので、この機会に団員になってけろと一生懸命周りの人間は誘惑している。彼女の音は「太い・でかい・澄んでいる」。ゆえによく通る。彼女が加わるとクラパート全体の音に一本芯が通ったようになる。欲しい。お前が欲しい。オレの嫁になれ、ぢゃなくて、団員になってほしいなぁ~。ほしいぃぃなぁ~。
・チューニングするとき、合奏で指示出すときetc.…。こっちを見つめる目がすっごく綺麗なことに気付いて、一人ドキドキしている。誰の目でしょう? その名はクラりえ蔵ちゃん。目尻の少し上がったはっきりとした目。にごりのない澄みきった瞳。そして何の躊躇もなくこちらにまっっつぐに向けられるまなざし。彼女の目には「めぢから目力」がある。合奏中は私だけに向けられると思うと、ドキがむねむね…じゃない、むねがドキドキする。キレイなお姉さんは好きですか? はい、大好物です。
・「さくら」「美空」「レツダンス」をやって、ユーフォフィーチャー曲の「忘却」を合わせた。タンゴの巨匠ピアソラが書いたバラードナンバー。ソリスト岩下さんは素敵だけど、バッキングの音がどうにもイモい。CD聴いてムード研究しようっと。
・今日はフルートさっちん=高尾の誕生日でしたー。謙虚な彼女は練習終了後に残っていたメンバーだけに打ち明けたのでした。さっちん、24歳おめでとうー!! あっ、年女?ホルン中井さん&ボーン斎藤さんとヒトマワリ違いだー。

練習日誌 10月11日(土) in 教会コンサート あーんど その後、練習

・午後5時45分集合ですが、5時半に豊小に着いちゃいました。すると、そこに意外な“助っ人”が!! 大阪在住のフリューシャカ(パーカス古坂のこと。なぜかロシヤ名)が帰ってきていたので、ドラムスを叩いてもらうことになったとか。やったぁぁー。この営業、ドラムなしでやる覚悟はできていたんだが、ドラムがあるに越したことはない。すっげーありがたーい。感涙。しかし9曲もあるので全曲叩くというのは大変。めぐと分担することになった。さぁっ、ノッてきたぞー。皆、乗り合わせて教会へGo!!
・妙楽寺にある豊岡カソリック教会です。2年前に来た時も思ったんだけど、塀の中に入るとそこは別天地。俗世とは違う時間が流れている感じのお庭と建物。気持ちが洗われるようだ…(普段は汚れた大人なもんで)。着いてすぐ、バイベル神父さまにご挨拶。ベルギーからいらしたこのお方は、50年ほど前から日本にいらっしゃいます。優しい笑顔と柔らかな発音の流暢な日本語でご挨拶を頂きました。教会の飼い犬のジュニア(←これが名前)もお出迎え。ここは現代社会とは趣の違う、ほんわかとした空気のあるところです。
・セッティングしてちょっとだけ練習。のつもりが、開演7時の10分前までギリギリ練習してしまった。アアッあせるわー。パーカスの2人は大丈夫かなぁ? それに、仕事や何やかやの都合で練習に来れなくって初見です、という団員がちらほらいるしなぁ(テナー大石ちゃん・アルトたなかちゃん、ご苦労さん)。うーん、お客様ごめんなさい。見切り発車、出発進行です。大丈夫かな大丈夫かな。ああっ神様助けてください。神様ぁぁぁー!!(by桑原和夫of新喜劇)
・今日は佐野さんが港の祭&仕事で欠席です。なもんで、MC担当はまえだ@企画部です。指揮して、演奏して、司会してっていうのはしんどいっす。息がすえましぇん。
・5曲終わったところで、神父様のお話。昔日本は貧しかった。私は祖国やいろんな国に援助を求めました。今日本は豊かになった。でも、困っている人たくさんいます。昔よりも困っている人は増えているような気がします。皆さん助け合いが大切です。隣人に手を差し伸べましょう。こんな話だったと思う。このお話の後に演奏した曲が偶然にも「ヘイジュード」。Hey、ジュード。そんなに嘆くな。悲しい歌は、歌い終わったら少し気分が良くなるものだ。そのとききっとお前も新しい一歩を踏み出すことができるようになるだろう。たしかこんな意味合いの詞だったかしら? 恋に破れたジュードという少年を慰めるために作られたこの曲。人間愛を感じさせるビートルズの名作です。
・全曲、夢中で吹きましたー。お客さんは皆さん教会に集う善男善女な方ばかりで、終始ニコニコニコニコして聴いて下さいました。私が感じた限りでも、演奏はまずまずの出来ではなかったでしょうか。ホント、豊吹のメンバーって本番での集中力が違います。だつぼー。それと特筆すべきはパーカスでしょう。さーやも仕事が忙しくって練習になかなか参加できなかったのによく頑張ったよ。めぐ&フリューシャカのドラムスはほとんど初見とは思えないほどの叩きぶりだった。片付けしてたとき、クラ民ちゃんが「あの2人、すごいなぁ…。よぉ叩いとったわぁ。感心するわ。」と言っていた。あの辛口民ちゃんがだよ!! これで豊吹のドラムスも安泰かしら。神様、今日は私たちにドラマーを与えてくださって感謝します。神様の御前で無事演奏できたことを感謝いたします。あああ、神様ぁぁぁぁぁー!!(by桑原和夫again)。
・片付け終了後、バイベル神父様や教会の方々にすすめられ、お茶をご馳走になりました。美味しいお茶菓子や、キリスト教の教えのかかれたきれいな挿し絵の小本をもらったりして、厚いおもてなしを受けました。そこに犬のジュニアが、あいそ振りまきに来ました。さすが教会の犬なので、愛に飢えている豊吹に手を差し伸べに来てくれたのでしょう。たちまち皆の人気者に。方々から声をかけられているのだが、よく聞くとボブだのパトラッシュだのヨハネだの、呼びたいよーに呼んでる人たち…。でも本当の名前の「ジュニア」というのも、「なにジュニアなんだろう…?」と謎につつまれているのだった。
・暖かいおもてなしにすっかり腰が重くなって、8時を過ぎてしまった。神父様はじめ皆々様にご挨拶して、教会をあとに豊小へ。同じ車に乗った十代組、フルートさっちん2号&アルトたなかちゃんがむちゃくちゃ意気投合していて、後部座席でマンザイが始まっていた。こいつら、違う学校に通ってるとは到底信じられん…。
・豊小についたのが8時半ごろ。遅くなっちゃった。仕事帰りのペットたにむらが「8時ごろ一回来たけど、まだ練習室暗かったからちょっと心配だった」と言って来た。ごめんなさーい。
・ホルンせんださんが駐車場で車を発進させとんなる。あれ、帰られるのかな?と思ってたら、「教会にスリッパ忘れたんで、取りに行って来まーす」。せんださんは、教会備え付けのスリッパを使わずに、自前のスリッパを使ってらっしゃったのです。律儀さんだっ。ん?でもそういえば、せんださんのスリッパって健康サンダル仕様だったような。自前スリッパを使っとんなったのは、遠慮のためか、健康のためか。どっちだろう。
・9時半まで個人練習。その間、パーカスのメンバー(めぐ、さーや、フリュシャカ)は、別室で定演の曲の譜割り会議。そこへ呼ばれて「今日のドラムスはどうでしたか?」と聞かれたので、感じたままによかったよと答えたら、「本音のホンネを聞いてるんです。どうでしたか?」とまたまた尋ねられた。よっぽど不安だったのねー。でも、そんな不安を抱きながら叩いてるとは思えなかったほど、思い切りのよい出来のよいドラムスだったと心底思いました。ボーン斎藤さんも「やりますなぁ」って誉めとんなったよ。
・別室から聴いてても、ホルン男トリオ・せんだ&ナカインシュタイン&しろい(歳の順)の音が強烈に聴こえてくる。まるで、練習室の中にはホルンしかいないぞーっ、と叫んでいるようですらある。こんなパワー満万の懲りない面々を束ねられるのは貴方しかいない、頼んだぞ、白衣の天使シカゴやよひ!!(ホルトン使用)

練習日誌 10月1日(水)

・今日は、なんだか皆さんお疲れかなぁ、て感じだった。合奏最初に「ヘイジュード」やったんだけど、おやっ?て思うほど、音がまとまんなかった。主旋律のバックのハーモニーのたての線がバラついてたり、ここは決めどころって場所の音程が合わなかったり。この曲はウォーミングアップ替わりにできるくらいの、譜面ヅラの易しい曲なのに、みんなどうしちゃった? いつもはすっと通すだけのこの曲を20分かけてさらっていきました。こんな日もあるよね、うん。
・教会コンサートが近いので、そこでやる曲をざっと合奏しました。仕事の都合でチューバ谷下くんもユーフォ岩下さんも出られないので、まえだはやはりバリサクを吹くことに。ということでタンバリンを叩けなくなってしまった(ちょっとホッとしてます)。ドラムスがいないので、テンポキープが難しいかな? でも、ここ最近ドラムスなし練習が続いたおかげで、メンバーそれぞれの体内メトロノームが鍛えられてきたかも。みんな、自分で音楽進めるのが上手になってきたと思う。あー、でも「ホールニューワールド」は、だんだんゆっくりになってきちゃうなぁ。ムーディな曲はついつい歌いこみ過ぎてしまうんだよね。演奏中に奏者自ら熱くならなきゃ、聴いてる人に伝わらないが、頭のどっかに冷静な部分はもっておかなきゃなーと思う。自分たちもノリノリになりたいが、まずお客さんをノリノリにさせたい。それには、テンポ・リズム・ハーモニー、適度に気を配って演奏せないかん。考えることいっぱいあって、飽きんわぁ。だから音楽やめられんのよー。でもでも、考えるばかりでなく、適度に「はめをはずす」こともやりたいわ。要は、考えて演奏⇔ハメをはずして演奏、のバランスをとることかしら。
・斎藤師団長、職員旅行から復活。北海道からお帰りなさい。お土産に六花堂のバターケーキを買ってきてくださった。その日の参加者でいただきました。パーカスめぐのリクエストだったらしい。私は知らなかったんだけど、有名なお菓子らしいのね。食べてみてナットク。ひんじょぉ~ぉに美味しかったっ。斎藤さん、ごちそうさまでした。
・次の土曜、10月4日は豊吹の練習お休みです。みんな、フリーサウンドオーケストラの演奏会を聴きに行こう!!

練習日誌 9月27日(土)

・フルートさっちん2号が楽譜を入れてるファイルが、「ちちんぷいぷい」のキャラ付きファイルであることを、今日発見した(「ちちんぷいぷい」って主婦層にしか分からん番組かな?)。「あ~、ぷいぷいさんだぁ。いいなぁー」とうらやましがってたら、「携帯ストラップもありますよ」とカバンから出して見せてくれた。「MBSで買ってきました」んだって。もしや、“阪神優勝”のときに行ってきたのか、毎日放送に?!。うそぉぉぉぉぉぉぉ!!うらやましすぎー!!!。ええなぁええなぁ…。…え、ええもんっ。実家の近くの郵便局で優勝記念絵葉書セットもろたもんっ(←意味のない強がり)。
・豊吹では、合奏練習時、メンバーが輪になって座る。金管と木管がといめん(おっとマージャン用語だ)で向き合うかたちになる。これを輪形陣、またはリングフォーメーションと、ちまたでは呼ぶ。そんな隊形ゆえに、実はクラ・サックスメンバーのひそかな楽しみとなっている事柄がある。ユーフォ岩下さんの挙動観察である。あの方のガバッと広げて座った足先を見ると、つま先立ちになっていて、両のかかとがリズミカルに動いている。吹いてる曲とは全然ちがうテンポで。でも岩下さんの音は、周りのテンポをはずさずノリノリで聴こえてくる。ふしぎだ…。今日も木管メンバーの目を楽しませてくれましたよ。個人練習の時間、なんといすの上にあぐらをかいて、ユーフォを吹いてらっしゃる。これがまた、すごく楽器のおさまりがよく、ちんまりと安定した感じに見えて、かわいらしい様子なの。うぷぷぷぷ。
・続いて岩下さんネタ。岩下さんにはときどき「電池切れ現象」が見られる。途中まで朗々とした太い音で吹いてるのに、苦しくなると急―にグリッサンドダウンして消えてしまう。♪ぱらら・ららぁー・ぷぅぅ~ん↓♪ 今日は「ホールニューワールド」で、その現象が見られた。ロマンチックなテーマを岩下さん独特の柔らかい音で独奏中。クライマックスに向けてクレッシェンド。そして、一番盛り上がるはずの音で!!。♪ぷぅぅ~ん↓♪ 岩下さんの「電池切れ現象」に、ソロのバッキングたちはみんな噴きだして(「吹き出した」じゃないよ)、演奏しつづけるのが苦しかったのでした。
・ペットたにむらが、目の醒めるような鮮やかな赤いカーディガンを着て来ていた。すっごく似合ってて、「真っ赤な女の子」って感じでかわいい。あっ、もう「女の子」って歳でもないか?

練習日誌 9月24日(水)

・「ヘイ・ジュード」「ホールニューワールド」を合奏。このとき、ばり作まえだが“タンバリン”でリズム&テンポを作っていた。が、へたくそ。(ToT) どんどん遅くなる。こりゃぁ特訓だわ。いっしょに河原に行こう、ふじおか。
・次に「サンダーバード」を合奏。曲が終わったとたん、フルートさっちん=高尾が吠えたっ。「あ゛――っ!!腹立つ―――――っっっ!!」 随所に出てくるきゃらきゃらきゃらきゃら(8月27日の戦務帳参照)の運指に、業わいている様子である。彼女は、かわいい見かけの内に燃えるパッションを秘めた(…いや、秘めてないか。表に出てる出てる)あっつぅい笛吹きだ。見てて、すんごくほほえましい。「若いっていいのぅ…」と茶をすすりたくなる。
・休憩の後、「革命」の練習。楽譜を確実に追って吹くために、通常よりもだいぶ遅いテンポで合わせる。早いテンポでやってると、吹けているように感じてしまいやすい。最初から細かいパッセージ等を「ごまかす」練習をしてしまうと、本当の吹きがいを感じないままに本番を迎えちゃうことになるからねー。やっぱ、せっかく大曲チャレンジするからにゃー、「難しかったけどこの曲攻略したぞー!!」と最後に達成感を味わいたいじゃん。じゃかじゃん。「革命」の特に前半部分をたんねんにさらうつもりで、繰り返し練習。木管高音、フルートさっちん・クラ民ちゃん・りえ蔵・あややが、休みの小節の間、肩で息してたような気がした。うっ、涙をさそうっ…。
・しっかし、ししししんどかった…。昔、知る人ぞ知るO江昇先生の合奏指導を受けたとき、「星条旗よ永遠なれ」を、「慣れた曲だからと吹き飛ばさないで、ハーモニーをよく意識しながら」というねらいで、とーてもゆっくーりなテンポで吹かされたことがあった(あのマーチを!!)。そのときもものすっごいしんどかった。今日の練習終わってから、それをふっと思い出し、無意識に同じことやっちゃったなぁ、今日のメンバーはとんでもない練習やらされたと思ってるだろうなぁと、めぐる因果をかみしめたのであった…。今度、O江先生んちに遊びに行こうかしら。一升瓶もって。
・片付けタイムに、アルトあづあづとボーンともみんが、「吹けれへんしけー、河原で練習しよっけー」としゃべっているのがちょっと小耳にはさまれた。はやってんのか?河原。じゃあ、ふじおかの声練とまえだのタンバ練もいっしょさせてくれー。

練習日誌 2003/09/17

わたくし、ばり作まえだは、9月13日(土)の練習をお休みさせていただきました。そんな訳で、専務帳の代筆をペットさかぽーんに託したのでありました。さんきゅー、さかぽん。
アルトあづあづが、とうとうマイ楽器を手に入れた。「知り合いに譲ってもらったんです♪」と言って、大事そうにケースを抱えてきてた。よかったねー、あづあづ。音程が全体的に高いかも、と心配していたが、低いより高い方がだんぜんいいってー。調節きくしね。自分の息を吹き込んで、これから楽器を“育てる”楽しみが出来たね。マイ楽器、おめでとう。
あづあづが楽器を譲ってもらったという話をしていたら、クラ民ちゃんが「ええなぁ、誰か私にもクラリネット譲ってくれる人おれへんかなぁ…」と、けっこうマジにつぶやいてた。つい最近、貯金をパソコン購入に注ぎこんだ彼女は、今度は楽器購入に向けてのあらたな貯金道を邁進中である。がんばれ、民ちゃん。夢は、今話題のYAMAHAカスタム・モデル“K”だっ。
この前の土曜に見学に来ていた森下くんが、本日も参加。希望しているのはトランペットだが、ホルンも吹いた経験があるそうな。んで、「ホルンなら団の楽器があるから、今日はそれ吹いてみたら?」と提案してみると、「えぇっいいんですか?うわぁうわぁ」と無邪気なまでの喜びようを見せてくれた。ういヤツじゃ、と思うてしもうた。
ボーン許ちゃん、豊吹の練習に参加。あれっ、八尾に行ったんじゃないの?「来週に行くことになってね」ということでした。今日もゴキゲンな音色・音形で、機嫌よく「革命」を吹いていた。いなくなっちゃうなんて、やっぱり惜しいなぁ。知り合いに聞いたんですけど、八尾市はゴミの分別けっこうウルサイらしい。許ちゃんは言った、「えぇ~、オレ分別大っ嫌いなんだよねー」。がんばって分け分けしてください。
合奏では「ホールニューワールド」「エル・クンバンチェロ」をやった後、「革命」をやった。え?金管殺し? ごめんごめん。
この前の土曜練習のときに、アルト佐野さんからテナーふじおかに、ひとつの指令が下されていた。「エル・クンバンチェロの最初の叫び、おめぇがやれぇやー」。今日はパーカスの参加者がなく、冒頭部分の練習ができなかったので、ふじおかの気合声が披露されることはなかった。和田山町にお住まいの皆さんにお願いします。河原にたたずみ「くんばんちぇぇろぉぉぅ!!」と夕日に向かって叫ぶ男性を見かけても、決しておびえたり通報したりしないでください。それはきっと、自らに特訓を課している最中の我らがテナー、ふじおかくんです。物陰からそっと励ましてあげてください。2

練習日誌 2003/09/13

ホルンしろいちゃん復活ー!!無事結婚式も新婚旅行も終わって、凱旋です。真っ黒になっているそのお顔をみて、皆から、「新婚旅行どこいってきたん?」の問いに「東京と沖縄!」。だれもが「???」よく聞いてみると、「東京」とはディズニーランドのことだった。なっとく。
トランペットに入団希望者がいらっしゃいました。モリシタくん24歳。その腕前は計り知れませんが、立派な社会人らっぱーになってくれることを期待しますよ。(さかぽん曰く「かかってきなさい」何をご老体が…)
きょうは指揮者まえだがお休みだったので、終始佐野氏にて練習は進む。「さあ、全部ざーっと通すぞぉ」の声に、一同「げっ」。佐野さん、あんたはすごい!
サックス佐野さん、合奏前にコルクが1つ無いことに気づく。「あれ、なんか足らんような気がする」。おいおい、何年やってるんですか!と激しい突っ込み。やっぱ、木管は複雑だからラッパのようにはいかないんだなぁ(?)
一通り通して、「革命」もやってみる。何年か前にやったが、忘れてた。「こんなにきついとは思いませんでした。」(さかぽん)。やっぱ年かな?
片付けしていると、豊小名物「ゴキブリ」出現!アルトいしぇのケースの中に突入してしまった。ゴキブリが大嫌いなアルトいしぇ、半狂乱。しかし、豊小にはどうしてゴキブリがたくさんいるのだろう?

練習日誌 2003/09/10

今日の練習には、アルトいしぇ@モーニンプ娘。のハズバンドであるボーン古ちゃんが遊びにきた。自身の所属するフリーサウンドオーケストラの演奏会の宣伝がてら、楽器持ってきて合奏に参加してくれた。古ちゃんの音はいつ聴いてもパワフル。いい刺激になりまっしゅ。
合奏で「革命」やるよーと言ったのがきいたのか、最近の何回かの練習を経て恐ろしさを感じたのか、個人練習の時間に、みんな「革命」の楽譜をいっしょけんめいにさらっている。自分もその中の一人として吹いてるときには、そんなに感じなかったんだけど、トイレに行こうと部屋を出て、戻ってきて練習室の扉を開けたとたんに…。革命シャワーが全身に浴びせかけられる!! いやシャワーなんて優しいもんじゃなかったな。滝、滝。または洪水。「革命」の断片が四方八方から絶え間なく降り注いであめあられ、あああ…。しかし、みんなすげぇ集中力。一心不乱の十数人。はたから見てるとちと怖いけど、コートの中では平気なの。だけど、涙が出ちゃう…「革命」なんだもん…。るるるるる~る、なみぃだもーあせもー…(以下略)。
ホルンやよひちゃんとテナー藤岡が参加の今日の合奏。ホルン中井氏は職場飲み会のため、参加が遅くなる予定。さて、「さくら」を合わせるとき、Aからのソロをどっちが吹くのか? 奥ゆかしい(?)やよひちゃんは「えぇ~吹けませーん」と譲りにかかる。じゃあここは藤岡くんに吹いてもらいましょう。以前吹いてた中井氏とは兵隊さんつながりということで(ユーフォ岩下さん説)。ソロを聴いて思ったけど、藤岡、音が太くなったねぇ。たっぷり響いてるし、いい音色になってきた。がんばってるなぁ。しかし、かたいっ。歌い方が、体のゆれ方が、ガチガチです。それだけにほほえましいもんがあるんだけどね、彼の演奏には。だが、もーちーと柔らかくならへんかなぁ?
人間温度計パート2(パート1は8月30日のトロンボーン)を私は見たっ。それは、「革命」合奏時のペット上坂くん。ほっぺが真っ赤です真っ赤です。どんどん体温上昇しています。ああっおでこの赤みが尋常じゃなくなってきました。血管切れそうです。おもしろいので、合奏を止めずに続けました。
古川家の長男・優くんも練習に参加(マイ楽器持参だよ、プラスチックのらっぱ)。「革命」の練習の間、ずぅーっと母・アルトいしぇの足元の床に“正座”して、目をまん丸にして真っ剣に聴いていた。ショスタコの五番シンフォニーには、2歳児をもひれ伏させる魔力があるのだろうか…。
練習終了後に、アルトあづあづが「パソコンがまだ直らないんです」と嘆いていた。岩下さんに見てもらったときには症状が出ず、あづあづが使い出すとオカシクなるそうだ。そこで私が「そのパソコン、人を見て動いてるんだぞ」と言うと、あづあづは「ひどーいっ!!」と言ったが、隣で聞いていたボーンともみんは目を見開いて大笑いしていた。友達がいのある笑いっぷりであった。

練習日誌 2003/09/06

ペット上坂くん、本日練習復帰―!!! 6月のたけのこ村(豊吹のお泊りレク行事)以来だから、実に3ヶ月ぶりです。骨折完治、おめでとう。練習に来た上坂くんは、はにかんだように笑いながら「長いこと、ご迷惑おかけしました」とあいさつした。うぉ~ん、いいひとだぁー(ごうなき)。豊吹の行事中に負傷したのだから、こっちの側こそ上坂くんに迷惑かけたことを謝らなきゃいけないくらいなのに。それなのにグチをこぼす訳でなく、それどころか周りに対して心配りを忘れない。これぞ日本男児よ、但馬人のかがみよ。あーうれしいよかった、こんな人が豊吹のトランペットにいてくれて。おかえりなさい、上坂くん。みんな、あなたを待っていたよ。
続々集まるメンバーたちが、上坂くんを見るたびに「うぉー!!」とか「わぁー!!」とか奇声…じゃない、歓声を上げながらあいさつする。愛されキャラです、彼は。
さーて、練習。今日のチューニングは、イッパツでばっちり合った。一人ずつメーターで音をひろった後、チューニングB♭を一斉ロングトーンして音程を確かめ、それから高音・中音・低音、または金管・木管のパートごとにチューニングし直して、また全員で合わせる。いつもは、こういった作業が不可欠。なのに、今日はメーターでひろった後のロングトーンで音程が合った。ほぅー、なんかうれしい気分。
音出しがてら、アルト佐野さんのしきりで「ヘイ・ジュード」を合奏。とよすいでは独特の並び方で練習しているので、アルトサックスの隣にペットが座る。その日、久々の練習でそして初見でがんばっていた上坂くんに、隣で吹いていた佐野さんが「ちょっとリズムが違うわいやー」「ここはまぁちっとこう吹いてくれぇやー」と注文しまくり。佐野さんは、自分の知らない曲は「細けぇこと言うないやぁ」と軽く流す人だが、知ってる曲となると「これはよぅ知っとるしけぇ、わしゃぁうるしゃぁでー」とノリノリで指示を出す人だ。困ったように吹く上坂くん、なんとか一生懸命、佐野さんについていって「ヘイ・ジュード」完奏。その後、遅れて来たペットたにむらが加わって、ショスタコ「革命」の練習が始まった。この曲も佐野さんの知ってる曲で、しかも「好きなんだわいやー」と言う思い入れ激しい曲。全員合奏のはずなのに、佐野さんによるペットのパート練習のように合奏は進む。「そこは一拍休んで♪うんぱらら・らっちゃっちゃっちゃ♪って吹くんだわいや」「ここ、まぁ一回やってみらぁやー」「ここのトランペット、かっこええよー吹けぇやー」などなどいろいろsaid佐野。ペットたにむらが、たまらず「もうっ、この席、座るんじゃなかったーっ」とぼやいたが、毎回ペットはその位置です。これから先、逃れられないよー。ふふふ。
《後日談》ペットたにむらから聞いたところ、「今年の定演のテーマは“ノスタルジー”だ、そうに違いないって理恵ちゃんが言ってた」そうだ。あー、古メンバーが合奏のとき、これ懐かしい懐かしいってしきりに言ってるし、実際古い曲多いもんなぁ。クラりえ蔵ちゃーん、着眼点は鋭かったけどちがうのよー。今年のテーマは“開局50周年”よ。