豊岡吹奏楽団

三度の飯より楽器好き!

練習日誌

練習日誌 8月28日(土)

・本日、但馬空港フェスティバル当日でーす。わが団にとって、この行事は何かとアクシデントの多い行事。今年は何事もなく無事に終われるかなぁ~?
・がーん。アクシデント第1弾!! フルートさっちん高尾が、原因不明の腹痛により出演不能となってしまった。病院で点滴うけてるらしい。ああ、『与作』のソロの重圧がそんなにも体にこたえたか…(いや,そうじゃないとは思うが)。残念なことにフルートソロ3小節分をカットすることにした。練習したのに悔しいだろうなぁ、さっちん。
・第2弾。ホルンひろいちゃんが集合場所に来ない…。携帯にかけたけど、全然つかまらない。どうしたんだろ。現地に行ってるのかな?ボーン斎藤さんの車がしばし残って待つことにし、その他の車は空港へ向けて出発した。ホントにどうしたんだろ?事故とかじゃなきゃいいけど。
・第3弾。集合場所の駐車場を出たところで、助っ人のドラムス本井さんの車が動かなくなった。「バッテリーが…」。以前さっちんの車を救ってから、ホルン中井さんの車のトランクにはライン(あれなんていうんだっけ?)が積みっぱなしだ。それゆけ中井さん!! おしきた、まかせとけ!! 勇んで助けに行こうとしたとき、「あ、なおりました~」と本井さん。あぁ、よかった。空港フェスの呪いが本井さんにまで振りかかったら、申し訳ないやん。
・現地に着いて、控え室で楽器を出し、音出ししながらしばらく待機。係の人に、スグに司会と打合せしてください、と言われたのでアルト佐野さん&私が舞台袖へ向かった。しかし、待てど暮らせど司会の人の手が空く気配がない。控え室に入らないパーカスめぐ・本井さんとベース川崎さんとでおしゃべりしながら待っていた。あまりに待ち時間が長かったので、舞台裏の草抜きをした。ちょっち世間様の役に立った気分(気分だけ)。
・そんなこんなで、『与作』のカット部分の合奏を控え室でしようと思っていたのに、できなかった。んー? なるようになるわー。
・本日も風強し。楽譜が飛ぶ飛ぶ。そのせいで、クラ民ちゃんが珍しくミスっていた。←ホントにめったにないことなので特記事項である。
・「与作」でやってしまった…。『演歌メドレー』の最初の曲は「津軽海峡冬景色」。その最後の音の伸ばしを切って、「さん、しっ」で「与作」のトランペットの旋律に入る。こういう段取りでねー、ということを口頭で説明しただけで、実際に音を出して確認してはいなかった。本番のとき、指揮者(私)のテンポの示し方があいまいで、ペットの3人(坂ちゃん・ケンジ上坂・谷岡さん)が3人とも出遅れた。うわーしもたー、どうしょうどうしょうー。出てくれ頼むーと、1拍目を3回くらい振った。ようやく念力が通じたのか3人そろって出てくれた。やれやれ。後で聞いたら、ユーフォ岩下さん&山本くんはそれより出遅れてたそうだ。
・パーカスとベースの間では、ひそかに蜂騒ぎが進行。めぐ大騒ぎ。本番中につき小声で大騒ぎ。「あ゛―、川崎さん!! 蜂が!! 蜂がそっちに行きましたよぉー!!」と、教えてあげたが、ベース川崎さんは「うん!! 大丈夫!!」と、めぐの形相とは対照的な平気な顔だったらしい。蜂がブンブン。ベースもブンブン。あそっか、トモダチか。
・終わったー。終わりましたよ。いやー暑かったー。しかし、ひろいちゃんは最後まで来なかった・・・。果敢にもたった一人で吹いていた中井さんが気の毒だった。きっと「えぇ~、日曜じゃなかったんですかぁ」って勘違いしてたんだと思うよ、彼は。
・去年の空港フェスで私たちの記憶に強烈に残っていたことがらがある。浜坂のあいがも米アイスの味である。去年むちゃくちゃ美味しかったので、今年も演奏後に食べようと、女子はけっこう楽しみにしていた。お弁当を食べた後、わいわい言いながらブースヘ行き大勢で食べた。いろんな味があったが、私は米粒入りの「玄米バニラ」をチョイス。すっごい香ばしくって味が濃い!! 普通のバニラを食べていたペット坂ちゃんが、私のをちょっと食べて「あ、ええなぁ。玄米の方がおいしいなぁ」とうらやましがっていた。…はっ、ここは音楽団体のホムペだよね。

練習日誌 8月25日(水)

・本番前です。なのに、どないしょう。みんな忙しいとみえて、出席者数が伸びないわー。合奏できないかと思ったぜ。
・今日はユーフォ山本くんのテンポの不安定な吹き方に、「ちゃんと頭の中のメトロノームを鳴らし続けろ。分かったな!!」と、少し(ホントに「少し」だよっ!)厳しげーな言い方をしてまった。そしたら、山本くん、笑顔で「はいっ!!」って答えてくれた。以前、優しげーな口調で注意したときは浮かない顔だったのに、今日はっきり口調で言ったらスッキリ顔で対応した。そうか、ビシバシされた方が気持ちがいいのか。でわでわ、おねいさんがこれからもっとかわいがってあげやう。…。
・空港の曲を全曲合奏。『ジュピター』の2番クラの楽譜の余分がなかったので、りえ蔵ちゃんが「見せてもらっていいですか?」と、1枚の楽譜を私といっしょに見て吹くことになった。りえ蔵ちゃんが言った、「な、なんか緊張する…」。えー、なんでー? こっちこそ緊張しますぅ。同じ楽譜吹いてたら、私の音程の悪さがバレバレで「ちっ、この人、口ほどでもないな」と思われるかと、ハラハラヒヤヒヤなんですから~。
・以前の営業で『演歌メドレー』をやったとき、「与作」のフルートソロは松田長老が吹いていらっしゃったのだが、この度の空港フェス営業には長老は残念ながら不参加。という訳で、なりはミニだが度胸はあるぞ、さっちん高尾がソロを執りまする。全曲合わせおわった後、もう一回やりたい部分はないかー?と皆に尋ねた。奥ゆかしい彼女は、自分から言葉には出さなかったが、私の3時方向2.5メートルの位置からものすごいオーラを発していた、「ソロの練習がしてぇ!!」と。「もっかい「与作」合わせとこっか?」と水を向けたら、さっちんは満面の笑みをたたえてうんうんうんと首根っこ壊れそうなくらいうなずいた。急に彼女がかわいく思えて、ソロ部分を3回も合奏してしまった。
・斎藤さんが9時ごろ来られた。いつも早い時間に来られる方なので、珍しいですねと話しかけると、「ちょっと遠出していたもので…」とおっしゃって多くは語られなかった。そのときは、出張だったのかな?くらいにしか思わず、それきり尋ねなかった。練習が終わった後、斎藤さんがおもむろに「これ皆で食べて」と差し出されたのは、なんと淡路島のとあるテーマパークのお菓子。えぇっ!!もしや、今日家族旅行に行って、帰ってきてすぐに練習に来られたんですか? 疲れてらっしゃるでしょ? それなら練習お休みされてもいいのにー。こういうとき、斎藤さんはホントに自分からは多くを語らない。決して自分の都合をふりかざすことはなく、公の活動をとても大事にされる。率いてもらっている立場の団員の身からすると、本当にありがたく思う。と同時に、たいしたこともしていないくせに「忙しい忙しい」を口癖にしてしまっている自分を省みて、あまりの志の違いに我が身を情けなく思う。私たちは、すばらしい団長に恵まれて、幸せもんのバンドである

練習日誌 8月21日(土)

・今度の空港フェスの演奏には、フリーサウンドのドラムス本井さんに助っ人をお願いしています(本当にお忙しい方なのに、いつも笑顔で引きうけていただける。神様)。されど、今日は、五荘公民館の毎年の恒例行事、夕涼みコンサートの日。フリーサウンドさんは出演されるので、本井さんは今日の練習に来られないだろうな、と思っていたのですが、なんと本番を終えて豊吹の練習に駆けつけてくださった!! あまりにうれしくって泣きそう。
・行事前の土曜日なので、出席率非常によろし。本井さんのドラムスに乗って、最初にやった『ジュピター』なんかこんなにかっこええ曲だったっけ?って思うくらい、みんなの音が勢いよく前に出てた。ひゅー、本井さん効果―。
・しかしメドレーになると、私のテンポ変化の指示があいまいで、本井さんを困らせてしまった。うう、ごめんなさい。
・とりあえず、曲の流れを確認するために全曲通した後、ちょっと休憩して不安なところをもう一度練習した。休憩明けて皆が席に着いたとき、「ねぇねぇ『百恵メドレー』がめちゃめちゃだったよ。もっかいやろうよ」と言ってくださったのは、ベース川崎さん。川崎さんは、そのベースの技術でバンドのテンポやムードをリードしてくださる。それだけじゃなく、時々こうして「ここできてないよ」というふうに、サラッと、かつズバッと全員の前で指摘してくださる。しかも川崎さんが言うと、ソフトに聞こえる。素直に聞ける。バンドにとって得がたいキャラです。あらゆる意味でキーパーソンですな。

練習日誌 8月18日(水)

・ヤワラちゃん、100平泳ぎ北島、体操ニッポン男子団体、金賞おめでとう!! 「金賞」と言ってしまうところが、ブラス人の悲しいサガだ…。最近、寝不足です。夜中に卓球愛ちゃんを応援していて、「もう寝ろ!!」とダンナにたしなめられてしまいました。がんばれニッポン!! オリンピック大好きさー。
・アルト田中ちゃんが来た!! 3月に京都へ巣立ってから初の練習参加。彼女の姿を一目見て皆が一言「やせたなぁ!!」。以前、団員は、無垢な彼女が都会で暮すことを、とてもとても心配していた。だから口々に「悪い人に消火器買わされて、食べるお金がなくなったんか?」とか、「変な新興宗教に修行させられたんか?」とか、田舎モンの想像力をフル稼働して話しかけた。しかし、そんな汚れた大人たちの考える理由とは違って、田中ちゃんの答えは「もやし食べてやせました」。へ?もやし? ヒト袋28円で安かったからもやしを食べて生活していたんだそうな。そーかー。お金は大事だもんなぁ。
・クラ民ちゃんと一緒に、「斎藤さんが来て田中ちゃん見たら、“どうやってやせた?”って絶対聞くと思うで」と話していた。そしたらボーン斎藤さん登場。久々の田中ちゃんの姿に気付いたとたん、斎藤さん「うぉっ!!」と驚いて、次にはすぐ「どうやって!?」の言葉が出た。律儀な田中ちゃんが「も、もやしで…」と説明している間、私と民ちゃんは、あまりに予想通りすぎる展開にひーひー笑っていた。
・パーカスめぐ&さ~やと私とで、市民音楽祭でやる『但馬讃歌』の打楽器分担を考えていた。少ない人数でもできる限りのことをやろう、ということで、祭囃子の部分のチャンチキを「誰か管楽器で手ぇあいてるひと、やってくれれへんかな」と、めぐが言った。ここは管楽器全員のトゥッティ。となると手があいてる奴は一人しかいない。私だ。「…指揮者なら手すきだで」と言ったとき、一瞬3人の会話に間が空いて、次にめぐとさ~やが同時に「えぇー、どーだろー」とふき出した。多分、それぞれの頭の中に、指揮台でチャンチキ叩きながら踊り狂う馬鹿指揮者の姿が浮かんだのだろう。うーん、ウマシカー。
・盆明けですので、今日はサラッと通すだけで終了。って言っても6曲もやったんですが。『但馬讃歌』と空港フェスでやる曲。空港では、出れるクラが1本だけなので、私がアルトで2ndクラを吹くことに。でも、今日は民ちゃんとりえ蔵ちゃんと私とで、1stから3rdまでそろった音を披露。なんかえーなー、クラの和音って。ぽわーんとあったかくって。私もクラが吹けたらええのに。サックスの音で混じるんじゃなくて。
・サックスのサイドキーのレ⇔ミのトリルってどうやるんだっけ? アルトあづあづと田中ちゃんと私と、3人の眉間にシワがよったけど誰も分からんかった。ダレか教えてー。
・実直な性格のユーフォ山本くんが、リズムも音量も慎重に考えながら吹いていたので、3曲ほど合わせた後、こう言った。「自信もってもっともっと吹いたらええよ。テンポも前に前に感じて」。すると続く『百恵のジャパ・グラ』の「イミテーションゴールド」のメロディでおおいにはりきった。おおっ、勢いええぞなー。でも飛び出しすぎ注意。テンポの中でノリノリしようね。

練習日誌 8月11日(水)

・こないだの役員会で、但馬空港フェスで演奏する曲目を相談して決めた。佐野さんの強い願いで、『YUME日和』をボツにして『渡る世間に鬼ばかり』を入れようと提案された。空港山上の抜けるような青空の下で『渡鬼』。うーん?どうでしょう~、な感じは否めない。その議上でも、『YUME…』の方がさわやかですよーという意見はあったのだが、佐野さんは「いや、空港のお客さんは『鬼ばかり』を知っとんなる人の方が絶対多いいでぇ。はい『鬼』入れる。決定。」と、うまいことその場をリードされた。しかし、今日、空港でやる曲どれどれですか?とパーカスめぐが尋ねてきたとき、うろ覚えだった私が佐野さんに尋ね直して、『YUME…』と『渡鬼』の当否(?)が再浮上した。佐野さんは「『渡鬼』入れようやー」とおっしゃっていた。それに対して「考えてみると、この2曲のうちでどっち取る?っていうことだったら、『YUME…』だと思うけどー」と私が言ったとき、隣でめぐがうんうんうんと威勢よくうなずいた。それを見たとき!! 佐野さんは「そーかぁ?やっぱりそーかぁ?」とそれまでの主張をあっさりすてて、『YUME日和』やろっかぁ、ということになった。なんかすごいぞ、めぐパワー。よし、今度から佐野さんを説得したいときは、めぐを呼ぼう。あ、ペットたにむらでも効果ありかも。
・次の土曜は盆休み。家族みんなで墓参り。ご先祖さまを大事にせにゃー。だって日本人だもの。

練習日誌 8月7日(土)

・明日は県大会一般の部が開催されます。但馬から出演される和田山ウィンドさんとなんすいさんは、今ごろ最後の追い込み練習をされてるのかなぁ…。と思っていたら、ホルンひろいちゃん、豊吹の練習に来てるよ!!(彼はなんすいさんとのkakemochier) あぁ、明朝早くから移動しなきゃなんないから、夜の練習はお休みなのね。それでも豊吹に来て楽器を吹いてしまうひろいちゃん。愛すべき「ホルンばか」だ。
・坂ちゃん、チューニングの音がなかなか合いません。高いよーと言われて抜けば低すぎ、入れてみれば高杉。不安定蟻地獄。「ちょっと待って。姿勢変えるわ」と言って、威儀を正していすに座りなおし一音入魂吹き鳴らした。あら、合いました。今度から「姿勢」かぁ。管の長さだけじゃなくて、背骨の長さを変えても音程って調節できるもんなのね。
・アルト古株コンビ・佐野さん&いしぇのチューニングが合いません。音程的には合ってるのよ。メーターでひろったら、二人とも音程の数値は同じくらい。でも二人でB♭を伸ばしてみると合わない。音色が原因かー、と言ってると周りのメンバーは口々に「芸風が違うから…」と言っている。はげしく納得。満場一致で、二人の音が合わないのは「芸風の不一致」のせいだと決定。
・ユーフォ岩下さんが散髪してきなった。これまでトルシエ監督だったのが、いなりカッパちゃんのような頭になった。前髪がちょんちょんだ。しかしどんな髪型してもどんな服を着ても、このお方は「老けて」見えるということがない。オールウェイズさわやか。んで若々しい。風貌は「老けない」のに楽器は上手く「吹ける」。…。ああ、ごっついいかめぇわいや!! (竹野弁マスターしましたか?)
・クラりえ蔵ちゃん、髪を一ヶ所ゴムでくくってきた。それ見て佐野さんが「うぉ、かわいいぃなってぇ(訳:かわいくなったね)」と言った。「なった」んじゃなくて、前からかわいいの!! まぁ、今までのシャープなお姉さん風な雰囲気とはまた違ったスタイルに変わってはいたんだけどね。とりあえず、佐野さんに教育的指導一本。
・合奏で『百恵のジャパ・グラ』を合わせた。ここまでの2曲は私が音頭をとってたので、この曲は佐野さんに、と指揮をおまかせした。『イミテーションゴールド』から『いい日旅立ち』に移る部分でテンポががらっと変わる。「んー、ここどうやって振らぁかなぁ…」とちょっと考えてから、佐野さん「はいっばぁーん、って出て。分かるか?」。んん?ああ!「“はいっ”っていうのが1拍目になるんですね(ここのところ、管楽器の音が鳴り出すのは2拍目から)」と言ったら、「え?え?なんで?」と佐野さん混乱しはじめた。周りのメンバー総がかりで「こう振ったらええ」とアドバイスするけど、考えれば考えるほど混乱してくる様子の佐野さん。なぜ?と思っていたら、みんなの音が出てくるのが何拍目か、それが分かれへんだったみたい。とにかく自分なりに納得して振り始めなったんだけど、1拍目を縦に振り上げた後、2拍目は手のひらを上にして水平に横に向かって「どぅぞぉー」みたいな感じで突き出した。クラ民ちゃんは、真正面からそれを見て、楽器の中に噴き出したらしい。息じゃなくて笑いを。

練習日誌 8月4日(水)

・今月末に出演する但馬空港フェスティバルの打合せに、市役所から担当の田中さんがいらっしゃいました。斎藤師団長も佐野元帥も山本副長もお休みだったので、指揮者まえだとホルン中井@庶務〝生き字引〟係の2人がお話を伺いました。今年は知事さんが来るかもしれない、ということだったんだけど実際お出ましになるのは副知事さんになったんだって。豊吹ステージに関することは、昨年と同じことがほとんどで打合せはスムースに終了した。田中さんはホルン中井さんのお知り合いで、性格も趣味も熟知していらっしゃるようだ。打合せが終わった後、中井さんに(だけ)役立つ情報を提供された。「中井さん、今年も自衛隊ブースには指揮通信車が来るらしいで」。…。今年も中井さんのじえたいグッズ漁りが見られるのか…。
・テナーとも子の友達のバンドが、百恵メドレーの『ジャパ・グラ』の楽譜を貸してほしいとおっしゃってるそうな。以前、豊吹の方が楽譜をお借りしてお世話になったことがあるので、ご恩返しにと即答OKした。んで、とも子さん、楽譜を預かりに豊小に来た。もう見るからに「夏カゼひいてます」の表情…。声もなんだか、はだづばり。今日は帰って休みます、と楽譜を引き取って、「爆笑問題のバク天」本を残して去っていった。
・竹野中から『Jupiter』の楽譜を借してもらった(浜上先生ありがとう!!)。6月の吹奏楽祭での竹中の演奏を聴いて楽しそうだったので、借りちゃいました。
・『但馬讃歌』と『Jupiter』の2曲を合わせた後、百恵の『ジャパ・グラ』を合奏した。ユーフォ山本くん、いっしょ懸命に吹いているのだが、だんだんとテンポが遅れがちになってしまうのが残念!! 低い倍音は人の耳に遅れて届く。だから低音楽器はテンポをリードするつもりで鳴らしてちょうどに聴こえる(←専門誌上のバスドラムに関する記述にこんな文章あった)。山本くん、バリサクやチューバと一緒にテンポよく吹く練習、がんばろな!! 熱心だから、克服できるよきっと。
・練習終了後、なぜか知らねどパソコン話になって、一太郎が使いやすいクラりえ蔵ちゃんと、ワードが使いやすい私と、何でもエクセルで書いてしまうというクラ民ちゃんとで、激しく意見が割れてしまった。鞄会社に勤めるフルートさっちん高尾は、デザインはマックですね、と言っている。楽器と同じだなぁ。皆、それぞれ使いやすいメーカーや機種がある。
・アルトいしぇのAHOAHOおもしろトーク炸裂中に、山本くんがくっくっくっと忍び笑いを漏らしていた。彼としては、失礼にならんように気を使ってはいたが、思わず笑ってしまったというところだったのだろう。しかし、耳ざといいしぇに今笑ったやろぅと指摘されていた。地味な声だったが確実に笑うておったからなぁ。山本くん、いしぇに笑いをツッコマれてもがんばれ!! (何を?)

練習日誌 7月31日(土)

・コンクール但馬大会、当日です。台風はまだ四国あたりに居座っておりますが、兵庫北部に警報は出なかったので、決行されました。今年のコンクールは土曜開催なので、豊吹は演奏でではなく裏方スタッフとして参加しました。参加メンバーは年の順に並べると、ユーフォ岩下・ホルン中井・ボーン斎藤・バリまえだ・クラ成田・ペットケンヂ上坂・チューバしげーる谷下。以上7名、敬称略。主に舞台ステージ上のセッティング、打楽器運搬をさせていただきました。
・ひたむきに楽器を吹くことに熱中している中高生を舞台裏から見て、胸が熱くなったよ、ホントに。ごっつ見事に演奏し切っている子を見ると、よくこれだけの努力を重ねてきたねぇと素朴に感心するし、技術はつたなくっても必死に先生の棒を見つめてる子を見ると、その目の美しさに圧倒されるし。みんな、音楽愛しちゃってるなぁ。うおー、楽器吹きてぇぇぇー!! こうやってええ演奏を聴くと、懸命な演奏者の姿を目の当たりにすると、脳内の練習したい中枢が刺激されまくります。実にっ!!楽しい楽しい一日でした。
・出演してた学校の子みんな頑張ってたけど、私の中で金賞ごーるどをひそかにあげたいと思うのは、浜坂中学校さんです。『リバーダンス』を演奏してたんだけど、あの忙しい木管のメロディをきちんと楽譜読みこんで吹いてるの。一音もらさず。他のパートもリズムばっちり合わせてて、仲間の音にちゃんと耳を配って聴き合えている感じ。しかも全員暗譜だったんだよー。今回は、音色がまだ少し荒かったかな?ということもあって銀賞だったけど、来年の演奏が今から楽しみです。それと特筆すべきは、楽器運搬がものすごく早かったこと。ステージへの搬入のときも撤退のときも、部員が協力しあって分担されたものをてきぱきと運んでいた。大人も見習う点、多いにあり!! 成績発表後、顧問の先生が子どもたちに話していらっしゃるのがちらっと聞こえた。「演奏もがんばっていた。演奏以外のところもよくやった」としっかりほめていらっしゃった。浜中の坂井先生!! 先生のご指導、感服しました。はまちゅー、応援します。
・夜の豊吹、練習していたのですが、わたくし音楽団体協議会の会議に出席していました。よって練習のことは書けません。申し訳ござらぬ。ああ、こんな記述が最近増えてるなぁ。じょーじショック(by島木ジョージ)。
・《コンクル後日談》翌日、楽器も置いてる音楽喫茶「音楽館」で松森マスターと談笑していたら、南中のボーンの女の子がオイルを買いにやって来た。南中は中学校Aの部で今年久々に代表になった学校。私と松森さんがおめでとう良かったねと口々にお祝いしたら、3年生なのでとても嬉しいですとはにかみながら笑って答えた。そこで松森さんが「コンクールに勝ったけれど、いばったりおごった考えは持たんようにしてなぁ」と心配顔で言いなった。すると「皆で、他の学校の分もがんばろう、って言ってるんです」と、その子は答えた。えらいっ!! その言葉は誰が言い出したの?と感心した。顧問の島中先生がおっしゃったそうだ。うわー、南中はええ先生にご指導いただいてるなぁ。県大会でも、但馬大会同様、素直で伸びのいい音楽を響かせてください。がんばれぇ。

練習日誌 7月28日(水)

・昨日の「たけしの本当は怖い家庭の医学」、見ましたか? 汗をかきすぎて水分補給が充分でないと、血栓ができ脳梗塞を引き起こすこともあるという…。今日も暑い。うだるように暑い。それなのに、今日はクーラーのない音楽室で練習しなければならない。うぉぉぉ、オソロシイー。おちゃ。おちゃ飲んどこう。おちゃおちゃ。
・斎藤さんが丸腰で来られた。ヘルペスが出たそうな。ちょーどマウスピースがあたる部分にできものが出来てる。これでは楽器は吹けましぇん。今度の土曜日の件を相談しに来られたのだ。31日(土)は台風が上陸するかもしれんらしいですな。もしも警報が出るようなことになれば、豊吹の練習は休みにして、その日やる予定にしてた役員会議も延期しよう。その旨メール等で連絡しよう。こういうことに話がまとまった。豊吹内の予定をどうするかを相談してから、「コンクールはどうなるんだろうね…」と夏のびっぐいべんとに思いを至らせた。数年前にもありましたねェ…(遠い目)。台風を避けて翌日にコンクールを延期。翌日、豊岡市民会館が空いていなかったので、会場を八鹿町民会館に急遽変更。むちゃくちゃドタバタした記憶があるねえ。今年も翌日に延期となったら、豊岡の柳まつりとかち合いますな。市民会館が空いてても、交通事情を考えると使えないだろうな。どうするんだろう…。台風が他の日に来てくれたら一番いいよ。全但吹連にとっても、当団にとっても。役員会は7月中にしちゃいたいもん。その前に、斎藤さんヘルペス治してね。
・参加者少数につき、本日個人練習の日。ぬるーい天然気温の中、フルートさっちん高尾&神月・クラ民子・ホルン中井・ユーフォ山本・バリサクまえだ(音域ハイ→ローの順)の6人が、黙々と練習に精を出す。さっちん高尾は『但馬讃歌』のソロを遅いテンポでさらっている。「メトロノームは友達」状態である。民ちゃんは『プレイバックPart2』の7小節びっしり埋まった16分音符を、テンポを変えながら何度も何度もさらっている。「無限地獄」状態である。バリサクまえだは『ラメセスⅡ世』のメロディの音をすべてレガートにして、遅いテンポで鳴らす練習をしている。シ♭(最低音の半音上)がきたなく響く。直したいけど直らない。「底なし沼」状態だ。蒸し風呂のような室内で、みんな頭から汗どーどー流してやっている。これを総じて「ガマン大会」(said民子)という。
・丸腰で岩下さん参加。練習終えて片付けをしているとき、「なんか臭いでー」とおっしゃる。網戸を見ると、カメムシが何匹もへばりついている。珍しいことに緑色をしている。「茶色いカメムシよりさわやかな臭さだなー」、岩下さんによると「キュウリ臭い」そうな。緑のカメムシは南部にしか出ないと思ってたのに。ホルン中井さんが「ここが南部になったんだよ。日本はもう温帯じゃなくて熱帯だし」と言った。新潟や福井の大雨は、まるでスコールのようだった。地球はどんどん壊れつつある。嗚呼…。
・ユーフォ山本くんが、母校の学校祭でドラムス叩くことになった、と言っていた。二種以上の楽器ができる人を常々うらやましいと思う私は、ええなぁと指をくわえて聞いていた。いかめぇわいや!! (竹野弁で「うらやましいですね!!」)。

練習日誌 7月24日(土)

・21日(水)の戦務帳はかけませんでした。書くタイミングを逃してしまうと、記憶がなくなり書けましぇん。すびばせん。
・24日(土)です。見学に来てくださいました。新田の方だそうです。
・久しぶりに『但馬讃歌』を練習した。9月の市民音楽祭で演奏する。合唱の伴奏だからに、音量・音程に更なる気配りが必要だに。嗚呼、なのに…。ラスト部分でペット・ホルン・ユーフォがでかすぎ…。でも、たっかい音域の音出さなあかんしなぁ。どうしても音量出ちゃうってのは分かるんだ。ペット坂ちゃんもホルン中井さんも、吹いてる途中から顔がまっかっかっかーになっていく。見てておもろい…いや、大変そう。額をピッと針でつついてみようか。水芸のように血がぴゅーって出るかもぉ。(怖っ)
・百恵の『ジャパ・グラ』。「秋桜」のペットの旋律が泣かせる。坂ちゃんは泣きの入ったみよょょよーんとしたメロディを吹かせると上手い。一級品だ。木管高音&ペットの掛け合いのメロディの下で、ハーモニーを吹いているのはサックス。今日のサックスは、アルトいしぇ・テナーふじおか・バリサクまえだという布陣でお送りしております。この3人の音が意外にもよく合った。音色もピッチもバランスも、いんじゃないっすかぁ?って感じ。同い年トリオの底力だっ。「プレイバックPart2」のイントロの♪ざっざーざっ・ざっざーざっ・ざっざーざっ・ざっざーざっ♪っていう全員一緒のクレッシェンド刻みが、ばしぃっと決まってかっこえがった。今日は、皆調子いいなぁ。
・そして問題の「いい日旅立ち」。最近のふじおかはどうしたというんだ…。この曲でくりひろげるソロの味は、彼に尋常でない変化が訪れていることを我々に知らしめている。甘い音色、柔かな節回し、あまつさえビブラートまでかかっているような気がする。こ、これはもしや…。合奏を止めて私は尋ねた。「ふじおかくん」「はい」「ひょっとして今、恋してる?」ふじおかがうろたえるのは予想していたが、本人よりも周りの動揺の方が激しかったのは、ナゼ? 大きなどよめきが起こったぞ。ふじおかは「なんにもないっすないっす」と答えながら、最近出かけた知り合いの結婚式の2次会でも出会いをつかみそこねたという出来事を語り出した。で、はたと我に返り「続きはまた後で」と話をやめた。わぁ、後でまた話してくれるんだ。語る気マンマンですな。
・『ラメセス』インテンポ大会ぃー!! この曲、合奏したことないって人はいる?といちおう確認したら、アルトいしぇがしたことないと答えた。うあぁやっぱテンポ遅くしょーかなぁと迷っていると、クラ民ちゃんの一言。「できる」。おっしゃ、いしぇ、ついて来い!! (以前、田中ちゃんにも同じこと言ったなぁ)。怒涛のアラビア音階―。合奏終わった後、いしぇが「ソ♭はちゃんとファ♯って書いてくれ!!」と怒っていた。あのね、次に何の音に移るかとか、周りの音とどんな和音を作っているかとかで、♯や♭の書き方は制限を受けるのヨ。…って分かっちゃいるが、ぱっと見て反応しにくいよな、ソ♭!! あと、ミ♯とかド♭とかな。