豊岡吹奏楽団

三度の飯より楽器好き!

2004年

練習日誌 6月30日(水)

・フルートさっちん高尾が『はるか、大地へ』の楽譜を借りてきてくれましたー♪ ずっと前に豊高ブラスから借してもらった『はるか、大地へ』は、スコアが紛失されていた(今、戦務帳のバックナンバー見たら3月24日に借りたって書いてた)。で、スコアを持っている学校さんを探さなきゃと思いながら、ずっと保留にしていた(うう、ごめん…)。そこに、この前の土曜日に「母校に楽譜ありますよー」とさっちんからメールが入った。うわーんありがたいぃ、ということで涙ちょちょぎれる思いで、貸してくださいお願いしますメールをソッコー送った。その楽譜を今日持ってきてくれたのだ。さすがは企画部員。即断即決素早い動き!! 見習います。すびばせん。
・今日も、古川家の優ちん登場!! いつものように、マイ楽器を手にしてママといっしょにルンルン参加。これまでトランペットだと思われていた優ちゃんの愛器が、実は可動スライドを備えたトロンボーンであることが、先日判明した。やはり、かえるの子はかえる。パパの楽器を受け継いでるやん。合奏中も、真剣に見つめているのはいつもトロンボーンだしなぁ。今日も、皆の音階練習に合わせてぷいーぷいーと吹いていた。熱意があるぞー。がんばれ未来のクールボーニスト!!
・『それいけレンジャー!!』を合奏して、あらためてこの曲の難しさを実感しまいた。冒頭の「デカレンジャー」Openigテーマはまあまあ吹けるんだけど、次のEndingテーマが、これが難関だっ。なんとジャズでっせ。すうぃんぐ!! 子ども番組のテーマ曲にズージャ。タイトルも『ミッドナイトデカレンジャー』。かぁ~っ、はいから。誰かが言ってたなぁ、「妖怪人間ベムみたいなノリの曲だ」って。確かにダークでシブい曲調ではある。フレーズひとつひとつがカッチョよくって、吹いててバシッと決まったときにはぞくぞくする。快感。高音パートはよいのだが、大変なのは低音。ひっきりなしに動く4分音符。休符は多分ないと思う。しかも一生懸命にばたばたと吹いてはいけない。あくまでクールにリズムを刻み、バンド全体をリードしていかなければならない動きだ、これは。うぉー大変そうだけどおもしろそぉー!! バリサク吹きてぇぇー(次回の営業では私はアルト担当)。でも我らが低音戦隊3レンジャー(川崎・谷下・松岡、敬称略)なら、こなしてくれるだろう。そいじゃぁたのんだよっ。
・ボーン斎藤さんに「ミッドナイトデカレンジャーのテンポってどれくらいですか?」と尋ねたら、しばし黙考の後、右手で自分のひざを叩きながら示してくれた。そのたたき方がまたよかった。「とーんとーん」って間の長いたたき方じゃなくて、「とっんっとっんっ」て、ひざをたたいた後の手首の上げ様が鋭いの。裏拍だ、オフビートだ。曲のテイストがすごくよく分かるたたき方で、しかも自然だったので、感心した。この人はこの曲をつかんでらっしゃる、しっかりと…。団長の音楽センスはすごいよ。地味だけど。
・この前の練習で斎藤さんは、7時半からデカレンジャーを見るよう強く勧められた。ペットのたにむらが、朝起きれなくって見そこねたらしい(クラ民ちゃんにメールあり)。わはは。しかし私も見れんかった。布教失敗? いや、来週こそは見てやる。きっと。

練習日誌 6月26日(土)

・フルート松田さん、登場ぅぉぉぉー。実に○ヶ月ぶりのご登場。ああ、変わらぬその優しい笑顔。そして変わらぬその、辛口トーク…。『ジャパグラ』百恵メドレーの楽譜を見て、「ああ、この曲こないだ水曜にやっとるの聴こえたわ」と言われた。松田さんは水曜は師範として隣の体育館で少林寺を教えてらっしゃるのだ。「なんだぁ、たよりねぇ演奏だったでぇー」。うわはははー。おっしゃる通りなのだー。にっこり笑って人を斬る。さすが拳法使い。まいりました。
・今日の戦務帳は「わたわた特集」(←わたる=斎藤さん)。『戦隊メドレー』(正式名称『それいけレンジャー!!』)に対するボーン斎藤さんのこだわりについては、前回6月23日分の文章に記した通りだが、今回も熱く語る斎藤さんを見ることができた。こないだの話、戦務帳のネタにさせてもらいましたよー、と私が話しかけると、斎藤さんは勢いこんで「ワシは絶対アバレンジャーも残した方がええと思ったんだー」とまた自説を繰り返し語られた。ポ、ポリシー感じるなぁ。
・合奏中、『それいけレンジャー!!』を合わせた。途中に、3拍目だったか4拍目だかの裏に♪んパーン♪とトロンボーンが入る、一発だけの合いの手がある。そこの部分を1回目にやったときは、斎藤さん、一拍早く入ってしまわれた。そのとたん、楽器を下におろしてガクーッと首をうなだれて、しょげとんなった。そ、そないに気を落とさんでも…。佐野さんの「まぁ一回やらぁや」の声で、再度合奏。2回目は上手くいくだろうか?と見つめていると、気合十分の音で、もう一度同じように間違えなった。すると、またもや楽器をおろし前回よりも急斜角に首を曲げ、はた目にも気の毒になるほどの悔やみよう。きょ、曲に対する愛着感じるなぁ。
・ペット坂ちゃんが、どんなんか原曲聴いてみたいなぁと何気なくつぶやくと、ボーン斎藤さんはそれをすばやくキャッチ。「明日の7時半に起きて見ることだな、デカレンジャー!!」と坂ちゃんに強く勧めた。ふ、布教? レンジャー教? その後は、日曜の朝はいかに早く子どもたちに起こされるかについてとうとうと語られ、かなわんわぇと言いながら顔はウレシソウだった。し、幸せパパだなぁ、斎藤さん。

練習日誌 6月23日(水)

・先日20日の本番を終えて、ヒト段落ついたという感が強い。正直言って、吹奏楽祭ど頭出番というのはけっこうなプレッシャーだった。しかしそれもすんでしまえば過去のこと。ええ経験として心に残れば、結果おーらいっ。いやー、意外と楽しめちゃいました、朝イチ演奏。
・アルト佐野さんの機材を持ちこんで、吹奏楽祭の演奏収録ビデオを鑑賞。これは吹連からいただいたもの。あ、有料ですが。miniDVテープなので、普通のビデオデッキじゃあ見れません。どなたかVHSにダビングしてけろー。佐野さんヘルプー。
・新譜を練習しました。今年のニューサウンズから『ジャパニーズ・グラフィティ~いい日旅立ち~』を買ってたんです。わしは昔は山口百恵ってきりゃぁ(嫌い)だってなぁ、と意外な昔話を語り出した佐野さん。この楽譜、佐野さんの強い推薦によって購入が決まったんですよ。そんなこととは全然知りまてんでした。今は好きみたい。
・百恵歌4曲のメドレーで、『いい日旅立ち』をラストに終わる。ラスト近くにテナーサックスの甘いソロがある。ふじおかガンバレー、とアルトいしぇと一緒にエールを送って耳をすませた(その部分、二人は長休符)。…ちょっとびっくり。かなり雰囲気よいソロがつむぎ出される。ふじおか、腕を上げた…。[ソロを吹いてる人の隣でこしょこしょ話]=いしぇ「なぁなぁ、ふじおかくん、すごいやん」。まえだ「うん、力の抜け具合がいい感じ。柔らかい音出てる」。いしぇ「ちょっとおっさん臭くなってきた?」。まえだ「?? あ、ああ。そんな感じかな。ええ味が出てきたってことね」。いしぇ「うん、そういうこと」。いつもながら、いしぇのボキャブラリーには感服する。
・クラりえ蔵ちゃんの左手のマニキュアが気になる…。薬指と小指だけぬってるの。かわええ。この気持ちは何だろう。それ、恋だと思う。
・フルートさっちん神月が遅れて来たのでチューニング。メーターで合わせたらすっげ高かったので、「高すぎっ。♪たっかっすぎぃぃぃぃたかすぅぎぃぃい~いぃいぃ~たっかっすぎぃぃ」と、いにしえのサンテレビCM「高杉工務店のテーマ」を歌ったら、さっちん高尾がものすごいウケてくれた。彼女は、ほんのちょっとした冗談でも爆笑してくれて、こちらの芸人魂をくすぐってくれる。笑いの沸点が低いのだろうか。ミニ大阪人なのに。
・『ジャパ・グラ』の他は、『演歌メドレー』と『戦隊メドレー』をざっと通した。次の営業、円山川フェスタで使えたら使いたいな、と。『戦隊メドレー』は中に5曲も入ってて長いので、カットした方がよいかもということになった。今放送している「デカレンジャー」とその前に放送していた「アバレンジャー」は残しておこう、と話していたとき、「まぁ、子どもらにとってはアバレンジャーの方がまだ定着しとるしけぇ、残した方がええなぁ」とちぃちゃいお子ちゃまの目線に立って意見を言われたのは、なんと齋藤さん。いえね、ちょうど対象年齢の子どもをかかえるパパだから不思議はないんですが、しぶい外見なので子ども番組について語られるとほほえましくて、つい…。

練習日誌 6月20日(日) 全但吹奏楽祭 & ONEライフ

・今日の寝覚めは良かった。スキッと起きれた。うーん化粧のノリもよいぜー。さ~あ吹くぜ吹くぜ。台風来るなよー!!
・豊吹の楽器運搬車両は「トラック」ではありません。パーカスめぐとさ~やの自家用車にガンガン積みこんで会場に乗り込みます。朝早く、吹連指定の運搬車駐車場所に二人が車をつけると、係の先生が血相変えてとんで来て「ここには停めないでくださいっ!!駐車禁止の場所です!!」と叫ばれた。パーカスめぐが「楽器運搬車両ですっ」とすかさず返答。すると「あっあっ。どうもすいませーん」とすぐに物腰やはらかに謝ってくださった。北中のK原センセ、お手数かけましたー。こちらこそスンマセンでしたー。
・吹奏楽祭で朝イチに出る団体は、毎年こうなのだろうか。吹連行事でのチューニングを、事務所側4階の部屋以外の場所でさせてもらったのは初めてだ。なんと我々だけリハーサル室をあてがわれた。バレエ練習のための壁面いっぱいの大鏡に、こまこまと動く皆の姿が映るのが、なんとなくほほえましい。そして当然のこと、部屋が広い。そんな場所で吹いてるせいか、とても早い時間なのにちょっとゆったりした気分。10分ほど音出ししたあといつも通りのチューニング。『ロマネスク』の冒頭、『ブルーレディ…』のトゥッティ部分を合わしたら、移動時間。男声団員の方々、ドラムス運搬よろしくお願いします!
・今朝、会場に来てからスグに、舞台図変更を舞台係チーフY谷センセに届けた。間際の変更でごめんなさい。ステージ上に移動すると、提出した変更図の通りに舞台セッティングが完了している。ありがたや。裏方の方々の力なくしては、表舞台の演奏は成り立たない。緞帳が下りている裏で、ドラムセットを並べ、それぞれの席に着く。これも初の体験。緞帳の表では開会式の真っ最中。しーっしーっくつ音―くつ音たてるなー、とひそひそ声でささやき合いながら、もぞもぞセッティング。ようやく落ち着いて、よしっいつでも演奏出来るぞっという状態になったが、開会式はまだまだ続く。じりじりと待っているのは性に合わないので、姿がお客に見えないのをいいことに、ラジオ体操をしていた。第一の方。パーカスめぐとさ~やがつき合ってくれた。あとのメンバーはにやにや笑って見ていた。リラックスでけた? しかし、袖にいた舞台係の吹連理事の方々は、奇異の目で見ていたことであろう。私の身上は「普段はバカに、演奏はマジに」。これってモットーにしてもいいことだろうか?
・「緞帳上がりまーす」の声で、一気に緊張感が高まってきた。ゆっくりと上がる緞帳。その向こうには…。けっこう入ってるよ、お客さん。わぁ、ちょっと気分いいかもぉ。なんて言ってるばやいじゃなくて、一列目のいすの場所をちょっと調節して、はい礼して演奏っ。ぐるっと見渡すと、神妙なおももちの豊吹の人たち。一番緊張顔だったのは、やはりアルトあづあづ。一番平気そうな顔だったのは、チューバたにしたとボーン斎藤師団長だった。この二人のどっしり感には誰も叶わない。
・『ロマネスク』はどうなったか分からない。いつもの如く指揮を振りだすと、記憶がなくなる。どうも意識が異次元に飛ぶようだ。『ブルーレディに赤いバラ』は指揮しなかったので覚えてる。アルト佐野さんのソロが抜群! 神か! エロの神が降臨。いやぁ、すごかったっすよ。
・やー終わった終わったー。本日の第1ラウンド終了―。第2ラウンドは、じばさんビルにて。民族大移動~ぅ。
・じば産3階の部屋を貸してもらえることになり、そこで待機時間ができた。それぞれドリンクを摂取したり、排泄したり、のんびりしたり。昨夜から腰が痛い私は、アルトいしぇにもんでもらっていた。すると「わっ前ちゃん、こっとるわ。ちょっとこの上に乗って!硬い所に寝そべって!」と、有無を言わさぬ口調で指示。言われるがままになっていると、うつ伏せになった私の上に、いしぇが馬乗りになって激しい本格マッサージを開業。手のひら全体を使ってぐいぐいもみほぐす。その手つきは容赦がない。うおー痛いーでも気持ちええーだけど痛いーでも気持ちええーうおー痛(以下くり返し)…。
・じば産ビルの非常階段からステージに入る。出番間際になったので非常階段へ行くと、パーカス組+ベース川崎さんの大型楽器3人衆がすでに踊り場にスタンバっていた。「吹奏楽祭の『ロマネスク』、出だしの音がすっごい柔らかかったって、3人で今話しとったとこー」と、めぐが教えてくれた。ホント?ああよかった。ちょっとほっとした。
・前の団体の演奏が終わって、豊吹、ステージに突撃。ワンライフのスタッフの方々にドラムセットをほとんど運んでもらって、ここでも裏方の皆様のありがたさを感じる。感謝感激、涙そうそう。
・じばさんのステージはちょっと狭いので、ドラムとチューバ以外はみな立奏。チューバ用にイスを2脚出してもらおうと思ってたが、チューバたにしたくんが準備万端ストラップ装着の上で、立奏可能なかたちをとった。そうすると「一人だけ座るのはちょっと…」と、チューバ松岡くんが勇敢にもイスを拒否。彼の楽器はたにしたくんの楽器よりもでかい。ストラップもない。ずっと立ちっぱなしで吹いて大丈夫かなぁ…。
・「はいっ豊岡吹奏楽団でぇーす」と佐野さんの名司会で、ワンライフとよすいステージ幕開けー。バリサク吹きながら指揮をしていた私は、曲のところどころで背後にいるドラムスめぐに合図を送っていた。ふりむくとドラムスの手前で、チューバ松岡くんがノリにノッてぶんぶん揺れている。右に左に揺れている。くいっくいっと揺れている。楽器の重さをものともせずに。彼は揺れつづける、立ったまま。きぃーぷおんすぅぃんぎんぐ。おいおい大丈夫かぁーーー!! と不安を感じつつ曲は進む。次の曲でもノリは変わらない。次の曲も。その次の曲も。とうとう最後の曲まで彼の激しさは持続した。すごいっ。すばらしいっ。ハラショー。若さの勝利だっ!! おめでとう。
・終わった…、灼熱のステージが。今日はとても蒸し暑く、本番前半の時点でもう皆汗だくになっていた(特に佐野さんはダラダラ)。ホルンせんださんの多岐にわたる豊かな経験の中でも、「ベルの中に入れている右手が汗ですべったなんてことは初めて」だったそうだ。みんな、500グラムくらいは減ってるかしら。とよすい営業ダイエット。あぁ~腹減ったのど乾いた。メシ食ってビール飲んで500グラム取り戻そっ。おつかれっ。

練習日誌 6月19日(土)

・明日は本番ん~。いつものリングフォーメーションではなく、本番と同じ並びになって練習をする。明日出演予定のメンバーはほぼ全員集まった。ので、蒸し暑っ!! 人口密度高っ!! 愛器バリサクを、隣のテナーふじおかの座ってるいすにガンガン当てんよーにせねば。
・最初、まえだの指揮で『ロマネスク』を合奏。一回通した後、部分的に音の切り方・出のタイミングを合わした。ほんのちょっとだけ。15分間くらいだったかな。もうちょっとやりたかったけど他の曲も合わせとかなきゃいけないしー、と思って短めに終えたつもり。しかーし、次の『ブルーレディ…』から合奏をアルト佐野さんにまかせたら、「はいはい、ちゃっちゃとやろうでぇ」と言われたよ。くぅっ。指揮者はつらいわ。
・ワンライフでやる曲を全曲通して、気になる曲の気になる部分を少し繰り返してたら、もう9時半。はやっ。あーん、もうちょっと練習したいけどタイムアーップ。
・ドラムセットのセッティングと片付けがだんだん素早くなっていく。皆手馴れてきたなぁ。セッティングは手伝えたけど、片付けの方はできなかった。自分の楽器を片付けてる間に、ドラムセットはもう運び出されていたよ。そして、練習室の机&いすを元の場所に戻してたら、運搬車に積みこまれていたよ。パーカスさ~やのマイカーに。
・練習終了後、アルトあづあづが「私、一列目の真ん中ですかぁ?」と聞いてきた。今日並んだ通りだからそうだよーと答えると、「えぇー!! すごい緊張しますー」と言った。前列センターを数多く経験したクラ民ちゃんが「大丈夫、指揮者に隠れて見えれへん位置だから」と慰めたけど、「あぁ、2曲目は指揮者ナシだから見えるなぁ」と事実を発覚させる。ホッとしたりガーンとしたり、くるくる顔の変わったあづあづであった。
・さぁ、明日はどんな演奏になるかなぁ。楽しみなよーな。怖いよーな。今日は早く帰って寝よう、と思いながらも、練習後のおしゃべりがおもろくて、ついつい長居してしまいました。パーカスめぐのトークがおかしすぎ。彼女は素敵だ。人生たのしむ達人。でもその日常の楽しみ方は特殊すぎて、とてもここには書けない…。

練習日誌 6月16日(水)

・パーカスふりゅーしゃか、登場。彼女はさらなる学習に取り組み自分を磨くために、7月から豊岡を離れる。「叩きおさめに来たー」と言ってやって来た。ちょっち寂しくなるのぉ…。まぁでも、いつでも遊びに来いよ。待っちょるしけー。
・山本くんが入団届を書いて持ってきました。わーいわーいやったー♪♪ 楽器はユーフォ。豊吹のが一本眠ってたから、それを揺り起こして彼に託す。調整せんと吹きにくいかな。でもなにはともあれ、めでたいです。うれしいです。
・ホルン2(せんだ・中井)、ユーフォ2(岩下・山本)、チューバ2(谷下・松岡)。私の席から眺めた金管の列は2コ2コイーぺーコー。けっこー眺めは壮観。
・向こう岸が全て男(上記のメンバー+ベース川崎さん)なのに比べ、こっち岸は全て女。クラ民&りえ蔵、サックスいしぇ・あづあづ・まえだ、ペットたにむら、パーカスめぐ・さ~や・ふりゅしゃか、というラインナップだ。いしぇが「トップ3人を引いた平均年齢がすごく若いわ…」と訳の分からんことを言い出す。トップ3人というのは、いしぇと民子と私(すべて同じ年生まれ)。何をか言わんや。あははは。もー、今さらのように歳のことを言っても意味ないでしょー。差は縮まらんのよ、差はー。
・『TVまんがメドレー』の最後の「とっとこハム太郎」を合わしているとき、ユーフォ岩下さん、リピート記号をすっ飛ばした。早々に2番カッコに入って、曲を終わりかけとんなった。曲が全部終わった後で「岩下さんのパ○プカットぉ~!!」と、ホルンせんださん、叫んだ。うもぅ、お下劣ねっ。こっち岸の女子たちはきょとんとしてて、うけてないわよっ。

練習日誌 6月12日(土)

・見学者が来た~♪ その名は山本くん。中学・高校とブラスを続け、実高を今春卒業したばかりのフレッシュマン!! ええぞなええぞなー。去年の冬、実高の定演を聴きに行ったとき、学生指揮者を見て「あの子の棒ふり、きれいだなぁ」と思い、企画ステージでの男子部員4・5人ダンスィングの場面では「うわぁ指揮者の子、踊りもかっちょええ~」とクラ民ちゃんと一緒に盛り上がっていた。そのときのアイドルご本人様が、まさか豊吹に見学に来られるなんて…!! 入ってくれたらええなぁ。
・ドラムスを出そーう。皆で運んで皆で組み立て。私がタムをスタンドにはめこんでいたら、横からニョキッと手が出てきて止め金をキュイッキュイッとしめてくれた。それはペット坂ちゃん。二人で顔を見合わせてにかっと笑う。ありがとうナイスアシスト!
・ホルンが3人(せんだ・中井・廣井)参加していて、パート練習をやり始めた。ペットも3人(坂・けんじ上坂・たにむら)参加で和気あいあいと談笑していた。その間の席に座っていたボーン斎藤さんが心なしかさびしそうだ・・・。〔ええなぁええなぁ他のパートはよぉけ揃っとってボーンはわし一人だ悲しいわいや誰か来てくれれへんかなぁ(以上、翻訳:バリまえだ)〕斎藤さんのお顔を見つめながらアテレコしたりなんぞしていると、そこに古川ファミリー登場。ボーン古ちゃんが楽器持って遊びに来てくれたのだ。そのとき、斎藤さんの顔がすっげうれしそうに!。〔ああーうれしいわいやー。古川ぁ。古川が来てくれたありがとうありがとぉうー(アテレコはまえだでした)〕
・今日のチューニングのときも、テナーふじおかのリガチャー話に花が咲いた(初出は6月9日)。私が「ふじおか!リガチャー話、戦務帳に書いたぁで!」と言うと、ふじおかは「え?え?そうなん?」とあわてていた。周りから「そうだでー、何でも書かれるでー。書かんとってって言ったことまで書かれるでー」と声が上がっていた。ああ、ごめんなさい。最近、見聞きすること全て「ネタになる」と思ってしまうの。そんで何でも書いてしまうの。戦務帳を書くことにじょじょに罪悪感を感じていく私…。ああっでも…。♪書くなっと言われてもっ♪(ヒデキー!!)
・『渡る世間は鬼ばかり』の冒頭にあるオーボエメロディを書きかえて、ペットに吹いてもらっている。坂ちゃんが「ここはミュートつけた方がええか?どうする?」と尋ねた。私はそれに対して「うーんそうだなぁ…。生でもええでぇ」と返答した。それ聞いたとたん、ホルンせんださん何を思ったか「ぐふっっ」と噴き出して、以下妙な忍び笑い。いぶし銀の下ネタ使い=せんださんによるanother解釈的な笑いであった。「ミュートつけない生の音」という意味だからねっ!!
・『YUME日和』のサックス・ホルンにちょっとかっこいい動きがあったから、「そこは、も少し出して」と指示した後、あわてて「音を割らない程度にっ!!」と付け加えた。ニヤリと不敵に笑ったホルン中井さん、隣の廣井ちゃんに「音割れっていうことだぞ」と耳打ち。another解釈その2。ホルン星の人たちっていうのは…。
・古川家ご子息・優ちゃんが、愛器ぷらっちっくトランペットを持参して豊吹に参加。『ブルーレディに赤いバラ』では、フルートの合いの手の入るところでタイミングをはずさず「ぷいっ」と鳴らす。おおっ、あなどれんぞな、このセンス。練習後には、吹き終わった愛器をていねいに磨いていた。手入れは欠かさない。ますますあなどれない御子ぢゃ…。

練習日誌 6月 9日(水)

・たけのこ村でリフレッシュ!! いやぁ遊んだ遊んだ、飲んだ食った。おやすみなさーい。寝るなっ。
・もうすぐ本番がやってくる、ヤーヤーヤー。20日はジャスコの日。今月20日は全但吹奏楽祭の日。そんで加えて愛工房ワンライフの音楽会の日。豊吹はこの二つの行事両方ともに参加する。団始まって以来、初のダブルヘッダーとなるのだろうか(「昔あったよー」ということでしたらお教え下さい)。本番のはしごです。わぁプロみたいかっちょええ。なんて言ってるばやいじゃないのよ。「他の行事にも出る予定があるから出番を早い時間にしてもらえませんか」と全但吹連にお願いしたところ、開会式すぐ後のトップバッターのポジションを頂けちゃいました。うぉー未知の世界だ、朝イチ!! そんな時間に本番を経験したことがない私は、どんな感じになるんかなぁとお気楽にワクワクしてまったのですが、その日の日程表(案)を組んでみると「は、8時15分集合…」。がーん…。低血圧の私にこの日のプログラムがこなせるであろうか。鉄骨○料をいっぱい買うてテンション上げる工夫をせねば。
・練習場で、副団長佐野さまと斎藤師団長と相談して、日程表(決定版)を作成。佐野さんも集合時間の早さに驚いて、「うーん、仕事に行くんとおんなじ時間になるなぁ」と言っとんなった。たまの休みがホリデじゃなくなるねぇ。でもまぁ、こんなこと言ってても、私も佐野さんもステージに上がっちゃえば調子にノル…じゃなくて、調子が出てくるんだろうけど。ね。
・テナーふじおかが一風変わった形状のリガチャーをつけていた。「リガチャー」っていうのはリードをマウスピースに固定する留め具のことね。シングルリード楽器以外の方のための解説でした。まずアルトいしぇが目をつけて「わっそれおもしろいリガチャー!!」とつっこんだ。聞けば、某クラリネット奏者の方が独自に開発・作製された新作らしい。ネジは無し。金色のちょっと太めの針金がらせん状にグルグル巻いてあって、それをマッピに通してぐっと押しこむだけ、というシンプルスタイル。たちまち、その場にいたサックスパート総員質問攻撃が浴びせられる。えーすごい形ぃ押しこむだけ?ずれないのかなぁ?吹き心地はどお?丈夫な材質なのかな変形とか心配じゃない? ふじおかのリガチャー話から発展して、マウスピース話にスライド。セルマーのビンテージが欲しいあれは高い復刻版が出てるよあれならそんなに高くないってよでも本物がほしいんだーバリサクのマッピってどこのがええんかなバリは知らんわー。4人くらいでわいわいわあわあ情報交換。いつもあほあほ話に花を咲かせるメンバーが、珍しく楽器に関する話をした。まじめっ。
・合奏前に20日の日程を口頭で皆に伝えた。「衣装は?」と質問が出た。「両ステージとも上白・下黒です」。だって吹奏楽祭ってフォーマルな感じがするから白黒かなぁと思うし、ワンライフはラフな格好の方がええけど着替えるところも時間もないしねー。まぁでも多少はくだけた感じもあってええと思う。「祭」だし。だからこう思うの「色さえ白黒だったら、形はどんなんでもええと思うでー」。上はカッターでもブラウスでもポロシャツでも。下はパンツでもロングでもタイトでも。「上…、ランニングでもええか?」said佐野さん。わー私的にはおっけー牧場なんだけどなー。見たいしなー。
・今日の参加者数は多かった。水曜日なのに多くってすんごくうれしいー。特に木管がほぼそろってた。いつもの練習では抜けていた音がはまって分厚い響きが出てる。低音も吹きがいあります、ばりばり。んで後片付けも人数多くって素早くできまいた。これもすっげうれしいですぅ。

練習日誌 6月 2日(水)

・午後8時をすぎた。練習場の中には低音しか響いていない。しかもたった二人の音だ。うえーん、この時間になって、ボーン斎藤師団長とばり作まえだしかいないのはむさい、むさすぎる。みんなぁ、早く来てぇ…。二人のそんな思いとは裏腹に、なおも低音二本のロングトーンは続くのだった。ブーンブーン…。
・ガラガラっと扉の開く音が! この状況の救世主は、そはたれぞ。あぁ~、フルートさっちん高尾ぉー! 若者だぁ。高音だぁ。女の子だぁ。うれすぃぃぃー。「駐車場にもう何人かいましたよ」と、さっちんが教えてくれた。その言葉通り、パーカスめぐ&さ~やも来た! わーいわーい皆でドラムセット運ぶぞぉう。活気が出てまいりましたっ! ドラムセットを組むのはホントに久しぶりなので、組み方をほとんど忘れちゃってて、またまたあーだこーだ言いながら苦心して完成しました。何故かは忘れたが、作業中に「おかあさんといっしょ」の最後にやる体操の歌の話に花が咲いた。♪てってーてきーに手っあっしー♪(←これは昔のヴァージョン)
・ちょーど組み上がったところにクラ民ちゃん出没。えぇー時に来るんだなぁ、と皆からつっこまれてたが、民子あわてず「だって仕事だったんだもん」と堂々とした答えっぷり。そ、そーですね。それじゃあしょーがないっすね。
・ちょこちょことメンバーがそろってきて、にぎやかになったとき、突然よっぱらいが乱入してきた。まっかっかな顔して酒の匂いをまき散らしながら踊り出てきたのはホルン中井さん。職場の飲み会の帰りに練習に出没する、というパターンは彼の得意とするところで、あまりに何度も見ている光景なのでメンバー皆つっこみ方が手馴れてきている。「くさっ」「うぁくさっ」と冷淡である。それでもくじけない酒酔いホルナーは、うえへへへーと叫び出す。やおら楽器を出してかまえるとマーラー五番終楽章の一節をものすごい勢いで吹き、そして力尽きて寝てしまった。
・ペットたにむら、クラりえ蔵、チューバ松岡、ユーフォ岩下が加わって、総勢11名となった。パーカスめぐからの「個人練習させてー」との要望もあったし、最初は人数が少なかったので、今日は個人練習の日にしようと思っていた。でも、人数いっぱい来たし、めったに来れない松岡くんは合奏したいと思ってるんじゃないかなぁ?と考えたりもして、ちょこっと合わせました。ベース川崎さんが丸腰ながらも仕事帰りに参加。ドラムスのアシストをしてくださいました(「今ここ!!」って楽譜を指し示したりして)。
・今度の土曜日・6月5日は、豊吹の毎年恒例レクリエーション行事、たけのこ村バーベキュー大会です。肉食って酒飲んでしゃべくって寝る人もいれば、肉食って酒飲んでしゃべくって寝ないという人もいる会です。この日は楽器と離れる日。しばしの別れだ愛器よ。

練習日誌 5月29日(土)

・昨日のドラの放送で、エンディングに『YUME日和』が流れるのは終了となりました。うえーん、なしてー?思いっきしタイミングはずしたー?ええもんええもん。ええ曲だからやるもん『YUME日和』。
・今日の『ロマネスク』は丁寧にやりました、はい。この曲、主旋律のフレーズが付点2部音符で終わることが多い。その3拍の間、中音のパートが例えば♪タンタタタン(4分音符・8分音符2つ・4分音符)というリズムで動いていたり、どっかのパートが装飾を入れている。メロディ奏者がこの装飾パートを聴かずに吹いていると、フレーズ感がバラバラになって雑。単に「音の切り方をそろえて」と考えてもいいとこだけど、「ここはホルンのリズムと一緒に吹き終わる感じで」と他パートの音を意識した吹き方ができると、音の寄り方が増してくる。そんなことやらあんなことやらを、ちょこっと時間かけてやりました。「他パートの音を聴いて」ってことは、目新しいことでも何でもないので、何を今さらとおっしゃる貴兄はごもっとも。でも、基本に立ち戻るということは、いくつになってもどんな曲やっても、大事だす。それに、吹奏楽みたいな大勢の人間が奏でる音楽では、一体になる(鳴るという意味もあるか)ためには基礎基本は欠かせないもんだと思うしね。きゅうくつにならん程度に大事にしたいです、基本。
・はりきるホルンせんださん。『ロマネスク』は特にのりのりだった。クラシック・オリジナルは、せんださんの得意ジャンルでもあるからにー。隣で吹いてて何かうれしい気分。熱いせんださんでした。
・今日のノリはいつもと違うよ。川崎さんのベースが入った『ブルーレディに赤いバラ』はすんごいカッコよかった!! ホーンセクションだけで合わせてるときよりずっと吹きやすかったし、皆もノッて吹いてるのがよく分かった。出てくる音が普段と全然違ったもん。さすが川崎さん。し、しびれるわ。
・『ブルーレディ…』のシェイクの伸ばし。「そこ、シェイクぬきでやってみよう」ただの伸ばしの音にして、その直後4拍目の裏に全員で入る8分音符のタイミングを合わす練習をした。何回かやって、だんだん合ってきた。思いきって言ってみよう、「シェイクが多少しょぼくっても、4拍目の裏の音がバシッと決まったらおっけーだから!!」それ言ったとき、ペット坂ちゃんがニカーッと笑って「おっしゃ!!」って言った。いや、シェイクも決めてほしいんですけどね、正直なとこ。