・クラりえちゃん、来たぁー!! 3ヶ月ぶりくらいか!! 建築関係の会社に勤めている彼女は、台風以来、ものすごく仕事が忙しくなり、とても練習に来れるようなスケジュールじゃなかったらしい。「もー、休みが月イチしかなかったっす」byりえちゃん。ひえええ。大変だったね。しんどかったね。楽器吹いて発散してけろ。
・新曲もいいけど、ぼちぼち地道な曲練習も復活させよっかい。『そよ風のマーチ』と『シンフォニック・ファンファーレとマーチ』をさっと通した後、『ロマネスク』で息整える。スウェアリンジェンの曲は教育的配慮のカタマリで、曲の流れの中でハーモニー練習もユニゾン練習もたっぷりできるようになってる。楽な音域・易しい譜面だから、自分の音と他パートの音により神経を配りやすい。しかし、アルトに限って言うと、単に音出すだけなら楽な音域が使ってあるんだが、むちゃくちゃ音程が取りにくい音域が使ってある。五線第2間のド(E♭)がやたら出てくるの。この音、音色が開いちゃうんです(←練習不足)。で、この音、うちのホルン隊とユニゾンで吹くとき、相性がとーても悪い…。『ロマネスク』では、対旋律がほとんどホルンとアルトの全員ユニゾンで書かれている。E♭が出てくるたびに、うにょうにょうにょうにょ音がうなってるのが気に障って、ストレスたまりました。ううう。練習します。
・『キャンディード組曲』をちょびっとやろう。第1曲目をゆっくりめのテンポで合わす。伴奏パート、主旋律をよく聴いて。たての線そろえて、おんなじ音楽して。第2曲目はウェストファリアコラール。スラーは書かれていないけど、滑らかに。タンギングはしても息まで切らないで。音つなげて。コラール後のシーン、音色が荒いよ。音の響きは保っていこう。ゆっくりのテンポでやるから、アクセントの4分音符も長めに出して、響き作って。第3曲目は後半だけ。ホルン・木管の連続3連符、拍の頭にアクセントつけて。今、フレーズのしっぽが強くなっちゃってるから。逆にしてね。…。うおー、戦務帳で音楽のこと書いたの久しぶりぃぃー!! (このサイトはいちおお音楽サイトです)
・「『キャンデード』の第3曲目、出して」と言った後、ちょっと間をおいてから、「うーん…。(練習番号)60番から!!」ってみんなに言った。そしたら、ペット坂ちゃんが「なんだいやー、せっかく気合い入れとったのにー」と、すっごい残念そうな顔して言った。冒頭のアレグロの動きを吹くのに頭の中でシミュレーションしてたんだろう。だ~いじょうぶだよのび太くん(by大山のぶ代)。60番からもペットの見せ場あるから。♯のたくさん付いた、跳躍だらけの、細かいスタッカートのミュートソロが。ひぃぃぃぃ…。
・ここに1枚の写真がある。ホルン中井さんが布団にくるまり飼い猫と一緒に寝てる画像だ。これを見た人は、たいてい猫の方に目をやってカワイイカワイイとコメントしたのだが、ホルン戦隊の同僚・ひろいちゃんだけは、「わぁー、眉毛だけで中井さんだって分かるぅ」とおっしゃった。中井さんの顔は布団に隠れて鼻から上しか見えていない。目は閉じられている。それでも僕はこれが誰だか分かるよ。…。本物の「愛」を感じた…。