・最近、『タンツィ』のひつこい反復練習ばかりやってるような気がする…。ポップスが吹きたいぃ。ということで、ここは豊岡総合高校の部室です。かねてから手に入れたいと思っていた絶版楽譜、ニューサウンズの『ラ・イスラ・ボニータ』があると聞いてやってきました。コンクルの練習でぴりぴりしてる中、能天気にお邪魔しちまいました。楽譜棚を見て、あ、あんなのもある、こんなのもある、とウハウハ捜して小1時間。お借りしました、8冊も。こんなこと、こんな場で書いちゃっていいのでしょうか。てへてへ。全部絶版になっている楽譜です。なので、お目こぼしもらえんかなぁ。
・今日は、1階を他団体の方々が使われてるので、冷房なしの2階です。あじぃ~、だらだらぁ。汗の擬態語です。怠けてるのではありません。せめて音出しの間だけでも窓開けさせてもらおう。さっ、合奏やるで。ご近所迷惑になるから、窓閉めよっか。「この網戸、防音だしけ大丈夫だわいや」。「そうそう」。…。みんなっ、思考回路がオーバーヒートしてるよ!! 正気に返って!!
・よっしゃ、突撃・初見大会!! 昔のニューサウンズ、あんまり聴いたことないから、佐野さん指揮して。って頼んで、まずは『愛のテーマ』。どっかの航空会社のCMのBGMか?って曲。次に『サン・ホセへの道』。ひたすらあっかるいラテンナンバーで、あまりの軽さに腰砕けするほど。「わし、これあんまり好きじゃねー」by佐野さん。っがーん。
・懐かしの『いそしぎ』ー。こういうねっとり系の曲、豊吹は得意。「あっ!! E♭だ!!」。何が? え?中井さん?ホルンのパート譜がE♭しかないの?昔の楽譜の悲しさよ。あいたた。「ええっと…、ドがシになるしけーに…」。必死の読み替え初見はキビシィね。
・『ビギン・ザ・ビギン』~♪。これ、タイトル言うとき、つい歌っちゃう。フリオ・イグレシアスのマネで(30代以上限定ネタですか、これ?)。「最初、管楽器はなんにもねぇだらぁしけー、途中から」って佐野さんの言葉に、「いや、最初、バリサクかなんかがあるはず」とペット坂ちゃん。さすがニューサウンズ・コンプリートコレクター。その通りでーす、6小節目からありまーす。じゃあそこから。バリサクまえだ、勇んで吹いた。♪てっとと、てっとと、てっとと、てっとと♪。あれー、おかしいなー。3小節吹いたらみんなも入ってくるはずなのに、誰も吹かないー。…って、あんた倍で吹いてるよ!! ♪てん・うん・とんとん、てん・うん・とんとん♪だろーがよ!! あああああ、ごめんなさいぃぃ。♪やっとこ・やっとこ♪、シブくて知的な曲を『オモチャのマーチ』に変曲。
・『燃える想い』は80年代チックな欧州歌謡曲。低音パートは4分音符と全音符の伴奏だけで、メロディなど存在しません。まだ高音と低音の間に厳しい身分制度があった時代の編曲ですなぁ。『私のお気に入り』は宮川彬良編曲。かっこええアレンジです。だだし「出来たら」の話。初見はボロボロさぁ。とほほ。
・本日最大の収穫、『吹奏楽のための協奏的序曲』。3年前、ホルンしろいちゃんがやりたいと言ってて、そのときは手に入らなかった楽譜です。本命の『ラ・イスラ・ボニータ』は、1・2番ペットのパート譜がなくって合奏できず。残念!!スコアもないから、起こせないよー。どーしよー。この楽譜お持ちの団体の楽譜係の方、どーぞ豊吹にご一報ください。お願いしますぅ。