豊岡吹奏楽団

三度の飯より楽器好き!

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練習日誌 2006年11月22日(水)

・定演後の初練習です。毎年、この日に何人集まるかを楽しみにしている。今日の参加メンバーは、フルートまなまな、クラ民・りえぞ・しほつん、バスクラさくら、アルトまえだ、ホルン中井・じゅんぺ、ユーフォ山本、以上!!総勢9名。おしい!! 二ケタにあと一歩!! とほほ…。
・この日、懐かしいメンバーが登場。パーカスのフリューシャカだ~(日本名はフルサカ)。以前、豊吹の小物打楽器を借りてたらしく、それを返しに来てお礼の菓子折りを持って来てくれた。いやーん、今日、楽器庫のカギがないのよー。合奏に参加してもらえないよー。「いやっいいです。見てますからっ」と、彼女は気を使って言ってくれる。でもほっとけないなー、困ったなー。と思ってたら、ホルン中井さんがナイスな機転をきかせて緊急メールを発信し、クラなおちゃんを呼び寄せることに成功。なおちゃんは、中学・高校を通じてフリューシャカの後輩なのだー。フリュシャカと、仕事の都合で丸腰(楽器なし)参加のなおちゃんは、練習中ずっと別室でつもる話に花を咲かせていた。接待ができてよかったよー。せっかくロシヤから帰ってきてくれたからねー。(大阪だよっ!!)
・さぁー、そろそろ合奏しょーかー。「えっ、合わせるんですかっ?」byクラしほつん。彼女にとって9人というのは合奏する人数ではないらしい。すかさずクラりえ蔵が「何言っとるん?豊吹では3人以上おったら合わせるんだで」と、若手に掟を伝達する。クラ民子も「9人は大人数だ…」と、おごそかにつぶやく。豊吹の法律の前に言葉もなくひれふすしほつんであった。ん?ただ、ほえーっとしとるだけ?
・今シーズンの行事が終わったので、来シーズンを見越した楽譜を何曲か用意した…って、手持ちのオリジナル曲を放出しただけなんですけどね。へへ。保科洋(わー!!センセー!!)の『リフレクションズ‐映像‐』を合奏。流線型のメロディとときおり顔をのぞかせる付点リズムが保科作品の特徴。合奏した後の感想は「豊吹には似合わん曲だ…」。上品です。どーだろなー、これ。豊吹では使えんかなー?と言ってたら、「ええやん。やろーや、こういう曲!!。こういう歌える曲、全然やってへんしけーに、たまにはやりたいわ!!」という発言が。誰でしょう。クラ民ちゃんです。
・次にやったマーチの楽譜はいまひとつ。次には…、あのー、これやっていいですか?と、私は去年ボツになったミュージック8の『おとぎ話ラプソディ』を出してきた。これ、一回合奏して評判悪かったんだけど、もちっときちんとやってみたかったんです。ここで豊吹のなぜなぜ娘が質問。「らぷそでぃって何ですかー?」。しほつんだ、もちろん。今日はクラりえりえがいないし、質問内容が音楽的分野なので、総高の学指揮でもあるさくら先輩に答えてもらおう。はい、さくら、答えて。「……」しばし黙考後、「…らぷそでぃって何ですか…?」。なにぃー!!さくら、答えられんのかー? “狂詩曲”です。うー。後で辞書で調べなさい。テストに出すぞー。
・『おとぎ話ラプソディ』のパート譜をごそごそ探すホルンじゅんぺ君。やっと見つけて「あっ。さっちゃんだ」とつぶやく。さっちゃんって誰?(しほつんではない。私が聞いた)。「え?山〇里美」。ってM8の編曲者だよ。友達かえ?「(満面の笑みをたたえて)ハイぃっ!!」byじゅんぺ。すげーなー。今度、紹介して。やったー、M8と強力なパイプができるぞ。何の曲、編曲してもらおっかなー。ぷぷぷ。
・なんとか最後まで吹ききったけど、結局この人数では、またどんな曲か分からずじまいで終わった(当たり前や!!って声が聞こえてきそう…くすん)。くじけずに、も少し人数が多いときに再チャレンジしてみよう(懲りろよ!!って声も聞こえてきそう…めそめそ)。分かったよーな分からんよーな気分の曲で終わるのはイヤだし、時間が10分くらい残ってるので、もう一曲やろう。よしっ。『オーストラリア民謡組曲』だっ。「ええっ。何楽章やるん?久々だから1楽章や4楽章なんてできれへんでっ(byその場の私以外の人)」。そーだねー、春以来やってなかったからねー。んっふふ。でもやるっ。んで、むりやりやった、3楽章!!。むははは。やっ…たぞー。ヂミな終り方の楽章だが、一部とはいえ大曲をやった後はちょっぴり達成感あるわー。はたして今年、この曲は日の目を見ることができるのだろうか?
・今度の土曜は定演の打ち上げ。呑んで食ってくっちゃべって盛り上がる。恒例年中行事。酒や酒やー。酒もってこいぃぃぃぃー!!

練習日誌 2006年11月11日(土)~

・今年の練習は、なかなか観察者の視点がとれない…。私は、かなり不器用な部類の指揮者で、振ってる間はその曲が頭の中で渦を巻いて鳴り響き、その流れを追っていくだけで精一杯になる。但馬大会や定演で指揮を振っているときの私の状態は、「記憶喪失」または「ささいな定点のみ記憶」といった体たらくであり、この戦務帳においてもそのような記述が多い。きっと大脳じゃなくて、脳幹で振ってるんだわ。アルト佐野さんの「本能プレイ」と同類じゃないの。うあああ。あ、この場合の「プレイ」は、あくまでも楽器の演奏のことね。という訳で、全曲を指揮者として過ごす今年の定演では、追い込みの時期から本番に至るまで、演奏中に起こった出来事の記憶が著しく欠落している。本番直前の練習の日など、家に帰ってもまだ頭の中の音楽が止まらず、なかなかニュートラルな日常感覚に戻れなかった。うおおおお。な、何も書けない…。なので、今年の定演リポートもお休みさせてくださりませ。そのとき指揮している音楽の全体像を見渡すとき、もっと余裕のある状態を保てるようになれば、本番を振りながら観察・記憶できるようになれるでしょう。もっと脳みそ鍛えんとな。ニンテ〇ドーDSで脳ドリル?あれ効果あるかしら?
・まえだのだらだら言い訳を読んで下さり、ありがとうございます。そんなことで連載を休んでしまってすみません。もしも楽しみに待ってらした方がいらっしゃいましたら、ゴメンなさい。

練習日誌 2006年11月8日(水)

・チューニングしましょ。ホルン2人(中井さん&じゅんぺ君)、出してー。おおっ。びったりだ!! 誰が入ってもホルンってけっこう音が合う。ホルン星では誰でもおホモだち?ボーン・ユーフォ、いってみようかー。お、齋藤さんと岩下さん、ばつちりです。さすが酒呑み仲間!! 山本くんはなかなか合わんなー。この2人に合わせるには、酒がつよならなあかんのかなー…。ん?
・『モーツァルト・ポップス・シンフォニー』。これは冒頭3小節がキモですな。モツァルト特集の一発目だし。ここの木管全員による41番交響曲のモチーフの波がバシッと決まったら、つかみはオッケーですぜ。さっ、やってみよー。…っていきなりボーンが1小節早いし!!斎藤さん、どしたんですか? 気を取り直して、も一回。…ってまたボーンが早いし!! 同じとこだし!! …肩を落としてうつむく斎藤さん。憑かれましたね、トチリ神。今日は斎藤さんの肩に乗ってるのが見えます。
・『功名が辻』する前に大河ばなし。こないだは関が原の合戦だったよ、やっぱ家康カッコよかったねー。ここで出ました質問娘・クラしほつんの「せきがはらって何ですかー?」。そこですか?そこから疑問なんすね?「桶狭間だったら知っとるけどー」。それは織田と今川の戦い。関が原は徳川家康と石田三成の戦い。たぶん来るぞ、ここでも来るぞ。「…いしだみつなりって誰?」。キタ―!!オトナは皆ダハダハ笑ってたら、またもやクラりえりえ先輩が的確かつ簡潔に「豊臣の人!!」って教えてた。おっ、りえりえ詳しいなぁ。「歴史は好きなんです(えへっ)」saidりえりえ。しほつん、この後どんな質問を繰り出すのか。すると次に出た発言は予想に反して“質問”ではなかった。「徳川さんのときペリーが来たんだろー」。ある意味、爆弾発言。徳川は徳川でも、そりゃ250年違うぞなー!!
・シンバルー。クレッシェンドした後の付点2分音符、もっとガツンと叩いてー。こう細見くんに言ったら、彼はマジメに「はいっ」と返事して楽譜に書き込みした。パーカスめぐが隣から楽譜をのぞいて、ブッとふき出して言った。「いやっ!!ホントに“ガツン”って書いてるー」。本物のマジメだ。その後、その部分を合奏してみると“ガツン”の音量・タイミングは、ともにグーであった。いいぞ直接記入法。
・Kの4小節目の2拍目のタイの音までfで吹いて、裏の16分音符からは少しおさえて。そこから4小節かけてクレッシェンド。こう言ったら、「え?え?」って理解しにくそーなしほつん。いいですかーもう一度言いますよー、と教育テレビ風に説明して『できるかな』の歌を歌ったら、「あ、“おかあさんといっしょ”の一部?」って言った。違うよ、別の番組だよー。「ガチャピンとムックが出るやつ?」。そりゃフジテレビです。分かった。しほつんの頭の中は、歴史の部屋にもテレビの部屋にもモノが無造作にしまいこんであるんだな。“ひっくり返ったオモチャ箱”と命名。だからそんなに楽しい発言が出てくるんだ。今日はしほつんDay。ますますファンになりました。

練習日誌 2006年11月4日(土)

・和田山ウィンドのチューバ、上田さん来団~!! 今年の助っ人をお願いしました。彼、出身は豊岡なのだけど今は関東にお住まいなの。遠方からはるばる、我が団のためにありがとうございます。チューバ谷下団員も大喜びです。でも谷下くんは「今、会社です(泣)」ってメールを私に託して、今日は来れないの…。おろろん。
・『ニューヨーク・ニューヨーク』は、その昔、ロバート・で・ニーロとライザ・ミネリが演じた恋物語のテーマ曲。中間部のスローパートの甘ぁ~いテナーソロはFUジオカ担当。デモ演奏のソロを耳コピーして、独自の味付けを加えたソロを考えてきてて準備万端、努力賞。お、FUジオカ、この曲に賭けてるねぇ。対して、軽妙なテンポの中でちょっぴりルーズにジャズィーに歌うはペットソロ。歌姫あつつがつとめまする。こっちのあつつソロはちょっと照れ照れな感じ。まぁそぉだね。マンハッタンの夜の恋が表現できる10代なんていたら、そっちの方がコワイやね。でも18歳には18歳しかできない演奏がある。それを思いきって吹き鳴らすのだー!!たとえ、隣のベテランどもの目が光ろうとも!! 気にせず負けるなぶちかませー。
・合奏中に、廊下で金管のロングトーンが聴こえてきた。ん?誰だろ?ユーフォかな? その太い音を聴いて、多くのひとがそう思っていた。しかしそんな中、ホルン中井さんが隣に座ってたじゅんぺ君を促して、間にいすを一つ準備しようとしていた。「あれはせんださんの音だ」と中井さん。えー、ホルンの音にしてはむちゃくちゃ太くてスゴみがあったでー、違うやろー…ってホンマや!!せんださん、入ってきなった!! すげー。せんださんの音。それを聴きとる中井さんのクサレ縁。
・合奏中に、クラりえ蔵の携帯が鳴った。急な呼出し音に驚きながら、彼女は携帯を持ってあわてて音楽室を出ようとした。すると、あわてたあまりに携帯を取り落とし、「ぎゃー!!ツメがはがれたー!!」と叫んだ。つけヅメかなー?と思いきや、後で聞いたら「生」だった…。尿素入りクリームがおすすめです。にょにょにょにょにょ。
・『アマデウス』合わせてたら、ドラムス細見くんが1~2小節早く終わっちゃうときがある。彼いわく「“pにしよう”と意識してると楽譜がとぶんです」。そなのか…。表現を優先しようとすると、読譜の力がもっていかれちゃうんだな。大丈夫。年数重ねればだんだんバランスがとれてくるようになるよ。
・『後宮からの誘拐』。そこはもう少し出してもいいですよ、とアルト佐野さんに言うと、「…フォルテシモ、と…」って楽譜に書き込んだ。違うから!! 「も少し」だから!!ほんのちょっぴりだから!!
・練習終了後、体育館脇に放置してあった一輪車をさっそうと乗りこなす細見くんの姿を見た。一輪車でウサ晴らし。わぁ上手。それに刺激を受けたのか、これも放置されてたのを使ってのタケウマ大会が始まった。パーカスさ~やが「きゃぁぁぁぁ」と娘さんらしい黄色い声を出して頑張ってた。あ、もちろん元に戻しときました。

練習日誌 2006年11月1日(水)

・パンフレットのゲラ刷りが上がったよー。今年の表紙はクラ民ちゃんのデザインだ。見て見てー民ちゃんー、とゲラを差し出すと「ほぉぅ!!」と彼女の口からは聞いたことのないような、M.ジャク〇ン調の奇声が発せられた。白人だ。白人の喜び方だ。
・合奏が始まる前に、川﨑団長から「廊下に貴重品置いてる人がいる?なるべく身の周りに置いておいて」とアドバイスが。そうですね。何年か前に合奏中に盗難事件がありましたからね。何人かがワタワタと自分のカバン等を取りに行っている最中、クラりえりえが「え?なんで?」と不思議がっていた。クラりえ蔵が「入り口のドアの開く音がしたけど合奏場に誰も入ってくれへん、だったらコワイだろ?」と、簡潔な説明をしてくれた。うんうん、それが生きてる人であってもそうじゃない人であってもコワイよな。するとりえりえ、「ええーっ、そうじゃない人はドアなんか開けない」。あ、納得。すりぬけて来なるもんな。こんな話してる横で、クラ民子&クラ尚江が「入り口にワナをしかける」話をしていた。どんなワナですか。猪用のギザギザの刃のヤツ。いやいや、バネ式でチーズがのせてあるヤツ。戸の上に黒板消しはさんだら?。うわレトロっ。「でも一番イヤなワナは“♭5つ”だろ?」って私が言ったら、二人とも「あ」って顔して、アンコール曲の楽譜を探しだした。(10月25日の戦務帳参照)
・本日の合奏曲を黒板に書くとき、『功名が辻』って書かずに《一豊と千代》って書いといた。クラしほつんがそれを見て「あれ何?何の曲?」って聞くから、功名が辻って答えると、「え?そうなん?なんで?あ、主人公の名前?え?誰?」。山内一豊って知らんか?一豊の妻の内助の功って知らんか?って聞いてやると、「えー習ったことないー」って言った。え?もしかして、総合高校、日本史未履修ですか?(時事ネタ)。「えー日本史はあるけど、まだそこまで行ってへんー」。ああ、そうなんか。戦国時代はこれからなのね。「あー、徳川家康は習ったー」って、戦国なろとるやん!!一豊、いつの時代の人や!!
・続いて『功名が辻』ネタを。この前の日曜の大河ドラマ、家康がむっちゃかっこよくって惚れたわー。西田敏行なんだけど。って話をしたら、クラしほつんが「え?にしだとしゆきって誰?」。おもろいなー、しほつんわー。ものごころつき始めると何でも聞きたくなるんだなー。ん?4・5歳児?あ。功名ネタのつもりが、しほつんネタだった。このしほつんの問いには、クラりえりえが先輩として堂々たる回答を即座に出してくれた。「“つりバカ”の人!!」。
・『ジェラート・コン・カフェ』って知ってる? いや、今練習してる曲のタイトルなんですけどね。もともとはアイスクリームにエスプレッソかけたデザートの名前なんですよ。って合奏のとき言ったら、みんな、へー…って顔して聞いてた。だもんで、スコアに書かれた作曲者の言葉を読み上げた。「…おいしいお菓子のイメージそのままの楽しい曲です。でも、ちょっと大人の人は甘さとほろ苦さの混じった味を感じて、人生に重ね合わせてみてください」…。甘さとほろ苦さー。ちょっと大人のヒトー。誰かがぼそっと「“ちょっと”大人でないとあかんのかなー…」とつぶやいた。そーだねー、“だいぶ”大人のヒトはどんな味を感じりゃいいのかねー。「…やっぱ“シブい”味の演奏か?」。ジェラート・コン・カフェ。イターリヤっぽいこじゃれたデザートも、豊吹にかかれば、甘い→苦い→シブい、と3段活用の末に味を変えさせられる。
・曲の方の『ジェラート・コン・カフェ』です。中間部に16小節のパーカスソリがある。ドラムス細見クンがいろいろいろいろ考えて、華麗でなおかつあっついドラムソロを展開しようとしている。いいぞぉ。ノッてるぞぉ。激しいぞぉ。ヒートアップしてきたぞぉ。おやおやテンポがあやしいぞぉ。あれあれ拍子がなくなってるぞぉ…。ヘ、ヘルプ!!カウベル成田くん!! 私はあなたの打音をたよりに棒をふります。この曲で、私と成田くんは運命共同体。なりたがコケればまえだもコケる。

練習日誌 2006年10月28日(土)

・今日のチューニング、すんごいよく合った!! ふわーっと柔らかな発音で、ぽわーんと響きあってて。気持ちがよかったっす。合奏前でも曲の中でも、みんながびたっと一つになれる、こういうヒトトキが私は大好きです。指揮者の席でそれが味わわせてもらえる、というのはちょっぴり贅沢なことなのかもしれません。でへへ。
・「このスタンド? 自分で作ったんだ」。既製のフルートスタンドに、ピッコロが立てられる細めのスタンドが装着されている。松田さん、これ自分で作られたんですかー?「土台の金具はジュン〇ンドーに適当なのがあったしけーそれをつけた。で、ピッコロ立てる棒はコルクに菜ばしさしたモン」。すごーい。自作とは思えないカッチリした作り。これで商売できませんか?(←俗物的発想)
・しょーじきなところ、合奏の中でどんどん細かいこと言っていきたいのです。8小節ごとにーとか16小節ごとにーとか、曲を止めていって各パートを取り出して部分練習などもしたいのです。でも…、時間が限られてますから。曲を流していく中で、みなさんそれぞれが自分の演奏をチェックしていってください。こんな吹き方した方がええなーとか、この部分あのパートと音程合わした方がええなーとか、アンテナを高くしてどんどん演奏を改良していって。オトナのバンドの練習方法をとってください。…ということを話したら、アルト佐野さんが「よっしゃー、これでにらまれんですむぞー」とおっしゃった。くくく…(泣)。
・でも言っちゃった。『《後宮からの誘拐》序曲』の中間部のアルトソロ、佐野さんが1拍目の4分音符をミョーにひっぱってから2拍目に入るので、テンポが狂う。「佐野さん、そこ遅いよ」「え?そうかいやー?そんなつもりねぇでぇ」。モーツァルトのテンポは清潔に。あんまりモターっと揺らしちゃだめ。でも、佐野さんの魂には美空ひばりの歌心が入ってるからなー。しかたがないことなのかなー。
・『ジャパ・グラ刑事メドレー』。ドラムスの細見くん、ラスト2小節前4拍目の裏の8分音符はきっちり入れちゃってください。その前までのフィルインは何してもかまえへんしけーに。これ聞いたフルート松田さんが「何してもかまえへんのだー…」って、ちょっとうらやましそうにつぶやきなった。
・アンコール曲して、『功名が辻』して、『兵庫ゆかりの曲メドレー』のカットとテンポの確認がてら通して、わー今日は5曲もできたー!! うれしいですぅ。合奏がさくさく進みましたー。
・練習終了後、二人のオトコの子が、何がきっかけか知らんがおっかけっこしてた。前を走る現役高校生のホルンじゅんぺ君の全力疾走っぷり!! すばらしかった!!うちの近所の悪さが見つかったときのノラ猫様よりも必死でキレのいい走りだった。その後ろから、横っ腹を手で押えながらひょろひょろ追っているのは誰?見ると、パーカス細見くん…。またまた細見くんのジジイ化現象を見てしまった…。
・明日は一日練習~。でも私は楽器が吹けないの~。るるるー(涙)。

練習日誌 2006年10月25日(水)

・ベース川﨑さん、音楽室に入るとバスクラさくらに向かっていきなり、「ねぇねぇ、『のだめ』見てる?」。おっ?フジ月9枠・秋からスタートの『のだめカンタービレ』ですね(私、原作まんが全巻持ってます。大人なのに…)。あの話の主人公・のだめは、「ぎゃぼっ」とか「はぎゃー」とか奇声を発するヘンタイ音大生。さすが団長、お目が高い。さくらとのだめは同人種。「君みたいなコが出てる話だよ。見てる?」ということで、さくらにチェックを入れられましたね。
・みんなの集まり具合を見ながら、個人練習の時間に今日やる曲を決めて、スコアをチェック。フンガフンガ頭の中で歌いながらぼーっとしているところへ、パーカスめぐ姐さんがシリアス顔して近づく。「今度の一日練習の前日、楽器の運び出しが8時以降からしかできません」。なんですと?そりゃ大変。次の日曜に日高町吹の打楽器をお借りして日高ワークピアにて練習するので、その前日夕方6時くらいから運搬できたらいいねぇと相談して、保管場所の文化体育館のイベントの予定を確認してから本決めしようと計画していた。そしたら、イベント自体は夕方終わるが、片付けに8時までかかるので文体ステージ裏に入れない、ということが分かった。きゃーどうしよう。土曜はもちろん豊小での通常練習をいれている。どうしょーどうしょー。「当日の朝は8時半から開けてもらえるみたいです」と、めぐ姐さん。うーん、じゃあ当日早朝に運び出そうか?めぐ姐さん、パーカス人間の避けられないさだめとはいえ、毎回楽器の調達には苦労しますな。あぁ、打楽器が常置できる練習場がほしいもんだて。ぐすんぐすん。
・アンコール曲の楽譜が来たよー(曲目はないしょ)。はい、初見で一回通してみよー。ざっと楽譜全体を眺めてたクラ民子、視線を進めてギョッとする。隣のクラなおちゃんに「わなが、最後にわながある!!」と重要通達。確かに!!この曲、B♭durで編曲してあるがラスト近くで転調してH durになる。B♭管にとっては、♪ドもレもミもファもソもラもシの音も~シャープ♪である。ああ、でも♭5つにしてあるわ。これより豊小音楽室方面に転調注意報が出ています。取りこぼされた♭がパラパラ降るおそれがあるでしょう。演奏には十分お気をつけください。NHK-。
・『兵庫ゆかりの曲メドレー』やる。この曲は、国体・兵庫大会の入退場曲として編曲されたもの。だから指定速度はマーチテンポで、ずーっと120だ。でも、演奏会でやるんだもんね。曲の変わり目でテンポも変えてやる。ふふふ。“そして神戸”は前川清やで。♪くぉーぶぇぇぇ~ぬぁいてどぅぉぉなるのくわー♪だよ。当然ちーとスローにすべきやろー。“デカンショ節”はムチャムチャ速よして弾けちゃる。くふふふふ。覚悟はいいかな、ドラムス成田くん!!♪デカンショーデカンショーで半年暮ーらーすっヨイヨイ♪と歌ってたら、クラりえりえが「半年暮らすんだ!!」って妙に感心してた。ん?
・『功名が辻』、こないだ考えついた8分の7拍子の振り方をみんなに説明。最初の3拍を2つで振る。付点8分音符を1拍×2つ+あとは8分音符を1拍×4つ。タカタ・タカタ・タン・タン・タン・タン。…うー、うまく説明できんのー。低音・リズム隊とメロディは、この振り方の方が演奏しやすいと思う。でも木管の細かい動きは…。どうだろ?試しにやってみよー。…え、うそ、みんなびったりついてくる。すごいっ。私のつたない説明で分かってもらえた?いや、こりゃみんな「気合」でやってるわ。「あぁでもまぁ慣れたらできるできる」byクラ民子。りえりえとしほつんがムズイームズイーってうにゅうにゅ言ってると、民子の一言が降る。「覚えろっ!!」。パートリーダー様からの覚えろ指令発令です。
・『ジュビラント序曲』で、ペット研くんがまた「トチリ神さま」につかまった。研くん、つかまりやすい体質です。今度つかまったと思ったら、右肩を手で軽く払ってから吹いてみよう。変わるかもよ。
・練習終わってから、「一日練習の当日朝は車を出せないんだけど…」と、フルート松田さんから伝言が(今日の松田さんは少林寺のセンセ)。しまった!!文化体育館のスケジュールばかりに気を取られて、トラックを出してもらう松田さんのご都合の確認をおろそかにしてしまった。ごめんなさい!! パーカスめぐ&さ~やと相談。「土曜の夜、私たちで運搬しよっか?」。その時は練習中なのでお車だけ松田さんにお借りして、打楽器メンバーだけで運ぶというのだ。ううう、いろいろ相談してみたけどそれしか方法がないかも。めぐが松田さんに相談して可能であれば、そうしようか。あああ、毎年楽器の運搬には悩みまする。

練習日誌 2006年10月21日(土)

・きゃー!! 1ヶ月も空いてしまったわー!! またまた休載ごめんなさい。家族が調子わるなったり、定演パンフの原稿書きをもたもたしてたりしてて、戦務帳をお留守にしてました。平にー、平にご容赦をー…。
・さあさあ練習。音楽室だ。はこべ、はこべ、打楽器運搬。のぼれ、のぼれ、外階段。パーカス細見クンが階段登りを終えたところでなんか苦しそうにしている。「ひ、ひざが…、腰が…」。もうジジイ化ですか?骨ですか?カルシウム取って日光にあたってください。
・今年の定演はバリサクもファゴットもいない。木低(もくてい)の屋台骨はバスクラさくらが一人で支えることになる。だから、『アマデウス』のB.Saxパートとか、『ジャパグラ』のFgパートとか、みーんなさくらに回される。『アマデ』の“アイネクライネ”なんか木管アンサンブルだから、さくらの一人ベースである。そこは自分がとよすい木管全部の大将みたいな気持ちで吹かんといけん、みたいな話をした。さくらはそのとき、顔中の穴という穴をいっぱいに開いて「っがーん!!」の表情を作っていた。追い討ちをかけるようにアルト佐野さんが「よっ、大将!!」などと声をかけると、彼女、完全に硬直していた。ふふふ、おののけおののけ、苦しいことは若いうちにたっぷりしとけー。
・『ジャパ・グラ』の“太陽にほえろ”のラスト、全員フェルマータの最中にアルトのアドリブソロがある。フェルマータ切るの、どうやって振ろうかな? 佐野さん、どんなふうにソロの区切りつけられますか?と尋ねたら、「うーん…分かれへんわー…。また考えとくわ!!」。はーい、じゃまた後日合わせて下さーい。すると佐野さん、笑顔で「これが、よー考えれれへんのだわいやー」。えーん、自信たっぷしに言われてもー。お願いですから、本番に間に合うように決めてくださいよー(泣きの懇願)。
・“Gメン”のゆるいテンポでシブく聴かせるペットソロ。ケンヂ上坂がお送りします。…って、しっとりお聴かせしたいのに、ケンくん何故かトチるトチる。楽譜上は一見なんでもないように見えるところで、一音抜かしてしまった。も一回やっとこうかぁ。…と繰り返すと、また同じところで同じミス。おやぁ今日はどうしたのー?ケンくん、みるみるうちにまっかっか。よーしおもろいから3回目!! またやってもた!! なんかにつかまったな。その後4回目にして、ようやく彼は何かの呪縛から抜け出し、ふっきれたようなプレイを聴かせてくれた。豊小2階音楽室には魔物がいる。その名は「トチリ神」。いつかはあなたのすぐ側に行くかもしれません…。
・“Gメン”が終わって“はぐれ刑事”に入った。ここでエスプレッスィーヴォ・フルートソロ!! …あれっ、音がないよー。本日のFlパート、松田長老お休みで女子高生コンビのみ。この曲は、まりまりがピッコロ、まなまなが2ndフルート。1stの人が居ないときは他の人がソロ吹いてねー。この曲、2ndの楽譜に1stも書いてあれへんだったかいなぁ?「いや、書いてある書いてある」。後ろから覗きこんでホルン中井さんが返事する。そーか、これはチャンスだと思って、遠慮せんとどんどん吹いたらええんやでー。「そぉーだ吹け吹け!!」アルト佐野さんの檄が飛ぶ。後ろから気楽げーなおっさん連中にやいやい言われて、だいぶはずかしそうなまなまなと、気遣わしげに苦笑いするまりまり。ほい、やってみよう。と合奏してみると、おおぅ、やるじゃないですか、まなまな!!音量こそあまり出てないものの、テンポ音程タイミング、練習なしでいきなり吹いたにしては申し分なし。ほらー、吹いてみると力試しになるもんやろー。
・『功名が辻』を合奏。この曲、原調で編曲してあるから音域が高い。クラ、サックスのメロディ部隊が特に。高い上に、跳躍が激しいから音がなかなかつながんない。しかもメロディラインはレガート。くーっ!!憎たらしいの!! でも、かっこいいの…。ああ、それなのにそれなのに。みんなやっぱり吹きにくそう。音色が怒ったようになってしまって、なかなか柔らかさがでないの。この曲への気持ちは片想いで終わってしまうのかしら…。棒もむずいしなぁ。8分の7拍子、4+3で振ってるけど、厳密に言えば3+1+3だし。どうやって振ったらしっくり振れるんだか…。あっ!!!!今、スコア見てたら、8分の7の振り方思いついた!!!! わーい、次の合奏で試してみよーっと。(請う御期待)

練習日誌 2006年 9月23日(土)

・いしぇが来たー。産休中のアルトいしぇ、楽器を持たず丸腰だが、久しぶりに練習場に登場。クラ民子・アルトまえだが集合して、「万博生まれ仲間」どうし、旧交を暖めあう。出産したてでまだまだ楽器吹くどころではないと思うが、復帰を首長くして待ってるわ。佐野さんもいしぇが隣にいないと寂しがっとんなるで。
・前ファーストファミリーも来たー。「ファーストファミリー」っていうのは「団長の家族」って意味ね(何故そう呼ぶかは、9月20日の戦務帳参照のこと)。ボーン斎藤さん御一家です。お子ちゃまお二人さん連れて、会計の用事で登場。すぐ帰っちゃったの。寂しいの。明日、地区の運動会だから、体力温存のためかなー?
・定演使用曲のデモCDが出来ましたー。ペット坂ちゃんが焼いてくれたの。みんな、われもわれもとお買い上げ。たちまちなくなっちゃいました。今日手に入れられなかった人はまた今度。デモCDだぁ。わーいわーい、カーステにぶちこんでエンドレスで聴こう。定演戦闘態勢すいっちオンに、イヤでもなりますな。(イヤかい!!イヤそういう訳ではないんだが)
・さて合奏。『ジェラートコンカフェ』やりました。けっこうネチネチとやりました。譜面づらがちょいややこしいし、丁寧に読んでいかないと、テンポ上げたときにリズムが転んじゃうからね。ラテンの曲でリズムがぼやける、なんてダサダサだし。で、譜面を忠実に追っていこう、という練習になると、本能で音楽をとらえて独自の表現を編み出しているこの人が、苦労するのが常である。それはアルト佐野さん。シンコペシンコペシンコぺが連続して、木管全体で動くユニゾンメロディ。こういうのってジャズなんかでも出てくるけど(『スペイン』とかさ…)、ばちっ!!と決まるとすげーカッチョいいーんよー。佐野さんてば「だいたいこんな感じだらぁ?」で吹いてらっしゃるから、リズムがはみ出すの。ソロならそれでいいんだけどなぁ。ここはひとつ、枠の中で動くプレイをお願いしますよー。「大丈夫だわいや。わし、ちぃさぁ吹くしけぇに」。いや、いつものやらしい佐野音色も欲しいんですよぉ。
・『ジャパ・グラ~刑事もの~』やりました。この曲は、アルト、フルート、ペットのソロがあるから土曜日にしかできないのよね。ソリストが水曜に来れない人ばかりだから。逆に水曜練習にしか来れないクラりえりえが、「えぇ~刑事メドレーやりたいぃ、聴きたいぃぃ」と残念がることしきり。この日のソロ群がまたものすげぇカッコエエ出来。アルト佐野さんの『太陽にほえろ』は、大野克夫のバンドの演奏がそのまま再現されているかのようなはまりソロ。ペット坂ちゃんの『はぐれ刑事純情派』は、個人練でのハイノート音階練習が功を奏してか、ハイE♭も美しくキマッタ!!太くたくましくキマル日も近い…。たぶん。フルート松田さんの『西部警察PartⅡ』のad-libは、いぶし銀の渋い光を放つ長老ソロ。いつもは辛口のクラ民子をして「松田さん、かっこええ…」と言わしめた。ええよ、これ。吹いてて聴いてて気ん持ちええよ。残念だなー。りえりえ、これが聴けないなんてー。本当に残念だー。土曜日来いよー。だめ?
・時間余った。あと一曲やろ。何の曲がええ?「細見クン、やりてぃゃー曲にゃーか?(やりたい曲ないですか?)」とアルト佐野さんが尋ねた。なかなか練習に来れないドラムス細見くんを気遣ってのお尋ね。何を選ぶかなー。すると細見くん、楽譜を数枚取って背中にまわしシャッフルし始めた。あーっはっはっはっ。くじ引きかい!!さっと1枚取り出して、みんなに見えるように掲げたその曲は!! 『アマデウス浮かれる』…。最後に「細見くんご希望」の一曲をやって終わりましたのよ。
・廊下で楽器を片付けながら、ペット坂ちゃんが『はぐれ刑事…』ソロ時に酸素欠乏状態になると話していた。ボンベ希望ですか? ステージ上で酸素補給する?などとしゃべってて、ボンベつながりで誰かがこう言い出した。ヘリウム吸ってしゃべったら声が高くなるけど、楽器吹いたら音が高くなる、なんてことにはならんやろか?。…。だははー、そんなことならんやろー。でもそれ、おもろそうだからやってみよっか?それとも既に誰かやってみたことあるのかな。…経験談のカキコ、お待ちしています。

練習日誌 2006年 9月20日(水)

・新入団員、来団んー!! ペット男子です。清水せいごクン。播磨町出身で、仕事の関係で数ヶ月前から但馬に住むようになったそうな。で、ネットで吹奏楽団を探したところ当団を見つけた、という話だが。ん?ネット?もしや…。私:「戦務帳よんだ?」、清水クン:「あ、それでここに来ました」。だはは。戦務帳でイキのいいオトコの子が釣れました。ホントに元気よさそうです。サワヤカ系だし。19歳だし。…ええぇぇ~!!!!!高校出たてぇ~!!!! あつみ!! 兄ちゃんできたぞ、兄ちゃん。ペットパート、おっちゃんばかりじゃなくなったぞ!!
・先日の炬火リレー演奏のとき、現地集合した高校生には参加賞グッズの数々が渡されないままになっていた。雨降ってたから持って帰るのが大変だったしね。だから今日渡された。その中にポロシャツがあったんだが、色は赤とベージュのツートンで、胸にちっちゃく国体ロゴの刺繍入りというもの。それを見てクラしほつんの第一声はこれ→ 「…はぁぶぁタぁンの絵わぁぁぁぁぁー?(半泣き)」。だーはっはっはっは。そーか、はばタンTシャツの方がよかったんだな。すっげー期待したんだな。この言い方がものすごくものすーっごくかわいかったので、思わずモノマネしてしまった。はぁぶぁタぁンの絵わぁぁぁ?はぁぶぁタぁンの絵わぁぁぁ?…。「いーっ!!マネしないでくださいぃぃ」。もちろん彼女は嫌がったさぁ。練習後に、しほつんのモノマネを他の人にも聞いてもらったら、クラりえ蔵は「あ、似とるかも」と言い、クラりえりえは「うん、似とる」と言った。やったー、支持票2票獲得ぅ。彼女は身をよじっていやがった。「いーやーだぁー」。その姿がまたかぁいーんだ。でへへ。最近、しほつんの話題多い。恋してるかも。
・さて合奏。『モーツァルトポップスシンフォニー』から。しょっぱなからこの曲かえ…とつぶやきが漏れる。ん?でもモツアルト3曲の中でこれが一番簡単だろ?と言ったら、そういえばー…という顔でみんなシブシブ納得してくれた。半分勢いでいけるもんなー、この曲。
・次は『アマデウス浮かれる』。これはさっきの『ポップス…』より軽妙洒脱な曲だから、力まかせに吹かないで、周りとの音量のバランス考えて。この曲に関してはおっきい音はあんまり要らない。それよりキレイな音色をください。てな話を合奏する前にしました。曲の初めのうちはいい感じで流れた。わー、みんな音色意識してるー。しかーし…。曲が進むにつれて持久力集中力があやしくなり、だんだん音が荒くなる…。あぁーだれかっ!!着脱可能なスペアのくちびるをくれーっ!!
・『ジェラートコンカフェ』(この曲、譜読みがやっかい!!)をやった後、時間が余った。よし、クールダウンがわりにこの曲。で、『ウィーンはウィーン』を出したら、みんなにうえーって顔された。力抜いてマーチを吹けるようになろうなー。でもホルン族はマーチ嫌いの民族らしく、中井さんは力を入れまくって怒涛のように後打ちを吹きました。最後に嫌いなものを吹かされたのでぶーたれた顔でした。ううむ。